ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ロムンカと走る日本でのフルマラソン

2012-09-12 | 外国から日本訪問
次の冬シーズン in JAPAN、「日本でフルマラソンを走りたい!」というお友達のロムンカ(=ルーマニア人女性)が続々!(と言っても、お二人ですが・・・)
 
まず、ニッポンの首都・花の東京で開催の東京マラソン。日本を走るなら、ここ!と外国人には魅力の首都開催。ネックは抽選で参加者が決まること。いつもいろんなことを日本語で話し合うロムンカのお友達、彼女が走りに来るのなら私も走りたい、と、申し込んだものの、予想しうる当選確率といえば・・・。

その1)ロムンカ当選、マドモワゼル落選。・・・外国人枠があるとすれば、これがいちばん確率が高そう。
その2)ロムンカ落選、マドモワゼルも落選。・・・申込者数からすれば致し方なし。
その3)ロムンカ&マドモワゼルとも当選。・・・そうなれば一緒に東京を走れるのでうれしいけれど。
その4)ロムンカ落選、マドモワゼル当選。・・・たぶんありえないでしょう。

それほどの加熱ぶりを見せる日本のマラソンブーム。実家の近くで言えば、先着順申し込み受付の泉州国際市民マラソンも、すぐに締め切ったらしいです=、何たるブーム、何たる殺到具合。すごいことになっているみたいで、いったいどうやって参加する大会を確定させればいいの=!!
 
が、ワタクシ、マドモワゼル、すかさず名古屋ウイメンズに申し込みました!申し込み時のランネット(=インターネットでの申し込み受付窓口)の混雑が心配だったけれど、時差があるのでそれをうまく利用して、日本時間の夜中の3時ごろ。ネットもすぐにつながりました。

そして、先着順受け受けのランネットでお友達エントリーも完了。ちゃんと確認メールが届いたので、きっと申し込みは成功。お友達の海外申し込み=12000円のところ、国内申し込み枠で10000円(ほかにエントリー手数料500円が加算)、2000円の節約♪
 
そのお友達は、ルーマニア人。名古屋ウイメンズだから、もちろんロムンカ。中学校のとき4年間、日本語を勉強していたとのこと。

「日本に行きたいな~、2~4月、いつくらいがいいかな?」と聞いてきたので、
「2月は寒すぎでお勧めできない。大阪は雪もめったに降らないし、ルーマニアよりましだけれど。4月上旬は桜が一気に咲くのでとてもきれい。でも3月には、女性だけの1万5千人のマラソン大会があるよ。去年が第1回大会で大成功、ギネスブックにも載っている大会。貴女の初フルマラソンを、日本で完走するのはどう?」
 
そのロムンカ、ブカレストでハーフマラソンを2度完走しているけれど、フルの経験は無し。『初フルを日本で!』の言葉が効いたみたいで、「3月の名古屋を走る!」と回答が帰ってきました。
 
私ほどのランフリークではありません、昨年の10月が初ハーフ。フィットネスで走っているおしゃれなランナー。でも、初フルに日本を選んでくれました~「制限時間が7時間だったら、何とかなるかなあ?」
 
名古屋ウイメンズへの申し込みと相前後して、すでに日本への航空券を購入。大阪での宿は私の家、名古屋を走った後、東京にも行きたい、と言っています、日本に行くなんて、一生に一度のチャンス、とも言っています。彼女の笑顔はこちらから。

飛行機の一人旅がちょっぴり不安なので、お友達夫婦も一緒に来ます。ルーマニア人、3人まとめて、畳の上で寝てもらいます==、これもまた、日本の文化♪


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留学生を託すところ

2010-04-12 | 外国から日本訪問


ルーマニアからの留学生、アンドレアを迎えた私ですが、今週の木曜日にはルーマニアに戻ることになっています。せっかく奈良で彼女に出会えたのに、すぐに日本出発してしまうなんて、身近にいて彼女の助っ人になれない・・・。でも、奈良には「この人に頼んでおけば大丈夫!」という強力なお姐さんがいます。さっそくアンドレアを連れて行ったら・・・。
 


「ちょうど良かったわ、これから店の仕込みのための買物に行くから、あなたたち二人で土筆のハカマ取りをしてちょうだい。」、土筆はアンドレアにとって初物、私にとってもこの時期しか味わえない季節の味。
 
ほかに里山から脚で集めた今日の収穫物はふきのとう。もう今シーズンはこれが最後だろう、とのこと。そんな自然に近い生活をしているのは「京富」のC姐さん、ランニングの大先輩。

大先輩、と言うといつも叱られます、走暦はほぼ同じじゃない、と。マスターズ陸上の年齢別日本記録保持者(1500mと3000m)でもあるので「奈良マスターズの女王様」と言うと、これまた「そんなこと無いわよ。」と大きな瞳がキラキラ。間違いなく人生の大先輩。
 


ハカマ取りを任せられたアンドレアも「両親のいる田舎で、よくお父さんと山にキノコを採りに行きました。お父さんと一緒に採ってきたキノコを、お母さんと一緒に下ごしらえします。こういう仕事は大好き。」
 
「京富」を英語でアンドレアに説明するとき、Japanese Pubと言ってしまったけれども、この風流な小料理屋さんをなんと言い表したらいいのやら。C姐さんが趣味で始めたようなお店、自宅の一部を改装して内装も自分で手がけ、営業も週に4日。決まったメニューは無く、いつもC姐さんのお勧めの手料理をご馳走になります。
 
アンドレアが半年を奈良で過ごすことや、私がもうすぐルーマニアに戻ることを話すと、「お腹すいたら、ご飯食べに来なさい。」と、心強く引き受けてくださいました。
 
不思議なことにお店に来る人はみんな友達になってしまう「京富」。きょうも晩御飯を食べにやって来た柔道整復師のT先生、一緒にテーブルに付きながら「困ったことがあったらこの人に相談すれば間違いないから。」と、C姐さんをご推挙。
 
そんな話をしながらも次々手料理を出してくださるC姐さん。「タコとイカは食べられません。」と言っていたアンドレアのはずが、ホタルイカは「美味しい!」と言って2つも食べました。
 


雑炊にのった黒い海苔、私のルーマニアの友人達には不評だったけれどアンドレアは大丈夫。お腹一杯、というまでたくさん食べました。



大粒の甘いめに漬け上げた梅干も添えて。このお店では何でも美味しい~。アンドレアがたくさん写真に収めていたので私もついでに。



「ここはとてもリラックスできます、また友達とここへ来ます!」とアンドレアも気に入ってくれた様子、良かったです。大学への留学中に、できるだけたくさんの日本人と友達になってもらいたいです。学生だけではなく、もっとたくさん。そして出来るだけたくさんの日本の心に触れ合ってください。

@Nara


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ルーマニアからの留学生、日本へようこそ

2010-04-10 | 外国から日本訪問

 
Bine aţi venit în Japonia~ルーマニアからアンドレア、無事到着。奈良で留学生としての生活をスタート。アンドレアはブカレストの公立高校で日本語を教える先生、そしてブカレスト大学の院生でもあり、修士論文を仕上げるための半年間の留学なのです。大学が始まるまでの週末に出会うことできました。

「日本はルーマニアよりもずっと進んだ国だと思っていました。日本が2010年だとしたら、ルーマニアは1990年くらい。そんな日本に来て驚いたことがあります、インターネットの開通までに2週間以上かかるのです、書類がいっぱいあって。」
 
う~ん、確かに時期も悪いかも。多くの人が新生活をはじめる4月頃はきっと工事も込み合っているのです。来日して1週間は役所関係・各種届出や携帯&ネットの契約に追われていたそうです。
 


「ルーマニアとメールも出来ないので。」というアンドレアに代わって、彼女の元気な姿をご紹介。小顔のアンドレアと一緒で風船のように見えるワタクシ、マドモワゼル。「写真を撮って下さいませんか。」とアンドレアが日本語で通りゆく人に頼んでくれました。



アンドレアと待ち合わせしたのは土曜の午後。奈良で満開の花見を楽しめる週末とあって、興福寺・東大寺あたりは行列のできる参拝客。それらは通り過ごし、人の少ない抜け道を選んで二月堂へ。
 


土壁と石畳の続く道、アンドレアはとてもお気に入り。



土手のきわから延びてくる小さな雑草の花にもカメラを向けています。
 


勺ですくって手を清めるのも初めて。「いままで日本文化の紹介の授業では、本で読んだりインターネットで見たりしたことを話して来たけれど、これからは自分の経験として話すことができます。」、ひとつひとつがとても楽しそう。
 
アンドレアは日本の財団から奨学金を得てやってきました。毎年、その枠は一人。当然ながら優秀な学生を選抜、大学院の推薦もあり実現したのです。日本で過ごす貴重な時間、充実したものでありますように。


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富士登山競走、外国人参加枠

2010-03-26 | 外国から日本訪問


富士登山競走、今年から参加者に課せられた参加資格。
オフィシャルサイトより)

「山頂コースの資格については、過去3年間の大会において山頂コースは五合目関門通過タイム、五合目コースは五合目ゴールタイムが、それぞれ2時間30分以内の実績のあるランナーは参加可能とする。
上記の実績がないランナー、若しくは初参加の場合については、五合目コースでの参加可能とする。」


これ、ルーマニアのラン仲間に「なにそれ~!」と怒られてしまいました。「3年間に2度も日本へ行くなんて、不可能だよ。」と。かくいうマイダーリンも興味津々の富士登山競走。マイダーリンが毎年のように日本に来てくれると、私は嬉しいけれど。



日本の最高峰、3776mの富士山頂を目指すこの大会は、海外でも有名。昨年もルーマニアからラン仲間がこのために来日しています。ギリシャのオリンプス・マラソンを走ったときにも、地元ギリシャ人ランナーに尋ねられたのがこの富士登山競走。

この人気大会に、外国人参加枠はないものかとサイトを熟読。英語サイトには、「2時間30分以内の実績」の記載は無し。マイダーリンのためにも主催者に直接問い合わせてみました。

すると、外国からこの大会のために来日してくるランナーのためには、本大会での参加資格記録がなくても、外国でのトレイルランの実績を考慮するとのこと。アスファルトの上で行われるフルマラソンがたとえ3時間以内であっても、それは認めない。トレイル完走経験だけでもだめ、ある程度の実力が必要、とのこと。

ワタクシ、マドモワゼル、具体的に尋ねてみました。「全長40キロ、標高差2800m以上あるトレイルラン(=オリンプス・マラソンの場合)で、全体の3分の一程度の着順だと大丈夫ですか?」、英語を話す外国人担当者が全体を見て審査する、とのことですが、たぶん大丈夫、とのこと。ただし、山頂コースに申し込んでも、審査によって外国人でも5合目コースに振り分けられる場合あり、とのこと。
 
昨年のオリンプス・マラソン、507人が出走して439人が完走(最終ランナーは9時間58分59秒、制限時間10時間)した大会で、マイダーリンは119位。たぶん大丈夫。ちなみに私は全体の169位。これはちょっと危なっかしい。第一、私は日本人だし。審査の対象外、5合目コースから参加のこと。
 
申し込みにあたってWeb-siteや成績表を添付するそうです。が、ここで問題。マイダーリン、実力的には大丈夫でも、もはやお休みが取れないほど休暇の予定を申請しています。今でも、「秋にアテネマラソンとポルトガルのマラソンに行きたいんだけど、問題は僕のボス(=上司)。ヒロコ、お願いだから、ボスのために日本のお土産、買ってきて~。」、こんな具合。
 
アテネやポルトガルは2泊3日くらいで行って帰ってくることが出来るけれど、ユーラシア大陸の遥かなる東の端の端、ニッポンとなるとそうは行きません。と言うわけでマイダーリンの来日はしばらくお預け。いまは「ヨーロッパ中の国のフルマラソンを完走する」と目標を定めて驀進中。



写真は過去に一度だけ富士登山競走に参加した2004年当時のもの。山頂コースを3時間42分で完走。



その翌日に静岡県側から富士山麓を散策、山頂までいくつもりも無かったから、パラソルにUV手袋といういでたち。なんともミスマッチ~。オリンプス山の走路にも似ているけれど、オリンプスでは残雪の上を行くコースでした。



ギリシャ神話の山、オリンプスを舞台にしたオリンプス・マラソン参戦記はこちらにあります。

前日編 マラソン受付とパスタパーティ
レース編 オリンプス・マラソン
結果編  オリンプス・マラソン、男女とも外国勢の連覇




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日本のお土産

2009-04-07 | 外国から日本訪問

 
マイダーリンが持ち帰った日本のお土産で、ブカレストの家には「ジャパン」のコーナーが出来ていました。所狭しとペーパーランタンも飾られたメインコーナー、絵馬や破魔矢もあります。
 


このコラボレーションは、ナイス!~サッカーチーム・ディナモの大ファンであるダーリン、チームメンバーのポスターの上に「必勝」だるま。ただいまのリーグ戦で首位を独走中。
 


これは日本人が余り買わないであろうと思われる陶器の飾り皿。ほかに小さな飾り皿で裏にマグネットが付いているもの、絵柄はお相撲さん・着物美人。
 


着物美人といえば、このセット。奈良のお土産やさんで見つけたもの。100円ショップにも同じような絵柄のお猪口などがありましたが、絵柄がどう見ても中国風でわたしも気に入りませんでした。
 


ダーリンはもともと陶器のおみやげ物が好きで、大きなビアマグはルーマニアのお土産。いろいろ集めて悦に入っています。
 


なぜかキティちゃんも気に入り、「そば」といっしょに。100円ショップのダイソーでこれらのタペストリーを選ぶとき、いちいち「これ、なんて書いてあるの?」と尋ねてきて、答えるのも面倒なくらい種類があるのです。ほかに家に飾ってあるのは「祭」・「氷」。字の形が気に入ったのかな?

念のため、ダイソーはブカレストにもあって、6レイ(=今年4月の為替で約210円)均一。同じ種類のタペストリーも買うこと出来ます。今年から9レイ商品も置いてあります。
 


お気に入りの「カミカゼ」コーナー。「日本」のハチマキなら100円ショップで手に入るのに、こだわってお土産やさんで「旭日旗」柄と「神風」を選んだのです。なぜかもともとディスプレイしてあったポルトガルのバンダナの横に並べてあります。
 


お姑さんにと渡しておいたお雛さまは、ちゃんとお部屋のグリーンに飾ってもらっています。3月3日、日本の春を迎える女の子のお祭り、ルーマニアにはマルティショールといって、小さな贈り物をする習慣があるのです。
 
ほかにも日本のものがあちこちに飾ってあって、漢字を見るだけで日本が身近に感じられてほっと一安心のわたし、ダーリン、日本に来てもらってよかったよかった~。
 
わたしは明日から6日間、クルージ・ナポカへ。先月一緒に我が家にホームステイしていたヴラッドの勤務先・警察学校にて「ジャパン」のプレゼンです!わたしは日本の着物を着るけれど、トランシルヴァニア地方のフォークロアは内外でも有名。イースター前に華やかな衣装を見れると嬉しいな~。

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出発まであと2日

2009-03-30 | 外国から日本訪問

 
マイダーリンがやってきてワイワイがやがや、大忙しで過ぎていった3月。「日本のお酒を飲んでもらってね。」とたくさんの差し入れをいただき、はしゃぎすぎて風邪を引き込み、いまだにガラガラ声。
 


「マイダーリン、奈良の鹿がお気に入り。」と言っていると、「はい、これ。お土産に。」と差し出してもらったのは本物の鹿の角。奈良の奥山をマラニック(マラソン&ピクニック)途中、「道端で拾った!」、ってこんなのが落ちているとびっくり。

でもこれ、個人でルーマニアには持って帰ること出来ないかも?見つかったら税関で没収されるかも?(未確認ですが)取り上げられたら余りにももったいないので、やっぱり持ち主のお家にて飾っておいていただくことにしました。差し入れのさつまいも焼酎一升瓶、ご馳走さま!
 


声を嗄らしているとこんな差し入れもいただき~温もります、うどんや風一夜薬本舗のしょうが湯。辛口度がいろいろあって、自分の好みを選ぶこと出来ます。



季節のお花を抱えきれないくらい送ってくれる遠方の花農家のお友達もいて(この写真の20倍くらいありました!)~お花はご近所でお世話になっているラン仲間におすそ分け。ダーリン来日中に、東京から会いに来てくれる女友達もいて~たくさんのニッポンのお友達、ありがたいです~。
 


そうこうしているうちにこんなものが出来上がり~「いえぷり」、ルーマニア語でウサギ。iepure - iepurii、rabbit hutchesが語源ではないです、父の生まれが兎年。
 


ルーマニアの警察学校にて、「ジャパン」のプレゼンの機会をいただいたので、今回はこんな荷物も運んで行きます。初めて持っていく着物。華やかなもののほうが良さそうなので、これ、ウン十年前の振袖。しっかりしたものなのでまだまだ着ること出来ます、でも、着物のマナーではミセスは着ること出来ないのですよね~。ここらあたりもご紹介、しなくちゃ。

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奈良、再訪

2009-03-28 | 外国から日本訪問


桜開花したというのにこの冷え込み、帰国後のマイダーリンの言いつけで週末、再び奈良へ出かけてきました。何を言い付かったのかというと「第2次世界大戦のときの日本海軍の模様の旗が欲しい。」「お土産用のペーパーランタン(=提灯)が欲しい。」
 
日の出マークのその旗、「旭日旗」といいます。歴史好きなダーリンは日本史もよく知っていて、戦争物の映画でこの旗を覚えたのです。普通の日章旗なら、いまや100円ショップにも売っています。「でも、この旗がカッコいいから、この旗が欲しい。」~なにやらこだわりがあるようで。
 


自分自身もすでに、旭日旗模様のハチマキを買って帰りました~300円。おなじく普通の日の丸模様なら、そこらあたりの100円ショップにも売っています。「神風」と添え書きされたものも購入。これもちゃんと意味を知っているので、漢字を確かめて購入、100円ショップには売っていない種類のものなので、300円。
 
お友達のヴラッドは、「お土産としてたくさん買うから安いほうが良い。」と100円ショップで日の丸のハチマキを買占め。和服美人のお猪口も買占め。おなじく日の丸扇子も二人で買占め。100円ショップが外国人に人気のお土産スポットということ、納得。
 


ついでに春日山原始林を登って若草山のてっぺんへ。一生懸命急ぎ足で登り、半時間余り。距離にして2.7キロ。この距離でも今では走れる状態ではないです、さっそく軽い筋肉痛。以前はここらあたりをぐるりと周回するコース10キロを登ったり下ったり、2周位していたのにな~。
 


桜の咲き始めた奈良、今日は太陽の輝きがあったものの空気がぴーんと張っていて早足で歩いていないと冷たさを感じる一日でした。上の写真、奈良に春を告げるという見事な枝垂桜、氷室神社。

「旭日旗」について~こちらより抜粋させていただきました:
旭日旗はその名の通り「朝日の旗」です。この旗は1889(明治22)年に日本の海軍旗として採用され,入港中の軍艦の船尾には必ずこの旗がつけられました。16 条の光線のデザインは,「天皇家の菊紋を模した」とも言われています。
敗戦後のサンフランシスコ講和条約により,日本に再軍備をさせないため,この旗の使用は禁止されました。
使用が禁止された「旭日旗」は,1954(昭和29)年に海上自衛隊の「海軍旗」として再び採用になりました。

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18日間の連続休暇

2009-03-27 | 外国から日本訪問
 
 
これ、今回マイダーリンが使った休暇です。「え~、そんなに休みが取れるの??」、ニッポンのお勤め人、みんなからそんな声が上がっています。3/6(金)ルーマニアを出発して、3/22(日)ブカレスト帰着、もう一日休んで仕事は火曜日から。合計18日間。
 
はい、年初に予定を申し出ていれば、ほとんど問題なく連続休暇が取れます。マイダーリンの有給休暇は年間38日+特別休暇8日(昨年まで6日、今年から2日プラス)で、46日。これをすべて使い切り、秋の終わり頃になると「もう休みがない~~。」って、シフト上のお休みはもちろんあります。長期休暇を事前に申請しておくのは、人員の配置のため。

以前の連続休暇の取り方はこちらから。
 
上司でも夏のバカンス2週間、当たり前。家族と過ごす時間が一番大切なのです。ダーリンは警察官、初任当時は年間32日。そこから年次を重ねるにつれ増えていき、特別休暇も加算。ヴラッドも警察官、まだ4年目なので少し日数は少ないです。
 
おまけに「メディカル休暇」というのがあって、ちょっと具合が悪いとき警察病院のドクターを受診して診断書を書いてもらえば、4~5日のお休みを取ることが出来ます。

具合が悪くなくても自分の都合で休みたいとき、メディカル休暇、取る人もいます、ここらあたりはドクターと仲良くしておくと得するそうで。要は付け届け、らしいです。ありゃりゃりゃ、ちょっとびっくり。

そしてルーマニア警察には、労働組合があります。今回の日本旅行、個人的なものですが、労働組合から福利厚生費として100ユーロ支給してもらい、ヴラッドはさらに所属の警察学校からTシャツ・ポロシャツなどを支給してもらってやって来ました。
  
一般の会社では?わたしのお友達の例、30歳前の建築士、企業に勤めて有給は年間28日。50歳代半ばの女性、一般企業で有給は年間30日余り。それでもみんな1週間くらいは普通に連続休暇を取ります。ちなみにマイダーリンの弟さん、国立博物館にお勤め、夏休みは5週間くらい連続休暇。学生のように夏休み、家でごろごろ・・・。
 
マイダーリンに言わせると、内勤職でない限り、警察官の現場は24時間365日の仕事。クリスマスも復活祭の休暇もなく、夜勤も廻ってきます。

ダーリンは現在、地下鉄に配属されていますが、地下鉄構内では何があっても拳銃の発砲は禁止。流れ弾の危険性があるから。警察官の立場は余り法律で守られていないのです。ナイフを持って歯向かってくる凶悪犯相手にでも、警棒だけで対応しなくてはならない職務。でもダーリンは「僕は怯えたりしない。」と堂々、言い切っています。



ルーマニアでは街角に配置された交番はありません。巡回しているパトカーはよく見かけます。

一番上の写真、手錠の写真があるポスターを見つけて「これ、なんて書いてあるの?」~「知らない女の人の身体にわざと触ると、それは犯罪、ってこと。」、「日本人もそんなこと、するのかぁ。」



ダーリンたち、制服フェチでした、あちこちで私設ガードマンを見つけては「制服がかっこいい!」と一緒に記念撮影。「これは警察官じゃないのよ。」とたしなめても「かっこいい!!」

京都御所で皇宮警察の警察官を見つけ、「これは本物だぁ!」、自分たちの持っている警察手帳を見せて、「ルーマニアの警察官です。」と申し出、友好の記念撮影となりました。任務中で断られると思ったので、わたしも感謝です。



あげくに街角で見つけたこのポスターを欲しがりますが・・・もちろん却下。でも関係者のご厚意で大阪府警のカレンダーをいただいて、にっこりお持ち帰り。いろいろお世話になりありがとうございます。 


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ダーリンたちの滞在、とりまとめ

2009-03-26 | 外国から日本訪問


15日間の滞在の間、かかりきりでした~でも大人なんだから、自分たちでもっと行動してもらってもよかったかな?東京弾丸ツアーも、案ずるより産むが易し、ちゃんと自分たちで大満足にて帰ってきたし。


(サンタマリア号、クルーズ)

ただ、彼らの行動はとってものんびり。朝は9時過ぎまで寝ていて、ゆっくり朝ごはん食べて、お昼前から出かけるパターン。「だって僕たち、バカンスだもん。ゆっくりしたいよ。」


(梅田・スカイビル空中庭園)

せっかく旅行に行ったら、朝早く起きて一日を目いっぱい使いたい、というのが日本人的発想。あちこちへガイドするつもりだったわたしが、もったいないような気になり、「いつまで寝てるの==。」と起こしに行ったものです。


(むかって左がヴラッド、右がマイダーリン)

おまけにルーマニア人二人とも、ランのトレーニングすること、考えていなかったみたい。ユニフォームは決めているのにね。日本で走ったのは、京都シティハーフと15日の摂津淀川マラソン、つまり大会だけ。土曜日にラン仲間が企画してくれたマラニックも、雨でくじけてしまったし・・・(=このマラニックは雨天決行されました)。おかげでわたしも、まったく走ってないのですよ~困ったね。
 
家で食べるわたしの手料理は?「ヒロコ、さっさと手早く美味しく作るね。」、特にビーフシチューがお気に入り。朝に煮込んでおいて保温袋に入れて味を馴染ませたもの。ママリガともよく合います。

「僕のお母さんはもっと長時間、台所にいるよ。」、ルーマニア料理は煮込みに時間がかかります、ブカレストではわたしは家事手伝い。主になって台所を采配することはないので、日本で手料理を褒めてもらうと嬉しいです!



ママリガも、美味しく作るね。」、やった==!!でもチャウン(ママリガ用の丸底の鉄鍋)があったほうがいいかも。わたしが作るママリガは、テフロン加工のお鍋で作るので、焦げ付くことはありません。すき焼きも鉄鍋で作るのが美味しいように、ママリガもこのチャウンで作るのが正統派。



ブカレストの家ではいつもお姑さんが作ってくださるので、わたしがママリガを作ることはないのですが、何度か水加減をしながら、うまい具合に仕上がるようになりました。上の写真は、お姑さんがお嫁にくるときに持ってきたというチャウン。
 
もうじきまた、お姑さんが作ってくださるママリガ、食べられるのです(嬉しいな、はぁと♡)~4月に入ってすぐにルーマニア復帰。

一番上の写真、マイダーリンが街角で気に入ったのがこの提灯。提げた店の前でたくさん記念撮影。自分もお土産用に買って帰りました。こんなのです。



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口に合うもの、合わないもの

2009-03-25 | 外国から日本訪問

 
人が好んで食べているものにまずいものはないと思います。(手作り料理でたまに調味料を間違えてものすごい味のものが出来てしまいますが・・・)

それは、不味い、のではなく、口に合わないだけ。食べ慣れていない、とか、初めて食べるもの、などの理由で、口に合わないものはあります。

日本国内でさえ、各地に旅行に行ったときに各地の料理をいただいて、「この地方のおいしい料理ですよ。」と出してもらっても、食べ慣れていないから「口に合わないな。」と感じることがあります。もちろん、初めて食べるものでもおいしい、と思えるものもたくさんあります。

今回、外国から客人を迎えて、日本食で彼らの口に合わないもの、たくさんありました、ちょっと残念だけど。彼らの食べたい味ではなかったようです。彼らも心得ていて、「不味い」とは言いません、「僕、これ、食べられない。」「これ、とっても変わっている。」と言います。

マイダーリンが「美味しい」と言って食べてくれたもの、カレー・ビーフシチュー・クリームシチュー・ミネストローネ・スパゲティミートソース・ジンギスカン(焼肉)・オリーブオイルたっぷりで揚げるようにして焼いた目玉焼き(=ルーマニア式の調理で)。



和食ではにゅうめん。少し寒い日に奈良に出かけて、イベント会場の屋台で食べたもの。「ネギがいっぱい、これ、気に入ったよ。」と2杯目もおかわり。でも、家で作ったときには、かまぼこを残しました。噛み心地が不思議なようで。「これって魚から出来ているのよ。」~「??そういえば魚の味??」



豪快に食べたのは、白身魚のフライ。お惣菜やさんで買ってきたもの。ルーマニアでも同じような味があります。こんなに大きなフライ、小骨もあるけれど手でうまくはずしながらお友達のヴラッドも完食。ルーマニアの家庭では、魚のフライや骨付きチキンは手で食べるのが一般的。



牛丼もお気に入り。お風呂屋さんの後の夜食に、自分たちから食べてみたい、と言い出しこの笑顔。お箸を使えないのでフォークを頼んで完食。残念ながらマイダーリンたち、お箸を覚えようという気はなく、どこのレストランでもフォークをお借りしました。ヴラッドはキャンプ用のフォークセットをいつでも持参。 
 


日本では生魚を乗せた「SUSHI」がある、と楽しみに出かけたSUSHIショップ。少しずつ食べてみたけれど、トライしただけ。途中で間違って、わさびを小指大くらいストレートでぱくついてしまいました~ものすごい顔になったかな。
 


SUSHIショップ・マスターが「揚げ物なら大丈夫でしょ、ぜひ、どうぞ。」と揚げてくれたタコ天も、ぐにゅっとした噛み心地がだめだったようで。おなじく噛み心地で「たこ焼き」もだめでした。お好み焼き・焼きそばは、お腹がすいていれば大丈夫。ほかにお気に入りの食べ物があるとき、焼きそばの具だけ食べて、麺を全部残したのはマイダーリン。こりゃ~~、子供みたいな食べ方だぁ~。
 
和ダイニングバーにて、菜の花のおひたし・土筆の和え物、旬の味も「これ、食べたことない・・・。」、銀杏は「これって薬?」、大きな黒豆が出てきたときには「これってオリーブ?」、ママさんが次は気を利かせて、オリーブをたくさん載せたサラダを作ってくださいました。 
 
日本にはいろんな種類の食べ物があるけれど、マイダーリンにとってほとんどが初めて食べるもの。和食・日本の洋食、食べ物の種類が多くて中華料理まで案内できませんでした。でも彼らにとっては、食べ慣れたものがいちばん美味しいのかな。

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