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ルーマニアの紀元前からの金山、ロシア・モンタナをユネスコの世界遺産に!貴重な鉱山からは今もカナダ資本で金が採掘されています。自然を守ることは、次世代に残せる唯一の意思。
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そのためにも、カナダ資本に良識を訴えなければなりません。いまのところ、町中をきれいに整備しつつ、鉱山博物館に観光客を呼び、良いところばかりを見せてくれていますが、いざ何か事故が起こった時どこまで対処してくれるのでしょうか。金が掘りつくされ採掘権が切れた後、町はどうなっていくのでしょうか。
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ロシア・モンタナマラソン大会初の『大会アンバサダー』となったので、各地へ出かけるときには大会Tシャツを着て行ってアピール。日本人の私が、『ロシア・モンタナの自然を守ろう』のTシャツを着ているのが物珍しいらしく、「ロシア・モンタナへ行ったの?」とよく声をかけられます。
ルーマニア人の多くが、自国がすでにロシア・モンタナ金山の利権を売り渡してしまったことを知っています。
「知っているよ、でも、もう僕たちには何もできないよ。」と諦めているだけ。
「他国資本のすることは、信用できないよ。利益のほとんどをかっさらって行って、後のことはどうなるんだ、ひどいな。」と顔をしかめているだけ。
ロシア・モンタナが世界遺産になってもおかしくないほどの紀元前の金山遺構を持っていることも、良く知られています。
「あの金山は、紀元前から古代ダキア、つまり僕たちのものだ。でも、世界遺産になるかな?それはちょっと無理だろう。」と、無関心。
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古代ダチア人がこの金山を持っていたがゆえに、西からローマ帝国に攻め入られ、ダチア王国は滅んでしまいました。ルーマニア人がラテン系、となったのは、ローマ帝国に攻め入られ、ここから古代ローマ人と混血が進んだから)。
その後も、ルーマニアの国土であるこの金山ゆえに、マジャール族、タタール族、フン族などに攻め込まれ、中途の歴史を示す文献すら見つかっていません。
しかしながら、ロシア・モンタナ金山は紛れもなく古代ダチア人が最初に開発し、金を掘り起こしたところ。古代ダチア人はルーマニア人の先祖、つまり金山はルーマニアのものなのです。
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