畑で取れるものが美味しく出回る頃になりました。ブカレストのピアッツア（＝市場）に並ぶものは近郊で採れたルーマニア産。太陽の恵みと無農薬で、どれを食べても美味しいです。
いつも行く市場でえんどう豆を発見！くんくん、匂いをかいで見ると日本のえんどう豆と同じ青っぽい匂いがします。お値段1キロ4レイ（＝約180円）。ブカレストの我が家では食卓に上がらない（＝お姑さんのレパートリーに無い）ので、とりあえず自分の分だけ500g、買って帰りました。
これだけのえんどう豆が90円。わたし一人の豆ご飯と卵とじにちょうどの量です。鞘をはずしてみると、大きいのやら小さいのやら、豆のサイズはまちまち。でも、えんどうの香りがおいしそう。
お米はエジプト米、日本式に炊飯したものは家では誰も食べないのでわたしの分だけ1カップ、ホーローなべで炊きます。が、お姑さんの目の前で白米を炊くのは至難の技。
洗米したら30分ほど置いておきたいのに、すぐにガス台に火をつけてくださいます。
しっかり蓋をしておきたいのに、「オ米ハ、吹キコボレルカラ、蓋ヲシナイモノヨ。」と貴重なアドバイス。
始めチョロチョロなかパッパ、で炊きたいのに、最初から強火にセット。
最後まで蓋をしておきたいのに、グツグツ音がしてくると蓋を全開にして中の様子を確認してくださいます。
いずれも丁重にお断りして、ホーロー鍋を守ります！
えんどう豆の卵とじを作るにも、お姑さんの怪しげなものを見守る視線を受けながら。まず顆粒の出汁のモトに注目されました～「コレハ何？」、「魚ノ、エキス。」、お姑さん、匂いをかいで「魚ノ、匂イガスル。」と納得。
卵とじは調理に時間がかかりません、煮汁を煮立たせてパッパと砂糖・薄口醤油で味付け。手早さにお姑さん、口を挟む間なし。卵を流しいれ、蓋をして出来上がり。
「私ハ、食ベナイワヨ。」～甘醤油味はルーマニア料理には存在せず、おかずに砂糖を入れることもありません。魚のエキスと醤油と砂糖の組み合わせ。お姑さんにとっては怪しげな料理のようです。
食べず嫌いなのがちょっと残念、でも、試食してもらっても口に合わないかも。そうです、どんな料理でも口に合う、合わないがあるのです。人が喜んで食べているもの、「まずい！」なんて言ってはいけません。それはまずい料理ではなくて、その人の口に合わないだけなのです。
私にとってはえんどう豆はこれが一番美味しいと思うんだけどな～。でも、何故マグカップに入っているの？ルーマニア料理には「小鉢もの」は在りません。だから我が家にはしゃれた小鉢が無いのです。日本の居酒屋さんでさっと出される付き出しの小鉢もの、私は大好きなんだけどな～。なんだか日本食が恋しくなってきたみたい！？！
thank you for your one click
マメご飯、うまいよねぇ。あたしも好きだなぁ。でもうちじゃ誰も食べてくれないし、今じゃめっきり作らなくなっちゃったよ。
それより足はどう？この前肉離れしたとこと違うか？無理して歩かれへんようになるのは困んねんから大事にせなあかんよ！
いっそ、リゾットにして、パルメザンチーズでも振りかけたほうがよさそうな。
卵とじ、もう少し半熟のほうが好きだなー。
食べたいな…。
先日、久し振りに本場？のアラスカ豆ご飯を食べました。
下記に写真があるけど、もっと粒がぎっしり詰まって豆は四角に変形していますよ！
http://vocce-gourmet.com/modules/wordpress0/index.php?p=9
大好物の豆ご飯、でも、こっちの家でも誰も食べてくれないの。精が無いけど、じぶんがたべたいからつくってしまったの。１合炊いて、3回に分けて食べたよ！
脚は、ぼちぼちあかんわ。まあ、ぼちぼち。
dosannekoちゃん、
相変わらずの食いしん坊ぶり。観察力鋭い！お米のリゾット、お姑さんが作ってくださるけど、これもまたオイリー。どろどろ。わたし、余り食べない。
利尻こんぶさん、
お久しぶりです、お越しいただいて嬉しいです。わたしもいつも覗かせてもらっています。
豆ご飯、私にとっては3年ぶりだったのです、エンドウの出回る時期、ここしばらくルーマニアに居たので、2005年に日本で食べたっきり。エジプト米でも何でも、おいしかったです！！
アイロンマンさん、
いろんな呼び方があるんですね～アラスカ豆、ぎっしり味も詰まっていて、さらにおいしそう！