ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2011年3月号目次

2011-03-31 | 目次


A table of content:
2011-3-01 マルティショールの言い伝え
2011-3-02 イズボール公園に銅像、現る
2011-3-03 変わりゆく大学広場
2011-3-04 ブカレストの玉ねぎ屋根教会
2011-3-05 オランダから、『Runner's World』
2011-3-06 振袖のすすめ
2011-3-07 伝統を打ち破る振袖
2011-3-08 ルーマニアの母の日
2011-3-09 シャオルマを食べるなら
2011-3-10 コヴリッジならここ!
2011-3-11 ルーマニアにもあるグルーポン
2011-3-12
2011-3-13
2011-3-14 海外からも安全と復興への祈り
2011-3-15 クライストチャーチからも
2011-3-16 いま出来ること
2011-3-17 温度差
2011-3-18 岩手にいるルーマニア人
2011-3-19 ルーマニアにはない、非常持ち出し袋
2011-3-20 海外メディアの報道
2011-3-21 いまこそ『武士道』
2011-3-22 「子供たちの給食袋づくり」ボランティア
2011-3-23 『原発くん』、早く元気になって
2011-3-24 現世界記録保持者、津波に・・・
2011-3-25 日本に居るということ
2011-3-26 ランナー的募金
2011-3-27 ひとまずルーマニアへ脱出
2011-3-28 ルーマニアから祈りの詞
2011-3-29
2011-3-30 「子供に絵本を送りたい」
2011-3-31 風評より怖いもの


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑関連ブログがいっぱい↑↑

風評より怖いもの

2011-03-31 | 日本のいろいろ


世界の専門家の英知を結集していても、納まる方向性すら見えない原発事故。福島第1原発の1~4号機廃炉が決まったけれど、その道のりは遠い、祈るしかないです。しかしながら、日本はいま膨大な量の放射能汚染物質を出して、地球環境を損なっていると思うと、わたしたちの地球に対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
 
原発事故が収まる方向を見せるようになったらルーマニアに戻ろうと思ってたけれど、このぶんではいつになったら日本を出発できるかわからないし、さらに先延ばしにも出来ないし・・・。

 

マドモワゼル母がつぶやいています、
>広島に原子力爆弾が落ちたとき、草も木も生えないし100年は人間も住めない、と言われていたけれど、ちゃんと人も住んでいるし都市として復興している。いま、原発から放射能が漏れてきても、大丈夫
 
・・・って、母、何を根拠に、かのように申す
 
人類初の原子爆弾投下でほんとうに多くの犠牲者が出たものの、その影響は大阪まで来なかったかもしれないけれど(おそらくその当時は、線量計などというものが存在するはずもなく)。60年以上前の原爆の影響で今でも多くの人が苦しんでいる、でも、その原爆とは比べようもないほど、規模も内容も異なっているのだけれど。

例えばチェルノブイリの原発事故の放射能放出と60年以上前の原子爆弾の規模を比べると、特定のひとつの物質に限ってみても、数百倍というけれど。
 
風評より怖いのは本人の思い込み。この老母、風評には惑わされそうにないものの、正しい情報をつかんできちんと避難できるタイプでもなさそう。大丈夫かなあ・・・。
(ダイイチ、タダシイジョウホウッテ、ツタワッテキテイルノダロウカ??ダレガ、イツ、ドウヤッテ、ドノヨウニ、ハンダンスル??)

参考記事:
○セシウム137で比較した場合、チェルノブイリ原発事故では広島に投下された原子爆弾の数百倍もの放射能が放出されたと言われています。
チェルノブイリ医療支援ネットワーク、Chernobyl Mecical Support Networkより抜粋)
 
○IAEA(国際原子力機関、International Atomic Energy Agency:IAEA)の記録によると、この事故による放出は、広島に投下された原爆(リトルボーイ)の放射性の汚染の400倍多い(以下、省略、wikipedia『チェルノブイリ原子力発電所事故』より抜粋)

一番上の写真は、ポストカードコレクションより。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑関連ブログがいっぱい↑↑
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 

「子供に絵本を送りたい」

2011-03-30 | 日本のいろいろ


実家で購読している新聞は、地震発生以降ずっとページ編成が変更されたまま。テレビ・ラジオの番組表が従来の最終面から中面で掲載されるようになり、最終面は大きな写真数枚を中心とした震災関連のグラビア記事になっています。
 
もともと新聞は最終面からめくることを得意としていたわたし、やっぱりこのグラビアの最終面から読み始め、震災関連記事をたどります。むごいとしか言いようのない残骸の数々、地震や津波からの奇跡のような生還、避難所にともるような温かな笑顔。写真は真実を伝えてくれるので、目をそむけません。
 
その後、必ずチェックするのが「支援情報~力になります」、のコーナー。食料品・肌着・毛布・タオルなどの支援物資を受け付けている団体や義援金募金情報を紹介しています。個人で物資を携えて直接被災地に出向くのは現実的ではないので、託せるところを探すのが早道。我が家にもマラソン大会でもらった参加賞タオルがいっぱいあるし。参加賞Tシャツを肌着代わりに受け付けてもらうのは、ちょっと無理があるけれど。
 
先週はこのコーナーで「子供たちの給食袋づくり」ボランティアを見つけ、さっそく実行中(⇒こちらから)。今週見つけたのは、「子供に絵本を送りたい」~誰でも考えることは一緒、手元の絵本を何とか役立てたい。手近にある数冊、数十冊ではまとまり無いけれどけれど、団体を通じて相当量が集まると、きっと使い道があるはず。
 
関西で集めている団体はこちら~「BESS岡山」さん。「使わなくなった絵本や木のおもちゃを次の世代に譲ろう」という子育て応援プロジェクトを企画しておられた矢先の今回の東北地方太平洋沖地震。「被災地の子供たちに絵本を届けよう」と趣旨を変更。

行政機関などを通じ、受け入れ先(避難所、幼稚園、保育園、乳幼児施設など)を探し、まとまった量の本が集まるごとに送るそうです。新品でなくても可、ハードカバーのみ。「BESS岡山」で検索を。

新聞を読むときには:
メディアによって情報の伝え方や伝わり方は、異なってくるということを念頭におきながら。記者さんの視点によっても、記事の伝え方&伝わり方は異なるということを、留め置きながら。

一番上の写真は、ポストカードコレクションより。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑関連ブログがいっぱい↑↑

ルーマニアから祈りの詞

2011-03-28 | 日本のいろいろ



この胸の中で傷がうずいてても、
もうあきらめようと思ってても、
笑みを未来に向けたら
きっとだいじょうぶだと信じたら
困難を乗り越えられるね。。。

いっしょにがんばろう!

一人じゃないからもう泣かないでね
手をつないで空を見上げて
希望の光を胸に入れさせてみたら
きっと強くなれるよ
力を持ってたたかおう!

いっしょにがんばろう!

廃墟の間で
不死鳥みたいに生まれ変わり
これからも笑顔で生きていこう
祈り続ける。。。




日本語勉強中の女子高生より、困難を乗り越える力を祈ってくれる歌。彼女が日本のために歌詞を書き、友達が作曲してくれるそうです。
 
メッセージが添えられていました(抜粋、ご本人の許可を得ています)。 
>何と言ったらいいかしら。。。
>被災された人々、心よりお見舞い申し上げます。

>だれものそばにいてあげられなくてすみません。
>本当にくやしいです。
>少なくてもお金を寄付するつもりです。

>原子力発電所が爆発しないように祈っています。
>日本国民の安全が一番大切なことですから。

これらをすべて日本語で書いてきてくれました。みんなが心配してくれるようすは届いています、ありがとうね。もう少し早く戻るつもりだったけれど、いまの原発事故の状況では・・・、4月に会いましょう!


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 

ひとまずルーマニアへ脱出

2011-03-27 | 日本のいろいろ
避難所に居る人々のリストの中に名前を発見できたルーマニア人の友人から、ローマ字で書かれたメール受信。なんと素早く、ルーマニアまで避難、メールの発信地はブカレスト。「困っていることがあれば、うちの実家に来てね。」とメールを出していたのだけれど、気持ちをありがとう、と。元記事はこちらから。
 
地震発生時、彼は自宅の2階に子供と一緒にいて無事~彼のいたところでは、1階は津波にのまれたけれど、2階まで来なかったそうです。別の場所におられたおくさまも消防士の誘導で避難して無事。おくさまの実家のご両親も親戚も無事。しばらく避難所に居たけれど、原発事故もあるし、とりあえず日本を離れようということになった様子。
 
やっぱり一番怖いのは放射線汚染。ルーマニアはチェルノブイリ(Чернобыль、旧ソ連、現ウクライナ)から程近い東欧。原発に過敏になっているとしても無理はないです。



どれくらい離れているの?上の地図をご参照。ルーマニアの北東の面積の小さめの国がモルドヴァ共和国。さらに北東にあるのがウクライナ。北西にハンガリー、その北にスロバキア、さらにその北の大きめの面積でポーランド。
 
チェルノブイリとルーマニア間の直線距離約810キロ。東京からブカレストは約8888キロ。東京からチェルノブイリは約8170キロ。それでもその事故の影響は日本まで及んだと言います。ちなみに大阪から福島第一原発までは、直線距離およそ583㎞。ち・・近い・・・。

距離計算:
◎参考にしたサイトはこちら、『地図上で2点間の直線距離を測る』

◎数字による測り方もあります、『都市間距離計算CGI』~2地点の緯度経度を入力すると、2地点間の距離が求められます。こちらから。

記事中の地図はwikipediaから拝借したものに、地名を書き加えました。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 
♪♪ご面倒ですがふたつともクリックしていただければとっても嬉しいです♪♪

ランナー的募金

2011-03-26 | 日本のいろいろ
巨大地震から早2週間余り。この間、中止になったマラソン大会、数多し。今後開催予定のマラソンも中止がすでに決まったもの、多し。

周りのランナーはそれでも意気消沈せずに、走った距離に応じて積み立て募金とか、大会や練習会に参加してチャリティー募金に積極的。

え?ワタクシ、マドモワゼル?一応ランナーのはしくれでしたが、3月に入ってから走ったのは2回だけ。走行距離25キロほど。これに百円玉どころか千円札を掛けても、走ってなんぼ、という募金には程遠いです。というわけで、ランナー的募金は論外。自分の得意なこと~「子供たちの給食袋づくり」でボランティア中。

世界を駆けるランナー的募金「RUN FOR JAPAN」

ランナー的募金はこちら。女子マラソン世界記録保持者、ポーラ・ラドクリフさんや、2008年大阪国際女子マラソン優勝のマーラ・ヤマウチさん(イギリス女子マラソン歴代2位のレコードホルダー、ご主人は日本人)たち、イギリス人著名ランナーが大使を務めて下さっています。

目標:(サイトより転載)
世界各国からすくなくとも1人のランナーが参加し、28日間内で合計走行距離24,901マイル(世界一周/約4万キロ)を完走することが目標です。ランナー達には、各自の走りを日本の人々のために捧げていただき、走った総距離の各1マイル(約1.6キロ)について、自国通貨最低1単位を義援金として寄付をお願いします。

義援金の使い道:(サイトより抜粋)
「Run for Japan」を通じてイギリス赤十字社に寄付された義援金は、壊滅的な自然災害からの長期にわたる復興作業のため、日本の人々を支援するために使われます。

「子供たちの給食袋づくり」ボランティア、5日目(3/26):
昨日は11枚の袋にハートを縫い付けただけ、少々停滞。今日はさらに30枚の袋を裁断、ハートをアップリケしました。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 

日本に居るということ

2011-03-25 | 日本のいろいろ
地震から2週間余り。ルーマニアから一時帰国中の私はまだ日本にいて、余りにもの大災害に考えることが多すぎて考えがまとまらず、心を落ち着かせること出来ません。でも、今この時に日本にいて、巨大地震の惨状をつぶさにニュースで見ることができる(by 日本語)のは、 よかったな、と思っています。
 
ルーマニアにいたら、これほど詳しくは報道されないだろうし(1週間ほど全チャンネルが震災関連報道ばかり、その後も震災報道は続いています)、本震直後から分単位で余震の「地震速報」がテロップで流れてくる恐怖感は測りしれないです。いまでも現地ではまだ余震がやって来ているし、原発事故は収まりを見せていない・・・。
 
そんな様子が続いていたら 心配で居ても立ってもいられなくて、日本へ帰ることばかり考えるだろうから。本国で何が起こっているのか、自分の地に足をつけて見たり聞いたりしたいから。
 
たとえ原発事故がもし起ころうとも、東南海地震がやってこようとも、日本の家族と一緒にいることのほうが私には安心できます。何かあったとして、一緒にいることのほうがずっと心強いから。万が一何かあったとき、一緒にいてあげられなかったという気持ちがきっと起こるだろうから。
 
今日は天気も良いです、たまには気晴らしを考えよう~。必要以上の自粛行動は経済活動が低迷して、復興を遅らせるともいいます。自分に出来る経済活動はやっていかなければ。でも、お金を払うから、と言っても買いだめ&買占めはダメ!ダメ!
 
ただ、ちょっと派手っぽいことは、どうしても気乗りしないのが現状。寒さも手伝って桜の開花が遅れているけれど、桜が咲いたからと言って、例年のように浮かれて花見宴会、という気分にはなれそうにない・・・。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 
♪♪ご面倒ですがふたつともクリックしていただければとっても嬉しいです♪♪

現世界記録保持者、津波に・・・

2011-03-24 | 日本のいろいろ


訃報です、とても残念な。陸上競技の世界記録保持者の下川原孝さんが津波で亡くなっていたことが報道されました。御歳104歳。98歳で投てき3種目に本格的に取り組みはじめ、100歳以上の部で3つの世界記録達成。現役の世界記録保持者なのです。
 
陸上競技にはマスターズ部門があって、男女とも35歳以上で正式参加すること出来ます。同年代のアスリート同士が切磋琢磨するので記録の公認は5歳刻み。下川原さんは「M100=男子100歳以上」というクラスの記録保持者。元気にトレーニングを続けておられたというから、7月に105歳の誕生日を迎えられて競技会に参加されたら、「M105=男子105歳以上」というとんでもない長寿クラスが出来るにちがいないと思っていたのに、残念。
 
それにしても98歳から投てきを始めるとは凄過ぎ。まずその年齢まで元気に生きていなければならないし。生き続けることが世界記録への道。
 


わたしもルーマニアへ渡る前までマスターズ陸上連盟に登録していました。毎年、全国大会が2種類、行われていて、「全日本マスターズ陸上競技選手権大会」と「全国スポーツ・レクリェーション祭マスターズ陸上競技の部」。開催は各都道府県持ち回りなので、旅行も兼ねて参加したり。陸上競技は種目数も多いので、各県から選手団が出来るのです。
 
年代の高いクラスはさながら同窓会。「よお、まだ生きていたのか。」などと冗談を交わしながら、競技になると真剣そのもの。高齢になるにつれ普通の生活をしていても足腰が思うように動かなくなってくる人が多いというのに、「練習しすぎて故障した。」というちょっと贅沢(?)な悩みを笑い飛ばしておられたり。

スポーツによって鍛えられられた肉体で到底その年代に見えない人生の先輩方が、陸上競技に取り組み、全国のアスリートと再会を楽しんでおられる様子は、「生涯現役」のスポーツ選手のお手本なのです。
 
日本マスターズの「最年長選手として象徴的な存在」「マスターズの宝」だった下川原孝さん、新クラスでの世界記録達成目前だっただけにさぞ無念であられることか。合掌。

著書はこちら


「101歳のアスリート」、表紙写真で元気なお姿をしのぶことが出来ます。やり投げのやりを持っておられるところ。

新聞記事より:
陸上マスターズ世界記録の104歳、津波で死亡

 100歳以上の陸上競技投てき3種目で世界記録保持者の岩手県釜石市、下川原孝さん(104)が東日本巨大地震による津波にのまれ、死亡していたことがわかった。
 体育教諭として県内の小学校や高校で指導し、50歳代で陸上競技を始めた。98歳で投てき3種目に本格的に取り組み、全日本マスターズ陸上に出場。100歳で円盤投げ10メートル72、101歳でやり投げ12メートル42、102歳で砲丸投げ5メートル11の世界記録を樹立した。
 県マスターズ陸上競技連盟の八重樫輝男理事長(71)によると、記録更新を目指して、腹筋や腕立て伏せを毎日100回以上こなしていたという。「温厚で実直な人柄。練習のやり過ぎと言ったら、『君にはいつも怒られるな』と笑った顔が忘れられない」と肩を落とした。
(2011年3月23日23時21分 読売新聞、こちらから)

記録コーナー:
下川原さんの世界記録は、こちらで見ることができます、「Shot Put」は砲丸投げ、「Discus Throw」は円盤投げ、「Javelin Throw」はやり投げ。世界マスターズ陸上競技協会World Masters Athleticsより。下川原さん以外にも何名か日本人選手が世界記録を保持しています♪

マラソンでは、60歳代男子の世界記録2時間36分30秒、静岡マスターズ所属の保坂好久(ほさか・よしひさ)さんが有名。2010年の別府大分毎日マラソンでの達成。従来の記録(イタリアのLuciano Aquaroneさんによる2時間38分15秒、1991年7月28日に記録)を2分近く縮めるという快挙。

「マスターズ関連報道および新聞記事」はこちら、日本マスターズ陸上競技連合から。一番上の記章はこのサイトから拝借。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 
♪♪ご面倒ですがふたつともクリックしていただければとっても嬉しいです♪♪

『原発くん』、早く元気になって

2011-03-23 | 日本のいろいろ
A Nuclear Reactor Explained by Poop and Farts: Nuclear Reactor Boy's Tummy Ache


英語字幕も付きました、『おなかが痛くなった原発くん』。
先週半ばからこの動画が流れていて、そのなかでは「たぶんこの2日くらいが勝負です」と言っていたけれど・・・事態の好転には時間がかかっています。予想されていたように「野菜への影響」も、水道水や土壌への影響も出てしまいました。
 
当たり前になってしまった豊かさ。被害の無かった土地に住み、被災地に思いを馳せながらもほぼいつも通りの生活をしている私たちから、考えなおさなければならないことかもしれません。

日本の電気の約3分の一は原子力発電に頼っているのです。発電された電気が、備蓄がきかないものであることすら知りませんでした。電気の作りだめって、出来ないのです。
 
こうやって向かっているPCも、電気が通じていて、PC環境が整っていてのこと。便利さに慣れ過ぎているので、なにもなくなってしまったら感じる不便は、インターネットが無かった時代以上のもの。
 
どこにいてもつながるのが当たり前だから、携帯電話さえあれば大丈夫、とみんな信じ切っているから、いっせいに頼り始めると、回線がパンク。電気のアウトプットが無ければ、充電も出来ない。
 
寒いにつけ暑いにつけ、スイッチ一つでエアコン・オン。特に猛暑には、周りのおうちみんながエアコンをつけるので室外機からの熱風でさらに不快指数は上がり、エアコンに頼らざるを得ない都会の生活。(⇔紙と木で出来ている我が家では、つね日頃から扇風機とうちわの生活ですが、林立するマンション住まいだとそうもいかないのは判ります。)
 
スーパーで商品を多い目に買っても、次の日には必ず棚に補給されていたから、その流通の迅速さに安心しきっていました。これも生産工場が無事稼働していて、運んでくれるトラックがあって、道路が通じていて、荷物をおろしてくれる人がいて、翌日営業できる店舗があって、棚に並べてくれる人がいて、宣伝してくれるチラシがあって・・・。たくさんの経路を思い浮かべることをほぼ置き去りにして、買い物をしていました。
 
豊かさを追い求めることばかりしていたので、いま、大変なことに。特に原発の事故、これは人災なのか??~人為的なミスではなく、原子力発電を容認・享受してきた私たちすべての問題。経済発展を求め、豊かさに慣れ切ってしまったこと。いまさら後戻りができないのがさらに問題。

ここまでして成し遂げた経済発展、ここまでしなければ成し遂げられなかった豊かさ。これが求めていた豊かさなの?ほんとうの豊かさって?さらにここから立ち直るのに、しっかり考えなければならないのです。

これも教材:
ブカレストで日本語勉強中の学生たちに送信、『原発くん』の動画~余計に心配をかけたかもしれないけれど。

ひとりごと:
地震から1週間後、福井県の友人に会ったときのこと。原発を抱える福井県内の地域でも同じようなことがあるんだけれど、と前置きしてから~原発の周辺の自治体というのは、国から多大の補助金をもらっているので、いざ原発に何か起こったときでも強く言うことは出来ないんだ、というようなことを語ってくれました。その補助金のおかげで市町村は潤っていているというのです。う~ん、そうなのかな。原発建設予定地になるとみんな万が一の事故のことを思って反対するけれど、国からの優遇策も手厚いはずだよ、と。
 
それにしても今回の事故は想定外。地震&津波による避難、原発事故からの非難、と2重の避難を強いられる住民の方々は大変な思いでおられることでしょう。そして、命がけで原発の手当てをして下さっている方々はわたしたちの誇り、安全と無事と成功を祈ります。

「子供たちの給食袋づくり」ボランティア、2日目:
今日はバタバタしていたので、給食袋づくりは、38枚分のハートを縫い付けただけ。まだ袋の形になっていません。明日また、頑張ります♪
ちょっと大変なのが、その中に一枚一枚、手書きのメッセージを入れなければならないこと。今日、お友達が家に寄ってくれたときに、2~3枚でも書いてもらったらよかった~。これから、友人に出会うたび、2~3枚ずつ、書いてもらおうと思っています♪
元記事はこちらから。


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 
♪♪ご面倒ですがふたつともクリックしていただければとっても嬉しいです♪♪

「子供たちの給食袋づくり」ボランティア

2011-03-22 | 日本のいろいろ

 
いま、被災地で必要とされているのは、
「お金」=義援金
「物」=救援物資
「労働力」=人手
「血」=手術用血液
 
義援金、献血、ひとまず済ませました。募金はネット環境があればどこでもできるけれど、献血は日本にいないと出来ないので、さっそくお出かけ。これらは継続的にまた時期を見て。



だいじなのが労働力。実際に現地に足を運んで力になることは、現実的には出来ないので、何か私にもできそうなことはないかな、と探していたところ、~「子供たちの給食袋づくり」、こんなボランティアを見つけました(読売新聞大阪版より)。
 
壊滅的な被害を受けた地域では、4月の新年度を前にして学校再開のめどすら立っていないのが現状です。その中でも子供たちが夢と希望を持って、再びみんなで一緒に給食を食べることができることを祈りながら、わたしたちの思いが子供たちに届くように、手作り袋♪
 
ワタクシ、マドモワゼル、「脳みそ=筋肉」の体育会系だけではありません!実は自称「ミシンおタク」、カタコトとミシンを動かして何かを作るのが大好き♪たくさんの子供服・大人服、ステージ衣装やウェディングドレスも作ってきました。小さなものではポーチを作ったりクッションを作ったり。そんなおりに何かに使えそう、と気に入って買い集めたハギレがいっぱい。いまこそこれを使うとき!


 
「子供たちの給食袋」、規格があってサイズが統一されています。子供柄の生地で、縦28センチ、横20センチの巾着型。中央部にハートを縫い付けること。手作りの得意な人で凝った仕事をする人なら、フリルや刺繍をしたりアップリケを施したり、と創意工夫をしたいところだけれど、「給食袋」の雰囲気を統一するための規格。これにも賛同できます。
 
自分の得意なことが役に立ちそうなので、張り切って!~今日は、50枚以上のハートを切り抜き、38枚の給食袋サイズの生地を裁断し、ハートをマチ針で留めました。夕方になったのでひとまず終了(老眼が入ってきて、夜のミシン掛けはちょっとつらいものが・・・)。明日からは「ミシンおタク」♪♪

「子供たちの給食袋づくり」ボランティア、こちらから:
規格があってサイズが統一されています、ハートのサイズや色、付け位置も定められていますので、ご確認を。手作り好きな方にはぜひお勧めしたい、おうちで出来るボランティアです。
(記事中のイラストはボランティア募集のサイトから拝借しています)


ランニング部門⇔⇔⇔にほんブログ村 海外生活ブログ ルーマニア情報へ
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑ 
♪♪ご面倒ですがふたつともクリックしていただければとっても嬉しいです♪♪