ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

チャレンジ登山大会、「悪いクセ」編

2010-04-11 | 日本でランニング


人と躍起になって競走しようとすること、これはかつてのわたしの良くない癖。チャレンジ登山大会で葛城山のエイドを出た直後に道を間違えたのは、ほんと、この「悪いクセ」が出たもの。切磋琢磨という言葉もあるけれど、時と場合による~。

さてさて「悪いクセ」の顛末は。

私がそこのエイドを出ようとしたとき、わたしより30分遅れでスタートした旧知のランナーMさんが追いついてきました。「こりゃいかん、早く逃げよう!」と慌てて走り出し、前のランナー(実は登山者)について行ったのが間違いのもと、ロープウェイ乗り場まで降りてしまいました。

その人、「僕、ここからロープウェイで降りるんです。」、ガ~~~~ン!!走路から大きく外れてしまいましたぁ~。(といってもロスはせいぜい15分くらい)

あのとき、ちょこっとMさんを待って、少しでも言葉を交わしたりしていたらこんなことにならなかったのに。ランニングを始めた当初のころよく鍛えてもらったMさん、おかげでじきにわたしもしっかり走れるようになって、二人でよく競走したものです。今の私は別人、そんなわたしがMさんの前を走ろうなんて、一生考えたらダメですね~。

一番上の写真は、そのMさんからいただいたゴール直後の写真。女子優勝N村さんと男子壮年の部2位のOさん。Mさんは私より30分遅くスタートし、私より1時間近く早くゴールしてこの写真を撮ってくれました。この日の私は楽しく山道をたどれたので、二重丸! 
 

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チャレンジ登山大会、楽しかった編

2010-04-11 | 日本でランニング


最近のわたし、何度もフルマラソンで失敗しています、最初にとばしすぎて脚が動かなくなること。これでもか、とペースを落としたつもりでスタートしても、ペース配分のミスと練習不足がたたって脚が動かなくなります。
 
幾度もそんなことが続き、気分も凹みっぱなしで走ることが出来なくなってきている昨今。けれどラン仲間の誘いに乗ってしまい、来月は3大会にエントリー済み。ひとつは4日間で92キロを走るレース、あとの二つはともに全長40キロ近くあるトレイルラン。どうやって完走するというの?
 


なにかのきっかけを掴みたいと、あえてハイカーに混じって登山の部に参加してみた「大阪府チャレンジ登山大会」。気楽さがよかったのか、結論は「整備された走りやすいコースで楽しかった!」~って、ほとんど歩いていた部分が多いのだけど。
 
最初の部分で出会ったベテラン女性ランナーさん、慎重にペースを配分されていた様子。わたしも見習ってのぼりで息が上がり始めたら歩きました。くだりで怖い&危険と思ったら、石橋を叩くように下りました。用心に用心を重ね、気持ちよく走れる部分だけ走ってみるとこの結論。

全部を走り切れてはいないけれど、このアップダウンの続くコースですべてを走り抜けている人は男子のトップクラスのごく僅か。逆に言うと「全部を走らなくてもいい山のコース」で自分なりに走れる部分だけをチョイス、だったら楽しいこと、請け合い。
 


「楽しいこと」から始めましょ。「これをしなければ」と思い始めるとプレッシャーになるだけ。楽しいことから始めて、「頑張ってみよう」と欲が出てくると「これをしなければ」の練習が「これをしたほうがいい」に置き換わっていくもの。
 
わたしにとって走ることはやっぱり楽しいことだと気付かせてくれた大会、天候に恵まれた山の風景にもありがとう。



チャレンジ・ダイトレ登山大会とは:
北は屯鶴棒(どんづるぼう)から、南は槇尾山(まきおさん)までの全長45kmの長距離自然歩道を昭和43年に大阪府と奈良県が整備。金剛・生駒・紀泉国定公園の自然に親しんでもらうのが目的で、「ダイヤモンドトレール」と呼ばれ、起伏に富んだコースに人気がある。そのコースの當麻から天見駅までをチャレンジ登山として走破します。


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チャレンジ登山大会、スタート編

2010-04-11 | 日本でランニング
4月の半ばまで日本に居るのならこの大会に間に合う、と気付いた「大阪府チャレンジ登山大会」。マラソンの部とチャレンジ登山の部(ウォークの部)があり、ウォークならば当日参加もOK。
 
山道を走る練習はおろか歩く練習もろくすっぽしていない現況。「当日朝4時半に起きれたら行こう」、そんな不確かな気持ちで前夜目覚ましをセットしたけれど、さっさと起床できました。大事なことは参加すること。
 

 
早々に受付&スタート会場に到着。最近の私はどうやらランナーとしてのオーラが出ていないようで「ウォークのかたですか、ウォークの受付は下のほうです。」と係員に声をかけられました。わたしの前を歩いていた人は「マラソンのかたですか、マラソンの受付は上のほうです。」と一目見てランナーに分類されていたけれど。
 
今日の私は競技者としてではなく、登山コースを体験するための参加。まずは安全第一に山道をたどり、36キロ先のゴールまで行くこと。
 
流れスタートのウォークの部、登山靴を履きリュックを背負ったハイカーが多いです。走れる部分は走ろうと思っていたので最初のアスファルト部分は問題なし。じきに登山道に入り、傾斜もきつくなったりゆるくなったり。それにあわせて歩いたり走ったりしているうち、一人の女性に追いつきました。見るからにランナーの装束。
 
この人も安全策をとっているようで、歩いたり走ったり。流れスタートだったので彼女のスタート時刻を尋ねてみると、私よりも5分前のスタート。私ったら少し慌てて走ってきたみたい~そんなに慌ててどこへ行く~。
 
一緒に歩きながら聞いてみると昨年の「萩往還240キロ」の完走者というではありませんか。最近マラソンもろくに完走できていない私から見ると、超ウルトラの世界はまったく別世界。このコースは何度も経験ありというし、ペースも合うのでしばらくご一緒させてもらうことに。
 
第1チェックポイント通過。この直後に、私よりも10分後にスタートしたマラソンの部のトップ選手に追い越されました。なんとも軽い脚取りで駆け上がって行きます。続けて何人か男子選手に追い越され、次の大きな登りで女子のトップに追い越されました。ちらりと見た姿、知り合いの選手。「N村さん!」と声をかけると、振り向かないまでも手を挙げて答えてくれたのは嬉しい。
 
しばらくして2人目の女子選手。「失礼します。」と声が後からやってきて、その声で誰だか判ります、彼女も古くからの知り合い。もちろん声をかけます。
ともに大阪国際女子マラソンで何度も顔を合わせ、ほかの大会でも出会うので言葉を交わしあうようになった彼女ら。長い期間、市民ランナーの第一線で活躍中。今ではとても付いていけません。

とにかくマイペースを。自分の調子を取り戻すための大会参加。最後まで気力途切れずに脚を進めること。脚が疲れ果て動かなくなってくると、気力も消え去ってしまいます。そうならないためにも、36キロ先のゴールまで脚を動かし続けることのできる自分のペースが大事。

わたしの「チャレンジ登山大会」、続きます。

写真はスタート直前の一枚。ラン友に声をかけられ振り向きざまのショットでちょっとびっくり顔。後ろの自転車のお兄さんの笑顔、いいですね~。


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