ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

レースのはしご、年間50レース

2017-10-02 | ルーマニア・ランニング事情
『レースのはしご』は、日本で走っていたころのワタクシ、マドモワゼルの代名詞でもあったのですが(=同じ日の午前と午後に、場所をたがえてレースに出場していた)、ここルーマニアにはもっとツワモノがたくさんいます!

それというのも空前のマラソンブームで、土曜日にも日曜日にも普通にマラソン大会が開催されているから。

週末(~の休み)を大事にするルーマニアの働き方、金曜日ともなれば仕事をさっさと切り上げて早上がりは当たり前。午後2時ごろに★★★職場放棄して★★★帰って行っても、誰も何も言わないそうです、それが普通だから。

土曜日に遠方で山のトレイルレースがあって、現地まで車で5~6時間かかるとしても、前日、午後の早い目から移動していけば、まだ太陽の光の残るころにナンバーカードをピックアップできます(夏の盛りなら、日没は午後9時を廻ってから)。

そんなわけでツワモノは、週末に3つのレースをはしごすることも。土曜の午前、普通にマラソン大会~車で移動して土曜の夜にナイトラン・レース~さらに車で移動して日曜日にもレース。二日続けて、トレイル42キロ超を走ったりする人も、珍しくありません。タフだ==、ルーマニア人ランナー。

「マラソンに集中するなら、年間2レースが限度」などという、既成概念が全くありません。みんな自由に、自分の好きな大会にどんどん出かけていきます。

これが国境を超える場合もあり。例えばさきの週末、土曜日にアルバ・ユリアでロードレース、一目散に東へ移動して国境を越え、日曜日に隣国モルドヴァ共和国の首都キシナウでフルマラソン。ブカレスト~アルバユリア間が約400キロ、キシナウ~ブカレスト間が約600キロとして、この3都市をまさしく三角形に移動するのです。すご過ぎだ==、ルーマニア人ランナー。

『年間50レース(ハーフも含む)』を目標にしている人も居るくらい。ただ、冬の訪れの早いルーマニア、11月になるとレース開催はほぼ皆無。

⇒⇒⇒では、いざ、バルカンチャレンジへ!7日間連続で、ソフィアからブカレストまで420キロを、走れます。でもこれは、デュアスロンのラン部門なので、7本のレースとは言えません。7日間を連続完走して、やっとラン部門の完走。さて、また走れるかな、ワタクシ、マドモワゼル。



上の写真は、別の意味でのツワモノ。ギブスをして、レースを走るルーマニア人。平地のアスファルトではありません、山のトレランレース。



イナ・マリアさんは、セクシーなラン装束を覆い隠す三角巾、これだけ吊って固定しているということは、肘上までのギブス。



この方、ルチアさんは85歳にして、ギブスをして10キロを完走、そしてこの笑顔!


弱気な泣き言:
・・・何もしていなくても、膝、痛い。寝返りうとうとしても、膝をわずかに捻ることになるから、寝ていても膝、痛い。毎日、サメ軟骨剤(=栄養補助食品)を摂っているけれど、磨り減るほうが早いらしい。まだ、走れるかな、ワタクシ、マドモワゼル。


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『Adidas Runners in Bucharest』 発足

2017-09-22 | ルーマニア・ランニング事情


ヨーロッパで5か国目、パリ・ロンドン・ベルリン・ウィーンに引き続き、ブカレストにも『Adidas Runners』発足!



華やかな発足記念ラン&パーティに私もお呼ばれ。初日のこの催しは、招待を受けた人だけが参加できるもの。



8キロランののち、ビールやカクテルで乾杯、軽食にはお寿司(わさび抜き、醤油なし)もありました。



記念撮影が続きます。

2回目以降は毎週木曜日19:00、ヘラストロウ公園内Tete a Tete(レストラン)集合、ストレッチのち、8キロコースと3キロコースに分かれて公園内をラン((参加無料ですが、事前登録制)。アフターはビール片手にマラソン談義、こんなクラブを待っていた~♪



8キロコースを引っ張るのは、男子キャプテンのアレクサンドル・コルネスキー(Alexandru Corneschi)さん、写真中、一番の長身でスリム。2020東京五輪にマラソンで出場を目指すプロ・ランナー。ペースはどんどんビルドアップしていくけれど、レベルに応じた任意のペースで走ればオッケー。3キロを引っ張る女子キャプテンは、アンカ・ブクル(Anca Bucur)さん、本職はフィットネストレーナー。



雑誌『今日の健康』に掲載されたアレクサンドル・コルネスキーさんの紹介記事は上の写真。その隣を快走しているのは、何と、ワタクシ、マドモワゼル。『走ること、一つの生き方』と題した特集記事です。(今年6月発行、ブログ内詳しい記事はこちらから。)



コーチに就任したのは、2004年来の旧知のステファン(写真内、私の横)。グリーンカードを得て一時家族でアメリカに移住、二人の息子さんもそれぞれ現地の大学とハイスクールに通い、アメリカ移住の夢を果たしたかに見えたのですが、ステファン自身がこれまでのルーマニアでのキャリアを生かすような仕事に就けず、奥様のロディカも同様で、1年足らずで帰国(2014年秋~2015年夏)。

一番の理由は、ルーマニア陸上界で人望の厚いステファン、ルーマニアの仲間たちが恋しくなり、ニューヨークを引き上げてきたのです。その後自分のランニングクラブを立ち上げ、さらに大会も主催し、さらに『Adidas Running Club』のコーチに抜擢されました。

アメリカから帰国後、元の職業(警察官)にも復帰、1年余り就業したのち、年金受給資格を得て退職。片手間ではなく、本業が陸上コーチとなりました。いつもいつも面倒見がいいです、そんなステファンと旧知、というのは私の自慢でもあります♪



ブカレストにやってきた『Adidas Runners』、毎回、ニューモデルの試し履きあり。さらに今後どんな活動をするのか、これまた楽しみです。

Dupa Paris, Londra, Berlin si Viena, Adidas Runners ajunge si in Bucuresti.


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事故後にできた歩行者用の橋

2017-09-06 | ルーマニア・ランニング事情

 
広大なヘラストロウ湖を湛えたブカレストで一番広い公園、ヘラストロウ公園。そぞろ歩きの人もジョギングを楽しむ人も多いです。公園横に手軽なレンタサイクルのブースがあるので、そこで借りた自転車でぐるりと一周する人も。
 


夏には遊覧船も出て、30分ほどのクルーズ。いつも走っているコースを、湖上から見ると全く別世界に見えるから爽快♪
 
湖の周りを一周すると約5.8キロ。でも、湖畔の遊歩道で湖の周りを行くと、北のほうでいったん公園外の狭い歩道に出てもう一度公園内に入りなおすルートになるため、長らくの恒例&暗黙の了解で歩行者がたどっていたのは、公園内で湖にかかる鉄道(ルーマニア国鉄CFR、チェフェレ)の架橋を渡り、公園内だけで湖の周りをたどるというコース(これが5.8キロコース)。



全長30mほどの鉄橋で保守用に線路わきに人が通れるくらいのスペースがあるので、みんなそこを通っていました。ランニングの人は、この短い距離でも歩くことをせず、電車スレスレを走っていたものです。



ここに歩行者用の橋がないのが不思議でしたが、この夏、新しい歩行者用の橋が架かりました。湖の一番狭い水路なので、橋もごく短く、平坦な鉄板。



もちろん走って渡るのも快適。

というのも、5月に、鉄橋上の線路内を通行していた自転車の青年が、列車にはねられ亡くなっていたのです。

列車は警笛を鳴らしたのですが、青年は大音量のヘッドホンをつけており、気づかなかったと言います。自転車を携えていたので、鉄橋の保守用歩行者通路を歩くことをせず、線路内で自転車を押していました。



老いも若きもこの鉄道橋を渡っていたので、事故が起こらないのがおかしいくらいでした。「立ち入り厳禁」はもともと立っていたのですが、だれも気にしていませんでした。



死亡事故が起こってからも、臨時に枕木(正しくは線路用の枕ブロック)で立ち入れないようにガードされたのですが、これまた老いも若きも、どっこいしょと乗り越え、鉄橋の端を、皆また普通に渡っていました。



グループランニングでこの周回コースを走った時も、公園外に迂回するルートをたどらず、当たり前のように柵を乗り越え、みんなで鉄道橋の上を渡りました。反対側の降り口には、手すりまでついているので、「通ってください」と言わんばかりの橋です。



事故が起こってからでは遅いのですが、ようやく架かった公園内の橋、これでヘラストロウ・ランニングはさらに快適に♪


Funky Morning Run in Herasutrau Park:
湖畔のレストラン、『Funky Lodge Restaurant』が主催するグループランニング(参加無料)。隔週日曜日、午前9時レストラン前集合。

皆でストレッチののち、湖の周りを周回します。「集まってファンラン」が目的なので、めいめいのペースで走っていても途中2か所の橋でグループをまとめ、ワイワイガヤガヤ、おしゃべりしながらのラン。

初参加時に、オリジナルTシャツがもらえます。終了時には給水サービス。8月にはガブリエラ・サボーさん(=シドニーオリンピック女子5000m金メダリスト)がゲスト参加。時々スポンサーがついて、サンプリング商品がもらえる日もあります♪

しかしこのレストラン、商売っ気がないというか、グループランニングが終わる10時半ごろはまだ開店しておらず・・・。営業していれば、100%フレッシュジュースでも飲もうという気になるものですが。


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ルーマニアの『Gazeta スポーツ』にインタビュー記事掲載される!

2017-06-15 | ルーマニア・ランニング事情

 
ルーマニアの『ガゼッタ・スポーツ』と言えば、おそらくナンバーワンのスポーツ誌。

そのweb版『Gazeta Sporturilor(gsp.ro)』の特集記事に、インタビューが掲載されました。(→午前中にインタビューを受けて、その日の夕刻に発刊、すぐさま4000名以上の閲覧があったそうです。)



今週末開催の『DHL マラソン』をにらんでの特集、このマラソンで3連覇を成し遂げたのは、ワタクシ、マドモワゼルだけ。3連覇はルーマニアにやってきて直後の2006年から2008年、この年を最後に5年間、マラソン開催はお休み。致し方なし、2008年と言えばリーマンショックの年、メインスポンサーのDHLも打撃を受けたに違いありません。
 


そして、ルーマニアに巻き起こったマラソンブームと景気の回復を受け、2014年に復活開催、寄る年波をものともせず2位に食い込みました。そして昨年度も女子総合2位。

 

このマラソン大会は、初回から参加料の全額が恵まれない子供たちへの寄付となっています。復活開催の2014年からは、ルーマニアのパラリンピック委員会に全額寄付。昨年も、トレイル部分のある山岳マラソンにかかわらずパラリンピック車いすランナーの参加がありました。
 


さて、気になるインタビューの内容は?こちらのリンクを開いて、『Gazeta Sporturilor(gsp.ro)』をご覧ください。私のインタビューは英語でしたが、インタビュアーと編集者がルーマニア語に訳してくださいました。
 


わたしが、『DHL マラソン』のナンバーカードでポーチ(3辺を縫い、1辺にファスナーをつけると簡単なポーチが完成♪)を作ったことまで掲載されています。3個作って、2個は友達にあげたことまで書かれています。
 
そういえば、日本でもしょっちゅうナンバーカードでポーチを作っていました。「そのナンバーカード、ちょうだい、ポーチを作ってあげる」と、頼まれもしないのに、せっせとポーチを作って、ナンバーカードの持ち主にプレゼント。有難迷惑だったかな~。


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インドアトラックでトレーニング&記録会

2017-01-20 | ルーマニア・ランニング事情



インドアトラックは、どんなに寒い日でも悪天候でも、別世界。ここでのスピードトレーニングにスポーツジムでのジョグ(ベルトコンベアーの上でも、10~20キロくらい走れます♪)をプラスすると、大阪での練習環境よりも快適かも・・・・?

一日中氷点下の毎日ながら、家の中はカロリフェール(=工場で作られたお湯を循環させて各戸を温める暖房システム)Tシャツ一枚で過ごせる温かさ、紙と木でできた日本古来の民家よりもずっと快適!



今日はここで1000m・1500m・砲丸投げの記録会。



オリンピックチャンピオンの、コンスタンティナ・ディタさんも来場、表彰式のプレゼンテーターに。



ディタさんとツーショット。ちゃんと「ヒロコ!」と名前を憶えてくださっているのがうれしい!



8年前の1月にもディタさんとツーショット。大阪国際女子マラソンのサヨナラパーティにて。この半年後の8月、北京オリンピックで女子マラソン金メダルを獲得されたのでした。サヨナラパーティでいただいたディタさんのサインは、家宝に昇格!

明日はジュニアの大会があって、あさっては3000mの記録会です。ちなみに1周180mで、コーナーは急傾斜。脚に優しい木の板の上に、タータンが貼ってあるので、足音はかなりバタバタ。

しかしながら寒い冬場に、ショートインターバルのトレーニングができるのは、この後2月に日本に帰って駅伝シーズンを迎える私にとってありがたいです♪



これはおまけの写真。あまりにも重い砲丸(4㎏)にへっぴり腰。このあとディタさんも投げておられました。


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『私が走ることが出来るのなら、君も走れるよ。』

2015-06-24 | ルーマニア・ランニング事情


82歳のマラソンランナーGheorghe Mosionさん、交通事故死されました。ハンガリー人青年ドライバーのオートバイにはねられ、20日間ほどのこん睡状態から目覚めることはありませんでした。あまりにも残念で無念で・・・・。ルーマニアじゅうのランナーが涙しています。肺疾患をのりこえ52歳から走り始められ、昨今のこの勇姿と笑顔はもう、見ることが出来ません。

居住地だったアラドから出身地のトゥルチャへ亡骸は移され、今日が本葬です、心よりご冥福をお祈りいたしております。そして、残された私たちが、モシュイオンを偲びながら彼の姿を目標に走り続けること・・・。

ルーマニア語ですが、彼の様子を伝える記事はこちらから。

追記・6/25(葬儀が営まれました):
悲しみは続きます、ルーマニアの82歳のマラソンランナー、ゲオルゲ・モシュイオンさんの葬儀。出身地のトゥルチャで営まれ、彼を愛する家族、お母さまのすぐそばに埋葬されました。

トゥルチヤ出身の元世界チャンピオン、エレナ(Elena Fidatov-Moruzov)さんも列席、ルーマニア陸上競技連盟からの献花が届いています。ブカレストからもラン友が参列、私も駆けつけたかった・・・・。どうぞ、安らかにお眠りください。勇敢なお姿はいつまでも私たちの心の中にあります。

次の日曜日、ブカレストではモシュイオンさんの急逝を悼み、ルーマニアの三色旗を身に着けての彼の追悼ランが予定されています。

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アマチュアスポーツと社会貢献

2014-11-14 | ルーマニア・ランニング事情
ウルトラランニングの世界には、トランス・ヨーロッパ(走ってヨーロッパを縦断する、約3000km以上)やトランス・アメリカ(走ってアメリカを横断する)など、とんでもない距離の競技会があり、完走するだけでもすごいと思うけれど、タイムを計り順位を決める競走。競技会であるからこそ、そこにたくさんのツワモノが集まります。
 
が、私が参加した『1000km Balkan Challity Challenge, beyond the duathlon』は、その名の通り、チャリティ・イベント。1000kmときいてびっくりするけれど、往路600キロ余りを自転車、復路412キロをランでつなぎ、全部に参加してもよし、部分的に参加してもよし。個人のスポーツへの挑戦に対し,寄付や募金を呼びかける活動。
 
普段の私はマラソンまでの距離は走るけれど、ウルトラランナーではありません。100キロレースを走ったこともなし。1度だけダブル・フルマラソンを走ったのが最長距離。だから、これは文字通りのチャレンジ。競技志向の強い人から見ると甘く見えるかもしれないけれど、自分たちにできるだけのことをして、社会貢献へつなげようというもの。
 
残念ながら競技志向の強い日本では、このような形のスポーツ・イベントは、ほぼありません。近いものが、リレー・フォー・ライフ、12時間走。アメリカ由来で、走る人が寄付や募金を呼びかける体制(=Just Givingというサイトを通じて、オンラインでクレジットカードを使って寄付できる)も整っていますが、利用している人はごく少数。
 
RFLの12時間走は、個人で走ってもよし、チームで参加してもよし、日本で実際に行われている寄付活動は、走った距離に応じて走った人自身が寄付をする、と言うのが主体。
 
もちろんこういった大会開催のためには、スポンサー企業が無くてはならないもの。企業もスポーツを通じて社会貢献をし、企業イメージを高めるという意味合いから、どんどん協力して欲しいものです。


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ブカレストのランニング事情

2014-06-10 | ルーマニア・ランニング事情


ブカレストにお越しになる日本人出張族さまからブカレストのランニング事情について質問をいただきました。出張先にもランニングシューズをご持参、ジョギングで体調管理しながら、ラン&お仕事、充実されているようで頼もしい限り。
 
ブカレストでどこを走ったら快適か、ですが、日本のように公道を走るのはほとんど行われておらず、もっぱら公園などへ出向いてから、いざジョギング開始、となります。公道を走っていたら、多少なりとも怪奇な目で見られます。ましてやアジア人となると、「チャイナ!」とからかわれたりするので、まったくお勧めできません。
 
歩道もあまり整備されていないところも多く、手狭であったり足元が悪かったりします。避けるべき場所とすれば、公道です。日本で行われているような、公道をリュックサックを背負って走る街中マラニック、これはもってのほかです==(まずもって奇異な目で見られます)。
 
ヘラストロウ公園は一番のお勧め、ここではたくさんの人が走っていますし、場所柄外国人も多いです。湖の周りを、鉄橋を渡って走ると約6キロ、いったん公園外に出るともう少し長くなります。ご滞在ホテルがごく近所なら歩いて行って、公園についてから走り始めると良いと思います。中心街にあるチシュミジウ公園やイズボール公園はちょっと小さすぎるかも。
 
走る時間帯について、夏至前のこの時期、9時過ぎまで明るいですが、なるべくなら、日中に走られることをお勧めします。初めてのご出張の土地ならば、用心に用心を重ねてジョギングを楽しんでいただくに限ります。
 
とにかく、場所によってはアジア人というだけでじろじろ見られたりからかわれたり、さらに狙われたりもする土地柄です。慣れてこられるまでは、必要以上のご用心をお願いいたします。
 
ランニングシューズを携えて出張に来られる皆様がた、安全に気をつけて、ご無事に出張のお役目を果たされますよう。

我が家のある辺り:
チタン公園まで2.5キロの我が家、ブカレスト3区の居住区。緑豊かで静かに過ごせます。慣れた道なので、いつも公園まで走って行きます♪~ご近所の人たちも「やあ、トレーニングだね。」と周知。2年前の夏だったかな、夜10時スタートでチタン公園でランニング大会がありました。表彰式を終えて、深夜1時を廻って家まで歩いて帰りました、数年の滞在を得て、我が家の辺りはほぼ安全。でもいつも、気をつけていることは気をつけています。
(一番上の写真は、チタン公園。ひょうたん型の湖を携え緑豊かな公園。湖の周りの1周回3.14キロ。居住区にあるので地元ランナーが走っています。)


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ヨーロッパ初の砂浜マラソン

2014-04-11 | ルーマニア・ランニング事情



わたしが初めてルーマニアに来たころ(2005年秋)には、国内でフルマラソンの大会は年に2回しかありませんでした。ブカレスト市内だけではありません、ルーマニア全土で一年間に2大会だけ。
 
ところが、健康志向の高まりから2008年に第1回のブカレスト国際マラソンが開催されて以来、ランニングブームはうなぎのぼり。各地でどんどん大会が開催されるようになり、週末ごとにどこへ行こうか頭を悩ませるところ。山を走る大会も、2006年に42キロのトレイルランの大会が初めて開催され、その後2010年以降、トレイルの大会もどんどん増えています。
 
日本でもこの春首都圏で初めて開催されるカラーラン(Color Run)、もちろんブカレストにも来ます(4月26日開催)。全世界6大陸33カ国で同時開催される『Wings For Life World Run』も、5月4日にブカレストで開催。こちらは残念ながら日本での開催は無し。このユニークな大会にルーマニアで参加できるのは、かなりラッキーな居合わせ。
 
そしてこの週末は、ヨーロッパ初の砂浜マラソン(MARATONUL NISIPULUI)、黒海沿岸リゾート都市ママイア(MAMAIA)にて第1回大会を開催。同じ日にクルージュ国際マラソンがあるけれど、昨年の記録3時間20分14秒を更新するのは難しそう。そのかわりに新しい体験を==42キロをずっと砂の上を走るとどうなるかな?
 

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ランニング大会が5つも重なった週末

2013-09-27 | ルーマニア・ランニング事情


3~4年前までルーマニア国内でフルマラソン大会がほとんど無くて、しょっちゅうヨーロッパ各国へ飛んで行っていましたが、いまや週末ごとに国内でどこへ行こうか迷うほど。土曜日&日曜日と連戦も大忙し。ルーマニアではロードのフルマラソンよりも、トレイルの42キロのほうが断然人気があるのが特徴。
 
42.195キロがこんなに人気なのだから、短い距離のマラソン大会も目白押し。今週末(土&日)はブカレストだけで、5つもマラソン大会が予定されています。


 
土曜日の午前は、がん患者のためのチャリティーマラソン(@ティネレトルイ公園)、ピンクリボンをつけて走り、ボランティアとしても登録。朝一番からランナー受付係をして、本番11時スタートの女性の部6キロ。男性の部もあって、みんなピンクのTシャツで走ります。

その日の午後は、ハイヒールで250mを走る大会、カテゴリーは3部門~3~5センチの部、5.1~8.5センチの部、そしてDISCOタイプの8.5センチ以上の部。

でもハイヒールを持っていなくて、友達から借りる算段。ラン友のアドバイスは、「ローヒールの部はたくさん参加者がいるから、ミドルヒール以上がお勧め。DISCOタイプになるともっと少ないけどね。」、というわけで、彼女からミドルヒール8センチを借りて出走予定。
 
マイダーリンいわく「転んで足を怪我するのがオチだ、やめとけ。」、私もかなりその危険性を感じるけれど、まあやってみましょう==。
 


翌日曜日は、3キロ×4人の駅伝(@イオレ公園)と、クロス・ロッテリー(@国民の館前)が午前中の開催。スタート時刻がそれぞれ9時・11時と開いているので、会場間の移動を考えても両方参加は可能。でも、2005年から年代別優勝を続けている(ただし2008年だけダブリンマラソンに行っていて不参加)クロス・ロッテリー、私はこちらを優先。
 
午後はまた別会場(@ティネレトルイ公園)で、クロス・イニミ。心臓をいたわりながら走りましょう、のこの大会、グループ走で5キロほどを走り、最後の300mだけをダッシュするもの。よけいに心臓に悪そうだけれど。
 
いずれにせよ、大忙しの週末。ラン・イベントが大好きなので、欲張ってみよう=。


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