ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

プラム・ジャム作り

2017-10-06 | ルーマニアのご馳走
秋になり始めのこの時期、ルーマニアのどこの家庭でも、冬の保存食づくりでママたちは大忙し。我が家ではいつもお姑さんが、計画的に材料を買い込み、手早くお漬物類(ピクルス)を漬け込んでいくので、ワタクシ、マドモワゼル、ほぼ出番なしの洗い物係。

ではいざ、自分で作ってみようと思いついたのが、甘さの詰まった果物から作るジャム。大ぶりのプラム、市場では1キロ当たり4~5レイ。ジャム用ならば、少し柔らかくなってきたもののほうが扱いやすいから、お値段さらにお買い得、1キロ4レイ(約110円)でゲットできます。



丁寧に水洗いしたプラム、この約1.5倍の量のプラムを買い込んできました、合計2キロでしめて8レイ(約220円)。



4つに切り分け中の種を取り出し、大鍋へ。



砂糖の量が半端ないです、400グラムを投入(1キロのプラムに対して200g目安)。ルーマニアでは砂糖と言えば、グラニュー糖が一般的。日本で見かける上白糖は、流通していません。ブラウンシュガーもコーヒー用でザラメ、三温糖も流通していません。



ガス火にかける前によく混ぜます。材料はこれだけ。



弱火から始めて火にかけ続けると、砂糖が溶けプラムからかなりの果汁が出てきて、時々、混ぜながらブクブク煮詰めること、3時間以上。



最後の瞬間に、ぐるぐる力強くかき混ぜると、ジャムらしく出来上がりました。これを瓶詰めに。瓶はリサイクルで、きれいに洗って乾燥させておいたもの。二瓶(=パスタソースが300gと400g入っていたもの)にほぼ、納まりました。残りは今からすぐに消費。

そして、ここで秘伝のテクニック。瓶詰にしたものを、そのままオーブンで加熱すること約20分。瓶の外から見て、中身がグツグツ沸いて動き始めたタイミングで火を消します。紙ラベルがついているけれど、これが焦げるほどではなし。火にかけすぎると、瓶が割れてしまうので要注意。そのまま自然冷却。こうやって瓶の蓋を密閉させるのです。

こうしておけば、蓋を開けない限り、2年でも3年でも日持ちするそうです。いったん蓋を開ければ、冷暗所に保管し、早い目に食べること。保存料無添加、砂糖だけで、味を保つのです。毎朝欠かさないヨーグルトに、少しずつ混ぜて食べるのが楽しみ~♪


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冬の保存食、ザルザバ作り

2017-10-04 | ルーマニアのご馳走
厳しい冬がやってくるルーマニア、今どこの家庭でも冬の保存食作り、真っ盛り。

今では大型スーパーがあちこちに出店していて、一年中季節を問わずトマトやキュウリなどいろいろな野菜が手に入るようになりましたが、それ以前の庶民の台所と言えば、地場産業物を並べている市場。真冬になれば、生野菜が全く並ばなくなったりしていたのです。

しかしながら、輸入物の野菜とルーマニアの豊穣な大地で育った野菜では、お味が全く異なります。本当に美味しいルーマニアの夏野菜を、ギュッと濃縮しておく知恵が、保存食。



こちらのマリア・ニコラエさんのお宅では、10キロのトマトを買い込み、チョルバ(=ルーマニア風酸味のあるスープ)の具材にするための『ザルザバ』(=自家製トマトピューレ)を作っています。



ちょっと小ぶりのトマト、保存食用でお値段もお買い得(1キロ2.5~3レイ)。水洗いして、ざく切り。



これを、すり潰し器にかけて、細かく潰して。このすり潰し器、テーブルに固定して使う手回し式。少量ずつですが、ちょうど美味しいサイズに潰されていきます。



上から見たところ。あら潰しできるのが特徴。電気ミキサーにかけたりすると、細かく潰れすぎて、口当たりがクリーミーになりすぎるのです。



これに、アルディ(=パプリカ)のみじん切りとハーブを加え、火にかけること2時間。



鍋いっぱいあった材料が、ここまで煮詰まりました。保存食なので、かなり塩が効いています。でも、スープの具材になるのだから、最後に塩味を調整すればいいし。



ほかに、粉末の『保存料』も一袋。こういった化学保存料を足すことで、日持ちがよくなるのです。



さらにこれを、瓶詰にし、そのままオーブンに入れて加熱すること約30分。瓶の外から見て、中身がグツグツ沸騰してきたタイミングで火を消します。火にかけすぎると、瓶が割れてしまうので要注意。瓶の数が少ない時は、瓶ごと水を張った大鍋の中にいれ、沸騰させる場合もあり。

そして冬の間中、外気温に近いバルコニーで保管。ルーマニアのトマトを使った美味しいチョルバが食べられるのです。

保存食づくりは、各家庭でそれぞれ異なります。我が家のお姑さんは、この方法ではありません。チョルバの具材にするのは同じくトマトとアルデイですが、みじん切りにしたものを塩漬けにして、保存しています。加熱しないため、こちらはさらに塩が効いていますが、チョルバの水加減によって、最後に加える塩の量を調節すればいいから、問題なし。


レシピのおさらい:
トマト8キロ、パプリカ1キロ、ハーブ少量、塩適量、化学保存料。
市場で買いだしてきたトマトは10キロですが、直径40センチ以上ある大鍋にも材料が全部入りきらなかったので、2キロは今、消費。



トマトのチョルバ(corba de rosii)、トマトだけではなく、玉ねぎ・アルデイはチョルバには無くてはならないもの。
 

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ナマケモノ・パスタ

2017-10-01 | ルーマニアのご馳走


何も作りたくないけれど、冷蔵庫の中のものを食べたくなくて、温かいものが食べたいときの、怠け者ランチ。パスタを茹でて瓶詰のソースをかけ、白チーズを砕いて載せただけ。様々な種類のパスタソースがスーパーの棚に並んでいるし、お気に入りのものを選んで、何も手を加えなくても美味しいです♪



パスタも乾麺、瓶詰ソースも保存がきくので、買い置きしておくと便利。



こんな生パスタが冷蔵庫にあると、さらに美味しく&手早く。

パスタといえば、以前、このブログのコメント欄で質問をいただいたことがあります~ルーマニア国内をドライブ旅行されているご夫婦から。

>素朴な質問していいですか?
>スパゲティを茹でると、ベタベタして美味しくないのです。
>ふたつ試したけど、ふたつともベタベタ。
>それってルーマニア方式ですかね?

>スパゲティを茹でると、
というところから、ご自身でスーパーなどで買ったパスタを茹でておられるようす。どうやらパスタ選びの知識がなかったようで、デュラム・セモリナ小麦100%のものを選んでおられませんでした。

日本人の好むパスタならではの歯ごたえや美味しさは、デュラム・セモリナ小麦100%のパスタから味わえます。

ルーマニアではパスタを砕いてスープの具材に使ったり、デザートとして甘く味付けすることもあり、調理法や用途も多様です。なので、異なる小麦を使っているパスタもたくさんあります。

ほかの小麦を使っているものはやや安価で、デュラム・セモリナ小麦100%のものはイタリア産に多く少しお高いですが、デュラム・セモリナ小麦100%のパスタをお選びになることをお勧めいたしました。

この素朴な質問は、例えばルーマニア人が、
>お寿司を作ろうと思って、お米を炊いたけれど、パサパサして美味しくない。
というのに、似ています。

ルーマニア人の誤りは、すし飯を炊くのに長粒米を使ってしまったこと。すし飯には、Japonicaの短粒米。何においても食材の知識と吟味は大事。Pofta Buna!(=どうぞ召し上がれ!)


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寿司デモンストレーション@ASE大学日本語サマースクール

2017-08-16 | ルーマニアのご馳走


ASE大学の日本語サマースクールにやってきた新鮮なサーモン。この日の日本語サマースクールのワークショップは、寿司デモンストレーション。これが、今から寿司職人により、目の前で捌かれていきます。

包丁だけでも数種類以上。今回持参いただいたものの中には、一丁2000ユーロ以上のものもあるそうです。大切なお商売道具!出刃でガツンと頭を落とし、3枚におろしていきます。



オーナーシェフのCristian Nao土屋氏の包丁捌きはなめらかでスムーズ。力がいるはずの頭の切り落としでも、いとも簡単そうに~包丁の切れの良さと腕の良さが目の前で披露されていきます。



中骨を一本一本抜き取る作業には、日本製の毛抜きを使用。鮭の持つ油でも滑ることなく、身の中にくぐもっている細かな骨を、指先の感覚で見つけ引き抜いていきます。外国から日本へ寿司職人がやってきたら、皆さん、日本製の毛抜きをご購入になるそうです、滑らず性能がいいから。



あっという間に、握り寿司サイズに切り分け完了。切り落とした頭や太い骨の部分にもまだまだ身がついています、「普段、店では捨ててしまうんだけど。」とおっしゃりつつ、「誰か、欲しい人いる?」と大サービス~「私、チョルバにします!」と、すぐに貰い手が決まりました。学部の事務員さん、美味しいチョルバ(=ルーマニア風スープ)が出来るに違いない!



握ってくださるのはもっとあっという間、店で事前に用意してくださった裏巻き寿司もサーブされ、予想以上のサービスにみんな最初は遠慮気味でしたが、食べ始めると「美味しい!」「美味しい!」



浴衣姿で登場したお店の女の子たちも花を添えてくれ、あっという間に平らげました。



寿司職人の土屋さん、大人気で記念撮影が続きます。



最後に階下までお見送りした時、ASE大学の学生たちを褒めてくださいました~「お寿司をテーブルの上に出した時、学生が『先生、どうぞ』といちばん先に先生の所へ持って行ったよ、先生はちゃんと尊敬を集めているね。」



寿司を握るだけではなく、よくご覧になっています、そして嬉しい指摘でした。行儀が良い学生たちに囲まれ、毎日楽しく日本語学習♪


Scoala de vara japoneza in ASE:
Day 4 - Sushi
Dupa ce am cunoscut-o virtual pe Erin la cursul de limba japoneaza, dupa-amiaza am primit vizita lui Tsuchiya-san, patronul restaurantului japonez Wasabi, care, dupa ce ne-a prezentat pe scurt istoricul sushi, cu micile trucuri pe care trebuie sa le stim pentru a deosebi un sushi de calitate, ne-a facut si o demonstratie pe viu de cum se transeaza, feliaza si se transforma un somon intreg in delicioasele felii de nigiri-zushi. A fost o zi plina - si la propriu si la figurat!

Presentation of "The world of Sushi", at Japanese Summer School at ASE University.
And demonstration of Sushi by Cristian Nao Tsuchiya from Wasabi Running Sushi. So interesting and delicious!!!
Multumesc din suflet.


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"The world of Sushi" @ASE大学日本語サマースクール

2017-08-15 | ルーマニアのご馳走


たれもが楽しみにしていた、寿司デモンストレーション。今回の日本語サマースクールのハイライト~ブカレストの寿司レストラン、『Wasabi Running Sushi』の全面協力を得て実現。



午前中に、なぞなぞ漢字で「鮭」(サケ)」を学んだばかり。オーナーシェフであるCristian Nao土屋氏の "The world of Sushi" の講義も、「魚へん」の漢字から始まりました。



「鯖(サバ)」「鰯(イワシ)」「鮪(マグロ)」「鱚(キス)」「鰹(カツオ)」「鯨(クジラ)」「鯉(コイ)」、身近な魚でもいざ漢字で、となるときちんと書けなかったりします。



つづいて、寿司の起源も勉強~お寿司は今や和食の代表格ですが、もとはと言えばタイの山奥での魚の保存食でした。塩と米で発酵させて2か月、これがシルクロードをたどり、中国から日本へ伝わったのです。

そして江戸時代に、ご飯に酢を混ぜて酢飯を作り、早く作って早く食べられるように改良。当時の江戸と言えば、人口100万人を抱える世界一の大都会、人々の往来も激しく、早く食べて早く用事に行かなければならなかったからです。

この江戸時代のお寿司は大きかったと言います。それが、第2次世界大戦後に2つに切り分けるようになり、2貫が基本になりました。第2次世界大戦後に考案された寿司の種類と言えば、軍艦巻き。

江戸前寿司というのは、江戸湾で採れた魚を使うからこの名称になりました。

お寿司のおいしさの60%は、お米(シャリ)で決まると言います、寿司米としてふさわしいのはJaponicaという種類の短粒米。Jawaの大粒米はパエリアに、Indicaの長粒米はソースで和えて食べるもの。

時々ルーマニア人で、「家でお寿司を作ったけれど、どうしても美味しくないんだ。」という人の多くは、お米選びに失敗、長粒米を使ってしまったから。

女子学生の中にも家で巻き寿司を作る人たちがいます、家で作るくらいだから「大」のお寿司ファン。ふさわしいお米も熟知。もちろん私も、家で作ることもあるし、ルーマニア人と寿司パーティをすることもあり。



でもやっぱり時々は、本物のお寿司を食べた~い、というわけで、寿司レストラン『Wasabi Running Sushi』に通うわけです♪その本物のお寿司が、ASE大学の日本語サマースクールで食べられるなんて!!いよいよ、デモンストレーションの始まりです==。(続く)


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サーモンを捌く職人技を見ながら寿司を食べる

2017-07-29 | ルーマニアのご馳走


ブカレストでお寿司を食べたくなったら迷わずにここ~Wasabi Running Sushi(AFIパレス・コトロチェニ内)。文字通り回転寿司ながら、日本ブランドの米を使ったシャリは美味しく、コストパフォーマンス高く、いつ行っても大満足!

ランチタイム61レイ(=約1650円)で、日本人オーナーシェフ自らが握るお寿司が食べ放題というのは、日本国内の回転寿司チェーン店をとってみてもあり得ないコスパ。もちろんロボット寿司ではありません。お味はおそらく、海外で一番の、寿司レストラン!



寿司のおいしさは何といってもシャリ(=すし飯)。海外の他店でありがちな冷えきったシャリではなく、ちょうどころ合いの温度のすし飯に、サーモンやウナギ、マグロが乗ってベルトコンベアーを廻ってくると、ここがルーマニアであるのを忘れさせてくれ、夢中になってお寿司を頬張ってしまいます。

AFIパレス・コトロチェニ内にあるこの店は、ブティックが立ち並ぶ通りに設けられたアイランド形式。和風の内装や格式ばったインテリアはありませんが、そういったものはすべてコストに反映してくるもの。日常使いにお寿司を食べるなら、カジュアルな回転すし、そして味は本格派を超える本格派。



それどころか、キッチンが真ん中にあるアイランド形式の回転寿司店なので、目の前でどうやって寿司を作っていくのか、見ながら食べることができます。



運が良ければ、オーナーシェフが自らサーモンを捌くところが見れます。ガツンと頭を落とし、しっぽを落とし、3枚におろし、丁寧に中骨を抜き取り、握り寿司のサイズに切り分けていく職人技の行程が、目の前で繰り広げられるのです。



お味噌汁(食べ放題料金に含まれている)もあるし緑茶もあり(以前はコーヒーカップでサーブされていましたが、今月訪れた時には可愛い柄の急須と湯呑でした。急須にたっぷりの緑茶、別料金で5レイ)



枝豆や海藻のサラダなど、箸休めも充実。



メニュー表に掲載されていて、流れていないお寿司は、迷わずシェフに注文リクエスト!快く握ってもらえ、好きなものを好きなだけ、食べられるのです。ほぼ毎月、食べに行っているお気に入りのお寿司屋さん♪~海外旅行中で、お寿司が恋しくなった人にもお勧めです♪~さあ、近々、いつ行こうかな??

(気さくなオーナーから、ネット掲載許可を得ています)

レストラン情報:
Wasabi Running Sushi- AFI Palace Cotroceni, Parter(=地上階), Bucuresti
LUNCH TIME:
月~金曜 10:00 - 18:00 - 61 一人61レイ/1時間
Contact:
Wasabi AFI Palace Cotroceni
E-mail : info@wasabi-sushi.ro
Telefon : +40 726 331 117
Web:www.wasabi-sushi.ro

 
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学食夏休みが前倒し

2017-07-10 | ルーマニアのご馳走


ルーマニアの学校制度は、秋始まりの夏終わり。小学校~高校は9月15日が新学年の始まりで6月15日が年度末。通知簿もあります(こちらから)。

大学が始まるのは10月で、学年末と卒業のシーズンは6月末~7月。6月いっぱいの本試験に合格できなかった学生たちは7月に追試があります。2学期制で、学期ごとの個人成績一覧表が廊下にズラリ貼り出されるのは壮絶。フルネームと共に、どの科目で何点取ったかが一目瞭然。
 
それでも何とかみんな及第したのか、ドロップアウトしたのか、すでに大学に来る学生はほとんどいません。というわけで、併設の学食も夏休みに入りました。去年よりも1週間早い夏休み入り。
 


先週にも学食を訪れていて、夏休み期間告知の張り紙がなかったので、例年通りまだ1週間くらい開いているだろうと思って行ってみると、、、まさに今日から夏休みに入ったとの告知。ああ、腹ペコだぁ。
 


いつもおばさんたちが、広い厨房で大きな鍋にいっぱい料理を作ってくれています。一流レストランの味には及ばないけれど、いわゆる家庭の味、おふくろの味。
 


と言っても、手の込んだ時間のかかるサルマーレ(=ルーマニア風ロールキャベツ)や、アルデイ・ウンプルット(=ピーマンの肉詰め)などの煮込み料理はありません。
 


でも、いつも2種類のスープ、お肉もその日によって牛・豚・チキンのグリル、そしてキフツェル(=ルーマニア風揚げ肉団子)、はみ出すほどの大きな魚がど~んと乗っているお皿もあり。
 
付け合わせも、フライドポテトだけではなく、マッシュポテト・ピラフ・三色ミックスベジタブル・緑の豆、などなど。
 


シンプルな、キャベツのサラダやきゅうりのサラダは、1レイ以下のお値段。付け合わせがしっかりしているので、パンを頼むことはほとんどないけれど、‌大きなコッペパンを4分の一に切ったものが、0.18レイ、これってほとんど原価。
 
ゼリーやシュークリーム・ケーキのデザートもあります。でも、食いしん坊ながら、そこまで手が回りません==。
 
お腹いっぱい食べても、いつも7レイ(=約190円)を越えません。魚を頼んだ時だけ、ちょっと贅沢、トレー全体で9レイほど。魚料理は肉料理よりも高価なのです。
 
寮に併設されているので、ちゃっかりした学生は、タッパー持参で部屋に帰って食べる分も詰めてもらっています。そんな学生たちもほぼみんな帰省して行って、がら~んとして寂しくなりました、活気が戻るのは3か月後。 
 
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これも日本語クラスの話題

2017-06-21 | ルーマニアのご馳走
日本で一般的に食べられている料理の名前を日本語で覚えるのも、日本語クラス。

例えば、朝ごはんに食べるもの~ごはん、みそ汁、漬物。パンや卵焼き、目玉焼き。昼ご飯は、カレー、うどん、そば、定食。定食と言えばトンカツ定食などなど。


(画像サイトより、トンカツ)

「トンカツ(豚かつ)」って何?ルーマニア料理でいうところの「シュニッツエル」。みんなで日本の画像サイトを見ていると、「トンカツ」と「カツレツ」の2種類がほとんど同じ見かけの料理~「先生、この2つはどこが違うのですか?」

これも日本語クラスの話題なので調べてみると、カツレツとトンカツの違いは、まずその起源が違うということ。

カツレツはフランス料理が発祥で、それをヒントに日本で考えられたレシピがトンカツ。


(画像サイトより、カツレツ)

以下は、webからのコピペ。
カツレツは、フランス料理のコートレット(Cotelette)から来ており、子牛肉をスライスしたものにパン粉を付けてバターなどでソテーしたもの。
トンカツは、日本発祥の食べ物である。豚ヒレ肉の厚切りに、小麦粉、溶き卵、パン粉で衣をつけ油で揚げたもの。



(画像サイトより、鶏むね肉のシュニッツェル、snitel din piept de pui~大きなシュニッツェルにさらに大量の揚げ物、フライドポテトが添えられているところがすごい==)

ちなみにルーマニアの「シュニッツエル」は、牛肉以外に豚肉でも鶏肉でも調理され、手順も小麦粉をはたき、溶き卵に潜らせてパン粉をつけて多めの油で焼く、という手法で、ほぼトンカツと同じレシピ。

勉強にもなったけれど、おなかが空いてきました==。

お断り:
記事中の画像はすべて画像サイトから拝借。


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学食も夏休み

2016-07-28 | ルーマニアのご馳走


ルーマニアの就学制度は、秋始まりの夏終わり。小学校~高校は9月が新学年で6月が年度末。大学が始まるのは10月で、学年末と卒業のシーズンは6月末~7月。幅があるのは、6月中の本試験に合格できなかった学生たちのために7月に追試が行われるから。
 
というわけで、大学も7月になるとやってくる学生もめっきり減ります。学生寮も入寮者が減るので、居残る学生たちには割高の入寮費になったりします。そして、寮に併設されている学食も、7月16日~9月25日まで、長~い夏休みに入りました。
 


学生寮併設の学食は、国立大学であるからか消費税(TVA)も免除(0%)のありがたい存在、食いしん坊の私がどれだけ食べても、7レイ(=約200円)を超えることはありません。


 
野菜中心のメニューを選んだら、支払いが5レイに満たないこともしばしば。肉類(ポークやチキンのグリル、牛肉のスープ)を選んでも、スープ・サラダを添えて6レイ余り。
 
大きな食堂に厨房、たくさんのおばさんたちが毎日調理し、手早くショーケースに並べ、そこから好きなものを選んで自分のトレーに取っていくカフェテリア形式。
 
2か月以上の休業で、おばさんたちもお休み、お給料が入ってこないのでは、とちょっと心配。
 


そして私の胃袋は、どこで満たされるの?~大丈夫、寮併設の学食は夏休みがありますが、学舎にある学食は、先生方や事務職員も多く利用するので通年営業。
 
ここは、大学の直営ではなく業者が入っていて、消費税(TVA)が課税(9%)されます。そして、レジで注文したものがウェイトレスによって運ばれてくるので、ランチ代は少々割高。それでも、6~8レイぐらいで、3品(スープ・サラダ・メインと付け合わせ)のメニューが食べられます。
 
というわけで、大学で仕事がなくても、学舎から半径1.5キロくらいのところに私用がある場合、大学まで足を延ばして学食ランチを食べに行くこと、しばしば。一人でも気軽に利用できるし、何といっても「早い、安い、旨い」~♪

追記:
私の行っている学食は、「学生・教職員に限る」としっかり明記されています。寮併設の学食は「身分証掲示の上、購入のこと」・学舎の地上階にある学食は注文票に、1.学生、2.教員、3.職員、の区別を書かなければなりません。

でも、身分証を見せたことはないし、何も言われたことがありません。明らかに目立つアジア人ですが。日本から友人が来たら、ぜひ一緒に食べに行きたいです==。ビールが無いのが玉に瑕!!

追記、その2:


マイダーリンは警察官、そして警察官とその家族や関係者だけが利用できるレストランが市内にあります。同じように安価で、ワインやビールもあります。ハウスワインは1リットル頼んでも6レイ、でもビールは定価を割り込んで販売するわけにはいかないので、小売店で購入するくらいの価格、やっぱり食事には、アルコールがなくっちゃね==。

ダーリンの警察手帳提示で入場できるこのレストラン、私一人で行くわけにはいかないのが、これまた玉に瑕。


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カプチーノアートの幸せ

2016-06-10 | ルーマニアのご馳走

 
日本語授業の合間のカプチーノ。学舎の前に、屋台で引いてきたのか(?)三輪自転車のような風貌のコーヒーショップ。



注文のたびにその場で豆を挽いていれてくれる本格派コーヒー。同僚の先生のお勧め。
 


エスプレッソが3レイから~これは自動販売機1.5レイの倍額だけれど、味は比べ物にならないくらい美味しいです。



ラテアートも楽しく。



「どこから来たの?」の質問に答えたら、『JAPAN』のロゴ入れカプチーノアート。



というわけで、『bani de ciorba』(=チップのこと)も忘れずに。


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