ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

それぞれの卒業

2014-06-24 | ルーマニアを想うとき


ダブルのおめでとう、卒業とご懐妊。医学系を目指しましたが、ひとまず看護系大学を卒業、看護師への道が開けています~高校時代に日本語専攻だった縁で出会ったIちゃん。
 
それと同時に、赤ちゃんを宿していることが判りました。「今日、モグラフィーを受けるの、男の子かしら?女の子かしら?」、12月にはママになります。「日本語の名前は、どんなのがいいですか?」と尋ねられて、子供を持たない私がいつも思っていたのが、女の子だったら「さくらこ」、男の子だったら「隼人(はやと)」。

「さくらこ」は「桜子」でもいいけれど、「さくら」は絶対に「cherry blossoms」。マンモグラフィーの結果がわかったら知らせてね、隼人かな、さくらこかな。
 
「たぶん、はやとです=」、その日のうちに知らせが。大学1年生の夏に、アルバイト先で知り合った2歳年上のボーイフレンドと丸2年の月日を経て、越しかた行く末、この夏一緒に暮らし始めることになりました。
 
ルーマニアでは、正規雇用の女性に対して手厚い出産休暇があります。出産前3ヶ月から産後1年間、給与の6割を国から支給されて休暇をとることができるのです(5年ほど前までは、2年間の産休保障でしたが、制度改悪)。民間企業でも公務員でも同じ、制度は保証されています。でも民間だと「早く職場に戻って来い=。」と圧力もあるようです。
 
しかしながら、学生の身ではその保障はありません。ボーイフレンド(tatoo施術者)と自分のアルバイト収入だけが頼り。看護系大学から医学系を目指すと言っていたIちゃんですが、今はすべて休止、生まれてくる隼人にひとまず夢を託します。困難に間違いないけれど、自分の夢を置き去りにしないで。


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カバーガールはアレクサンドラ・スタン

2012-03-19 | ルーマニアを想うとき

 
ダンススタジオの入口で、偶然見つけたフリーペーパー、中高生向きのダンスマガジン、『SDM teens』2012年1学期号(最新号)。この眼元と「ALEXANDRA STAN」という名前、ルーマニア女性に違いない!マガジン本体にも見開き2ページで記事があります。
 


たしかにあのALEXANDRA STAN。彼女の「Saxobeats」は、ルーマニア本国でラジオでも街角でも何処でも流れてきて、昨年大ヒット。それが日本へアルバム上陸していたのです。おまけに先週、本人も初来日し、PRのためテレビ出演もしていたというではありませんか!
 


“全世界の音楽シーンに衝撃を与えている”と言われてもピンとこなかったけれど、自分のこんな近くでカバー写真に遭遇するとはびっくり。自分からネット検索して見つけるのと、自分の狭い行動範囲の中で実際にこの目で見かける(写真だけだけれど)のでは、インパクトが違います。
 


確かに彼女は人目を引く美人です、そして、ルーマニアでは同じくらい美人の人がいっぱい街を歩いています。殿方はぜひ目の保養に、ルーマニアへお越しあれ~♪


ルーマニアMTVのアレクサンドラ・スタンはこちらから:

  
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本日の手芸

2012-02-27 | ルーマニアを想うとき

handicraft today~ce sunt acestea?
 
こんなものも作りました、マラソン大会のナンバーカードを利用して、三辺を縫いファスナーを付けて、お手軽ポーチ。12月1日のルーマニア統一記念日マラソン大会の時のもの。余ったゼッケンも貰ってきたので、全部で5つも作成、これもルーマニアのラン仲間にプレゼント。トリコロールが好きな彼ら、きっと喜んでもらってくれるに違いない~。
 


以前、こんなポーチも作っていました。DHLマラソンの時のもの。
 


日本の大会のナンバーカードで作ると、こんな感じになります。これもまた、味があって良いかな、と。こんなにたくさん自分では使わないので、これらもまた、ラン仲間に(=無理やり=)プレゼント。
 
自画自賛ですがこのポーチ、軽量で容量もあり、マラソン大会へ行くときの小物入れにぴったり。冬場なら必需品の手袋、安全ピン(最近では安全ピンを使わずにナンバーカードをユニフォームに固定する「ゼッケンホルダー」という商品がヒット)・ワセリン・栄養補給タブレットやゼリーなどの類をひとまとめにしておくのに便利。小物をリュックにそのまま詰め込むと、どこへ入り込んだか判らなくなりがち。
 
ビニールコーティングされているゼッケンを再利用しているので、お風呂セットを入れておくのにも便利。希望者は『これ、欲しい』表明をしてくださ~い♪・・・要らないかな・・・?

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本日の工作

2012-02-26 | ルーマニアを想うとき

handicraft today~ce sunt acestea?
 
ペットボトル・キャップを3個、つなげたもの。それにキーホルダーをつけて。カラフルだけれど、それが何?
 


色目に注目、『赤・黄・青』のトリコロールといえば、ルーマニア国旗の色。ボトル・キャップもルーマニア製。日本ではこういったカラフルなキャップはお目にかかりません。あら、よく見ると、これらのキャップ、すべて2~3リットルのペットボトル入りのビールから。これら、ブカレストの我が家には、た~~くさん、あります♪
 


日本人でこの特製キーホルダーをもらっても誰も嬉しくないだろうけれど、きっとルーマニアのラン仲間だったら、喜んでもらってくれるにちがいない~「身にまとうトリコロール」、記事はこちらから。写真の帽子は、マラムレシュ地方の男性がかぶるパラリエ。子供用?と思えるほど小さなものを、頭にちょこんと乗せるのが伝統。



わたしもこの三色が好きになってきたぁ~。
 

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100円ショップで買おう!ルーマニア国旗

2012-02-24 | ルーマニアを想うとき

Hai să cumpăram drapel românesc naţional in japonia! Aceasta este doar 1 euro.
 
日本でのお買い物の楽しみ、それは文字通り百花繚乱の品ぞろえ、100円ショップ。帰省のたびに必ずチェックします♪今回の発見は、『赤・黄・青』の三色旗、ルーマニア国旗。
 
同じショップの定番、3年ほど前から展開中の日本の国旗、これはすでに購入済み。サイズも縦30cm×横45cm、と卓上サイズよりもやや大きめ。
 


香港マラソンがお気に入りなので、香港の旗も購入済み、使用例はこちら。いつか走ってみたいマカオマラソンのために、マカオの旗もお買い上げ。

和風雑貨や和風食器も充実している日本の百均ですが、やっぱりお値段はお値段だけあって、安っぽさは隠せません。自分が納得して普段使いには良いかもしれないけれど、海外に「日本からの和風のお土産」として持っていくにはまったく不向き。ギフトにするにはアンチ・100円ショップのワタクシ・マドモワゼルですが、こんなふうに使えるものもあります。
 


不思議なことにこの国旗シリーズ、アメリカやイギリス・フランス・イタリアなど、誰でも知っている国旗はありません。すでに売り切れたのかな?いま、店頭に並んでいるのはバーレーン・サウジアラビア・カタール・シンガポール・アラブ首長国連邦・インドネシア・台湾、ニュージーランドなど。これらの国出身の人が、日本で買うのかな?これらの国に旅行する人が、買うのかな?EU圏内の国では、唯一となるルーマニア。
 
わたしはさらにインドネシアの旗をお買い上げ。上が赤・下が白の横二分割旗は、実はモナコ公国の旗と同じ(縦横の比率がほんのわずか異なるだけ・記事はこちらから)。いつかこの国でマラソン、または24時間走レースを走ってみたいから~♪

おことわり:
記事中の100円ショップは『DAISO』さんですが、国旗シリーズはかなり大きめの売り場面積がある店舗でのみ取り扱いがあるようです。数年前に扱っていた国旗ワッペンシリーズ(こちら)は完売にて販売終了。


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こんなふうに出会いたくなかった・・・

2012-02-08 | ルーマニアを想うとき


1月中旬にSMURD(緊急レスキューサービス)制度の改正から端を発し、かねてから緊縮財政に苦しんでいた国民は、怒りを爆発させ、バセスク大統領とボック首相の早期辞任を求める抗議デモを繰り返していました。
 
そしてついに6日、事態収拾のために、とエミール・ボック首相が辞任。日本の新聞にはめったなことで記事にはならないルーマニア関連。首相の顔写真が掲載されるのも珍しいです。いずれにせよ、政治が乱れているという良からぬニュース、こんな形で出会いたくなかったです、このおかた。
(写真は7日付読売新聞朝刊より)

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ルーマニアにはない、非常持ち出し袋

2011-03-19 | ルーマニアを想うとき
ルーマニアはヨーロッパでは珍しく、地震国の分類に入っています。アフリカ大陸とユーラシア大陸の境目にあたり、断層があるのです。1940年と1977年に大きな地震が起こり、30余年と言われている地震の周期にきているところ。
 
でも、地震対策ってしてるの?避難指定場所とか避難訓練、非常持ち出し袋などという言葉すら存在しなさそう。耐震住宅という言葉はあるかもしれません、ただし、使われ方は「僕たちのブロックハウスは耐震住宅に程遠い・・。」
 
地震後、ルーマニアの友人とメッセンジャーで話していて、
「地震にそなえて、非常持ち出し袋を準備して。」と言うと、「何、それ?」
「水とか保存食を入れておくの。懐中電灯やティッシュとかも。」、「それから?」
「底の分厚い靴もそばに用意しておいて。いろんな瓦礫が散らばっていると、靴下では歩けないから。」「確かにそうかもね。」、
「だからちゃんとリュックサックを作って!」、「でも、ルーマニアは日本みたいな活火山もないし、海に囲まれているわけじゃないから、大丈夫だと思うけれど。」

1982年生まれで前回の地震を知らない彼女、ほとんど興味無いみたいで、「じゃあね。」とすぐにオフラインにされてしまいました、トホホ・・・。いざというとき、大丈夫かなあ。

1977年のルーマニア地震:
1977年3月4日、ルーマニアのブカレストの北約120kmを震源とするM7.5(M7.2という説もあり)の大地震が起こり、死者1,500人以上、被災家屋20,000戸以上。ブカレストの北、プロイエシュティにある油田なども被害を受けました。震源地によりVrancea(ヴランチャ)地震と呼ばれています。研究上では、マグニチュード7以上の発生頻度は、100年に2~3回(三十数年周期)という説あり。

ルーマニアで2年前に起こった地震はこちらから:
ブカレストでも震度3、揺れただけで被害はなかったけれど怖い思いをしました。


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ルーマニアでも報道、日本の大雪

2011-02-04 | ルーマニアを想うとき


「Big Snow」とタイトルをつけて、日本帰省中の私に届いたマイダーリンからのメール。てっきりブカレストで大雪かと思ったら、先月末からの福井県辺りでの大雪の様子がルーマニアのテレビでも報道されているのです。大阪国際女子マラソンを走ったラン友の中にも、福井に帰った人がいます、大丈夫かなあ。
 
ザック・ジャパンがサッカーアジアカップで優勝したニュースも、ルーマニアのテレビで報道され、「おめでとう!」と。いつも「アジアなんて、ヨーロッパと比べればレベルが違うよ。」と、ちょっと格下気味に見ている感のあるダーリンですが、試合内容も確認した上での賛辞。日本中が沸きに湧いた優勝。
 


ブカレストでは「雪上ハーフマラソン&クロス」、文字通りコースの3分の2以上が雪または氷というコンディションのなか行われました(1/30)が、当日は降り注ぐ太陽にみんな、白い雪の中のコースを満喫。とはいえ、気温は0℃を少し上回るほど。短い距離のクロス3.6キロでも、ランパン&ランシャツ姿などは一人もいなくて、みんな防寒ウェアーで走っています。
 




会場となったブカレスト・ポリテクニカのキャンパス工科大学の、広々とした構内。
 


雪の積もったカーブ、これは減速しなければ危なそう。



周りにも降り積もった雪がいっぱい。ルーマニアの首都、ブカレストは雪国!
 


スタート前のダーリン(向かって左側)、 3.6キロクロスに参加。果敢に飛ばし一時はトップを引っ張っていたけれど、練習不足がたたりフィニッシュでは4位に後退。3位以内入賞を逃しました。残念そうだったけれど、マラソンは入賞だけが目的ではないし。
 


寒くてもこんな天気の良い日に走ることができるのが醍醐味!
 
@Bucureşţi


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真冬の雨、しょぼくれたワンコ

2011-01-22 | ルーマニアを想うとき


真冬の雨です、ブカレスト。先週末からことのほか過ごしやすい春のような気候が続いて、そして週末の雨。真冬のこの時期に雨が降るのは、「マイルドな冬」の予報が当たっているのかも。雨はじきに雪に変わりそう。

届いた画像は、マイダーリンより~私がいつも、「日本へ帰ると、野良犬がいなくて寂しい。」と言うので。最初は怖くて仕方なかった野良犬、今では、たくましく生きるそのしぐさや表情に癒され、可愛い存在なのです。
 


イスラエルから帰ってきてから、ダーリンは体調を崩し、メディカル休暇をとって5日間もお休みをしました。さらに、歯茎から大きく出血して、5日間の歯科治療休暇をとりました。写真のワンコもしょぼくれているけれど、ダーリンも覇気がありません。
 
でも、こんなにお休みしていて良いのかしら?今年はルーマニア全土で1万8千人~2万人の警察官のリストラが予定されていると言うのに。ダーリンはマラソンを走る警察官として上司にもIPA Romania(International Police Association in Romania)にも労働組合にも認められているけれど、医療休暇をたくさんとっていると、身体の弱い警察官、とみなされることもあるかも?ちょっと心配。

@Bucharst


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ルーマニアとロシアって、仲が悪いの?

2010-08-19 | ルーマニアを想うとき

 
ロシアへの観光ビザの申請に、てこづっています。これは在ルーマニアロシア大使館に申請すべきマイダーリンの話。日本帰省中のわたしは在大阪ロシア総領事館に申請し、受領済み
 
おなじ観光ビザなのに、申請に必要とされる書類が多いのです。私が申請のために準備したものは、①ロシア側旅行社発行のインビテーション、②ビザ申請書(ロシア大使館のサイトからダウンロード)、③パスポート、④パスポートサイズの顔写真。
 
①のインビテーションを手配するためにロシア側旅行社にコンタクトを取ったところ、それは「観光ビザならこれで申請できるはず。」とお墨つきの一枚。が、ルーマニア国籍だと、さらにもう一枚インビテーションが必要だと言われたそうです。
 
私たちのロシア訪問の目的はモスクワマラソンを走ること。マイダーリンに要求されたのは、マラソン主催者からのインビテーション。エントリー費用を払い込み、エントリー済みであることを証明する書類。主催者にインビテーション発行を依頼すると、手数料として50USドル必要とのこと。「僕のロシアビザは高くつくよ。」とダーリン、ぼやいています。
 
日本国籍で申請から2週間後の受取であれば無料で発給される観光ビザ、ルーマニア人が在ルーマニアロシア大使館から発給を受けるには、40USドル。何かと国の利害関係も絡んできて、こんな発給手数料の設定に。
 
そうこうしていると、両国間で聞き捨てならないニュース、「スパイ容疑でルーマニア外交官拘束、国外退去命令(毎日jp)」とモスクワから伝わってきたばかりの事件に対し、報復措置的にその翌日、「ロシアとルーマニアの対立激化 ルーマニアが外交官退去命令(日本経済新聞web刊)」。 ルーマニア政府が在ブカレストのロシア大使館の外交官に対して、退去を命じたというのです。
 
在ルーマニアのロシア大使館と言えば、マイダーリンたちにロシアビザを発給してくれるところ。こりゃ~、ルーマニア人に対するビザ発給は厳しくなるわ・・・(なんて、ちょっと偏狭な見方かもしれませんが。)
 
私が日本のパスポートを持って、在ルーマニアのロシア大使館でロシアビザを申請していたらどうなったのだろう、と、こんなことまで考えてしまいます。

隣接、または近隣の諸国と言うのは何かと対抗意識が強く、ちょっとしたことで反感を買ったりするもの。そんなことで一般市民の渡航まで厳しい目で見られていること、いたしかたないのかな、と。
 
マイダーリンたち(ダーリンともう一人、ブカレストのラン仲間も一緒に行く予定)は今週のうちに、必要書類を携えてロシア大使館に出向く手はず。これで3度目。無事に申請が受け付けてもらえて、ビザが発給されることを祈るしかないです。・・・でないと、私一人でモスクワに行くことになってしまう・・・??
 
今のモスクワ、近郊まで迫った森林火災で、ものすごい煤煙スモッグ状態とか。観光客も大がかりなマスクを着けて、市内観光をしている写真をネットで見ることできます。この森林火災、5月から続いているもの。これが9月まで続くとどうなる?この煤煙のなかで42.195キロのマラソン、走れる?マラソン大会は実施されるの??

一番上の写真は、日本の旅行社に貼られていたロシアのポスター。こんなのを旅行前に見かけるとわくわくするものですが、今回ばかりは不安が募ります。

参考にしたニュース、その①:
ロシア:スパイ容疑でルーマニア外交官拘束、国外退去命令
【モスクワ大前仁】ロシアの情報機関である連邦保安庁(FSB)は16日、在露ルーマニア大使館の1等書記官が軍事機密を得ようとしたとして、この書記官を拘束し、48時間以内の国外退去を命じた。インタファクス通信などが報じた。

 ルーマニアはソ連時代の軍事機構「ワルシャワ条約機構」の加盟国だったが、冷戦崩壊後の04年に北大西洋条約機構(NATO)に加盟。今年に入り、米国のミサイル防衛(MD)計画の見直しに協力し、2015年までの迎撃ミサイルの配備に同意していた。ロシアはMDの欧州配備に反発しており、今回の事件にはルーマニアをけん制しようとした可能性がある。

 スパイ問題をめぐっては、米国で6月下旬にロシアのスパイ10人が逮捕され、米露間で大規模なスパイの交換が行われたばかり。
毎日jpより)

参考にしたニュース、その②:
ロシアとルーマニアの対立激化 ルーマニアが外交官退去命令
【ロンドン=岐部秀光】ロシアとルーマニアの対立が深まっている。ロシア連邦保安局(FSB)が16日、「軍事機密を盗み出そうとした」としてルーマニア大使館の1等書記官を拘束したことに対抗し、ルーマニア政府は17日、ロシア人外交官1人の国外退去を命じた。

 ルーマニアはロシアの行動を「外交関係に関するウィーン条約への深刻な違反」と非難し報復措置に出た。インタファクス通信によるとルーマニア外交官はロシア人の市民から軍事機密文書を受け取ろうと試みたが、この市民がFSBに通報して失敗に終わったという。

 旧ソ連圏のルーマニアは2004年に北大西洋条約機(NATO)に加盟した。米国の新たなミサイル防衛(MD)計画に参加し15年までの迎撃ミサイル配備を受け入れることも決定。ロシアの反発を招いていた。
(日本経済新聞web刊2010/8/18 11:17より)


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