ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2007年11月号目次

2007-11-30 | 目次


A table of contents:

2007-11-01Multi Ani Traiasca
2007-11-02いざ、アテネへ
2007-11-02マラソン・エキスポ
2007-11-03アテネマラソン前日(午前)
2007-11-03アテネマラソン前日(午後)
2007-11-04アテネマラソン(速報版)
2007-11-04アテネマラソン(レース編)
2007-11-04アテネマラソン(出会い編)
2007-11-08アテネ街角の猫
2007-11-15無事帰国
2007-11-16お掃除三昧
2007-11-18東京国際女子マラソン、途中棄権
2007-11-20収容バスの中から
2007-11-21闘走心
2007-11-29ルーマニア人、明日来日
2007-11-30ルーマニア人、やって来る


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ルーマニア人、やって来る

2007-11-30 | 外国から日本訪問
今日の午前中に、本当にやってきました!ブカレストからブダペスト、ヘルシンキ経由で20時間もかけて!
 
しかも自家製の100%ナチュラルの手作りワインを10リットルも持ってきてくれました。ルーマニア特産のツイカ・パリンカも!これは我が家だけでは消費し切れません、ぜひたくさんの仲間と一緒に味わいたいです。

さてその彼、私鉄の自動改札が初体験、入り口で切符を投入せずに通過して「ピンポ~ン」、出口では再投入した切符が出てくるのかと立ち止まり覗き込んでいるマリアンです。
 


我が家は大阪の下町にあります、ごちゃごちゃした商店街で目を輝かせて写真撮影しているマリアン、何もかもが珍しいようです。純日本式の我が家、「マルデ、博物館ノヨウ。」と障子・襖の開け閉めも楽しそう。靴を脱ぐ和式の習慣も、ガイドブックで学習してきたけれども上がりかまちの上まで靴をはいてきてしまいました。
 
明日は午前中に大坂城へ、午後からはナンバ周辺(でんでんタウン)に廻る予定。日曜日は奈良・大仏マラソンです。


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ルーマニア人、明日来日

2007-11-29 | 外国から日本訪問


大阪に帰ってきて2週間余り、やっとぼちぼち走り始めました。ホームコースの大坂城もイチョウが色づいています。

と思っていたら、明日からルーマニア人のランニング友達が日本にやって来ます。マラソン大会参加がメインなので、2日の大仏マラソン(奈良)、9日の東山マウンテンマラソン(京都)と、私も一緒に出かけることになりました。

大阪城も走って観光、近場に山のないブカレストに住む友人なので生駒にも走りにいこうと思っています。どこかで見かけたら、びっくりせずにぜひ声をかけてやってくださいね!

え?マイダーリンは?う~ん、今年の有給を使い果たし、残念ながら今回も来日見送りとなりました~詳しくはこちら


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闘走心

2007-11-21 | 日本でランニング
東京国際女子マラソン、その後の反省。体調整わず、完走への気持ちがたかまらず、本当にあっさりとリタイアしてしまったことへの反省。
 
闘争心、不足。
ルーマニアで「完走すれば入賞」というぬるま湯につかりすぎて、闘争心がなくなった??

闘走心、不足。
闘う+走る+心。反省しきりです。

自分と闘い続ける心、
走り続ける気持ち、
これが一番大事。


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収容バスの中から

2007-11-20 | 日本でランニング


東京国際女子マラソン、リタイアした後は収容バスに乗って競技場へ帰ることになります。最終ランナーのそのうしろから収容バスはゆっくりとコースを競技場へ戻っていきます。

でも沿道には最後まで声援の人が残っていて、収容バスに向かって暖かい拍手をいただきました。「よく頑張ったね、お疲れさん。」という表情が伝わってきます。リタイアしてしまった私、当然「途中棄権の情けないランナー達」という目で見られていると思っていました。沿道の人たちに感謝です。

収容バスには3種類のランナーが乗っています。ぎりぎりまで頑張ったけれどもタイムオーバーで失格になった人。限界まで走り続け精根尽き果て倒れ込むように棄権となってしまった人。もう走れない、と諦めて自分から棄権した人。

私はあっさりと走ることを諦めてしまった人種。でも、沿道の人たちは収容バスのみんなをねぎらってくれています。身体への負担を最小限にとどめたほうが得策だろう、などと理由を付け完走をめざさなかったことが、このときいっそう情けなく思えてきました。

わたしが初めて東京国際女子マラソンを走った1998年から沿道に欠かさず応援に来てくれている小学校時代からの友人、今年もずっとわたしのことを待っていてくれました。最終ランナーがマラソンゲートに入り、ゲートも閉じられているというのに、沿道で待っていてくれました。

彼女だけには前日にポツリと「体調が整っていないから、完走できないかもしれない。」と漏らしてしまっていました。収容バスの窓越しに彼女に出会ったときはもっと情けなく感じたし、例年以上に時間のかかってしまった私を待っていてくれた彼女にこれまで以上のありがとうの気持ちでいっぱいになりました。

リアルタイムでDNFの情報を得てメールを下さった方々もありがとうございました。今回ご心配をおかけしてしまいました。また笑顔で走れるようになります、走ることが大好きですから。

上の写真は出走直前のわたし。いつもとは違う硬い表情で写っています。


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東京国際女子マラソン、途中棄権

2007-11-18 | 日本でランニング


東京女子マラソン、体調が全く整わずにあっさり途中で止めてしまいました。最初から脚も身体も重く、ペースも上りません。30キロを過ぎて、とてもあと12キロは走れない、と。
 
これは普通のマラソン大会じゃない、歩くような速度で走っていてはタイムオーバ
ーで失格になる、と。走る前から身体も精神も疲れている、とことん疲れ果てる前に棄権したほうが、リカバリーしやすいだろう、身体への負担を最小限にとどめたほうが得策だろう、と。
 
日本へ帰ってきたのが直前の月曜日。中4日で東京へ移動。欧州での夜行電車+南回り乗り継ぎ飛行=合計72時間近くの移動による疲れと時差ぼけなど体内時計の狂いがきちんと直っていませんでした。
 
2週間前にもフルマラソンを走っていました。このときは32キロまではじっくり我慢して余裕のあるペースで走り、くだりになるラスト10キロをキロ4分半でカバー、トータル3時間18分でした。ビルドアップで走りきったレースでした。でも疲れが残っていることは自覚していました。
 
そして今回の東京女子マラソン、最初から人の多さに酔ってしまいました。参加人数500名ほどのマラソンで人酔い?そうです、すっかりルーマニアボケ。かの国のマラソン人口は少なく、フルマラソンで男女合わせても30~40名ほどの大会が最大規模なのです。

競技場に到着したときから、審判員・スタッフの多さに人酔い。控え室となっている体育館内にランナーが余りにも密集しているために人酔い。スタンドに上ってみても次々詰めかける観客に人酔い。

スタートしてトラックを2周回半する間、余りにもの人の多さに全くペースがつかめません。競技場を出てからも前に続々とランナーの隊列。3時間半以内にゴールをする人たちばかり。しかも女性ばかり、黒髪ばかり(茶色に染めている人もいますが)。完全に人酔いです。
 
幅広い車道を使っているので、なるべく人にまぎれないようにコースどり。できるだけ他のランナーを見ないようにして走るようにしました。いつもならば、たくさんの人に混じって走ることを何よりも楽しみにしているのに。
 
過去に何度も3万人規模のマラソンを走っています、女子ばかりのマラソンも何度も走っています。それでも今回は人酔い。百戦錬磨を誇るワタクシ、マラソン大会で人酔い、なんて初めてです。気持ちがくすんでしまい、目標がかすんでしまい、走れなくなってしまいました。

東京女子を走るならもう少し早く帰国して、日本で一度でもレースを経験すべきでした。そしてやっぱり2週間前のフルマラソンレースは、走り過ぎかな?~いつでもどこでもレースに出過ぎること、これが一番のネック。

そんなことよりも何よりも、日本からルーマニア、環境の変化で十分なマラソン練習ができていませんでした。山のない平地だけのところでの練習にうまく取り組むことができていません。

井の中の蛙、大海に沈む・・・十分予想できた結果となってしまいました。反省。


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お掃除三昧

2007-11-16 | 日本のいろいろ
実家に帰ってきてからというもの、夜更かし&朝寝坊ばかりではありません!毎日雑巾片手にお掃除続行中。何せ6月に骨折してしまった母、寝たり起きたりの生活で掃除に手が廻らず。夏の暑さに弱い母、これまた寝たり起きたりで掃除は二の次。というわけで1年ぶりの大掃除に精を出しています。
 
かくいうワタクシ、いったん物事を始めたら徹底的にやりたくなるタイプ(←腰を上げるのが遅いタイプでもあります)。ハタキをかけるだけでは不十分と隅々のホコリまで竹串で掻き出し、掃除機に吸わせています。
 
キッチンの大掃除には重曹を愛用。白い粉を水に溶きスポンジに含ませて拭くと、たいていの油汚れはするりと取れます。今までゴシゴシこすっていたものが余りにも簡単に綺麗になるので、あちこち拭きたくなってお掃除にハマッてしまうのです。換気扇のレンジパネルだけはちょっと難航、漬け置き洗いを繰り返しましたがやっと綺麗になりました。
 
ブカレストのお姑さんは毎日こまめにお掃除するタイプ。だからいつでも綺麗でクリーンな環境を保っています。でも化学合成された洗剤を使っておられるので、重曹もお勧めしてみたいです。
 
明日から東京へ。参加資格を得ることができた東京国際女子マラソンです。荷造りもしなくちゃ~でも実家に戻ってきたというのにどの引き出しに何をしまって行ったか覚えておらず、着替えの衣類を探し出すのにも一苦労。

今日地下鉄にも乗りましたが、ブカレストとは反対の方向から電車がやってくる、それだけのことなのにとても違和感があります。日本での生活に慣れるまでまたしばらくかかりそうです。



上の写真はブカレストの地下鉄駅。中央にホームがある場合、写真に向かって左側のホームならば、向こう側から電車がやってきます。日本だったら、手前から向こう側へ走って行くところです。たったこれだけのことなのに、あれ?っと思ってしまいます。


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無事帰国

2007-11-15 | 日本のいろいろ
週明けに無事帰国しています、ご挨拶が遅くなりました~。
 
なんと、ブカレストの家を出てから大阪の実家にたどり着くまで72時間近くかかり、移動疲れと時差ぼけも手伝って、夜更かし&朝寝坊のここ3日ほどです。
 
帰ってきたその日には、元気よく大阪城に走りに出ました。あいにくの小雨模様でしたが、昨年と全く同じ状況で同じ人に出会いました~「なにやら似た人が走ってきたと思ったら~帰ってきたんや!」
 
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次の日には、外猫のタランちゃんがお出迎え。「タランチャン、私ノコト、覚エテイルカシラ?」「ソリャ、覚エテイルヨ、オ母サンニナッテモネ。」と、帰ってくる前にマイダーリンと話していたところ。ちゃんと私に挨拶に来てくれました。夏の間、子猫にお乳を上げていたので痩せ細っていたそうですが、今では元に戻りました。
 
帰国後中4日で東京国際女子マラソンのために上京です。いまの私、とてもgood resultをねらえる状況ではないですが、自分に納得できるレースにしたいです。
 
市民の部が併設されてから、女子だけの単独マラソンとしては国内最高規模、いや、世界に類を見ない大会となっています。あのたくさんの女子選手に囲まれて走るのはとってもわくわくします。

(何せ、ルーマニアでのマラソンレース、完走すれば入賞、というぬるま湯のようなところに浸っていましたから。)


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アテネ街角の猫

2007-11-08 | お出かけ先のナイススポット


やっぱりネコ好きで、街角でネコを見かけたらあやしたくなるし、写真を撮りたくなります。というわけで、アテネで見かけたネコちゃんたち。



アクロポリスを見上げるプラカの街区、お土産やさんやレストランが並ぶ地区です。このネコちゃんはお土産やさんの番頭さん。わたしが写真を撮っていたら、お店の人が、「トッテモ、ソフトナ、触リ心地ヨ。」、もちろんわたしもタッチしました!



エーゲ海クルーズ船の出る港町のネコちゃん。



新聞スタンドの裏手でお昼寝でした。



このネコちゃんもお昼寝。なぜこのネコちゃんがアテネのネコかって?横に落ちているビールの王冠にご注目。ギリシャビール、アムステルの王冠です。



街角のレストランでは、アムステルやミソス、などのギリシャビールを飲むことができます。アルコール度数4.5%、ルーマニアのビールは5%が一般的なので、少し軽く感じます。

あら?なぜビールの話題に??(わたしの嗜好品がバレてしまっているかも??)

最後に、お土産に買って帰ってきたポストカードのネコちゃん。ギリシャの青い空&海、白壁におしゃまなネコちゃんはとてもよく似合います。



ただいま、荷造り真っ最中。9日金曜日のお昼過ぎにブカレストを発ちます、国際夜行列車でイスタンブールへ、飛行機待ちで一泊して、11日のお昼の便で、ドバイ-シンガポールを経由して日本へは12日の夕刻に到着。元気だったら、その日のうちにマイコース、大阪城に走りに出かけます!

アテネマラソンのレポートはゆっくり落ち着いてから。


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アテネマラソン(出会い編)

2007-11-04 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


日本の田中千洋選手にも出会いました、提携している長野マラソンからの派遣選手としてアテネマラソンに参加。もちろんエリートナンバーです。

私のゴール直後に日本人女性が表彰されていて、そのときはアナウンスをよく聞いていなかったので誰なのか判らず仕舞でしたが、スタジアムの外に出てきた小柄な日本人女性、大きなカップを手にした田中選手でした。

「あ、田中千洋さんですね!おめでとうございます!」
「私、貴女が日の丸を持ってゴールされるところ、見ていましたよ!」
 
ゴール地点すぐそばでの表彰式、自分の表彰だけに気をとられずにちゃんと後続ランナーのことも見てくださっていたのです。。

近くで言葉を交わすのは実に10年ぶり、私がランニングを始めた直後の「メイプル・マラソン」(97年秋・兵庫県)に招待選手として来ておられた田中選手、ちょうどその年の北海道マラソン優勝とのことで時の人でした。その頃は旧姓・小倉選手だったかもしれません。

まだ国際女子マラソンの参加資格も持っておらず、資格記録突破を目標にしていた頃の私。招待選手として市民ランナーと一緒のレースをスタートしたのですが、近くで張り切っている私に走りながら声を掛けてくださり、す~っと遠ざかっていきました~当たり前ですが。

そしてフィニッシュ後の田中選手、コースを逆走して後続に声を掛けてくださっています。もちろん私も声をかけてもらいました!~ゴール後にサインまでいただきました!

自分のレースのことだけではなく、ちゃんと周りにも気遣ってくださるんですね。10年前とちっとも変わらない温かい田中選手に出会えてとてもうれしかったです。


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