ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

人を信用できる国:マラソン大会編

2007-01-06 | 日本のいろいろ
 
わたしがよく出かける日本のマラソン大会では、ランニング姿で走っている競技中、たいていの場合、自分の持ち物は人目につくそのあたりに放置。でも、バッグごとなくなったことはありません。着替えや貴重品の入っているバックです。

一度だけ、ひと気のない更衣テントの中においておいたときに、現金だけなくなったことがありました。ちょっとショックでしたが、このとき以来、荷物はなるべく表に出すようにしています。

もちろんマラソン会場での盗難はゼロではないことから、主催者が配慮してくれて貴重品やバックごと預かってくれるサービスがある大会もあります。これは安心して預けられるので、助かります。

でもブカレストのマラソン大会だと、バッグの放置はとんでもないことです。「自由にお持ち帰りください。」と言っているようなものです。マラソン大会の会場にも一見してランナーではなさそうな、怪しげな人も入り込んできているので、機動隊がガードマンとして監視していることもあります。わたしはいつも一緒に行った友人の車のトランクに保管してもらいます。

日本のマラソン大会に参加して、バッグをそのあたりに置きっぱなしでレースに出走するたび、「日本はすごぶる治安の良い国」と実感します。


いつもご声援ありがとうございますm(__)m


人を信用できる国:放置自転車編

2007-01-06 | 日本のいろいろ
 
日本の何が良いか、と言うと基本的にまだまだこの国では人を信用できると思います。もちろん、振込詐欺などはあとを絶たずに新手のものが開発(?)されたり、ショーウインドーを破って店内の宝飾品を盗んだり、中国などに銅の転売を目的として電線が2キロ以上にわたって盗まれたり、といろいろな事件が起こっていますが、わたしの周りではまだ怖い目になどあっておらず、人を信用できると言えます。

たとえば、駅前の放置自転車の山!簡単に自転車を止めていく人は、基本的に街の人を信用しています。これがルーマニアだと、一台残らず盗難に遭うでしょう。

「鍵、かけておいたら良いじゃない。」~とんでもない、鍵をかけた自転車ごと、車に乗せて持っていかれるでしょう。ルーマニアではマンホールの蓋も盗まれます。

「チェーンで柵にくくりつけておいたら良いじゃない。」~甘い甘い、チェーンの切断など朝飯前でしょう。ルーマニアでは電線から電気も盗まれます。

現にわたしの暮らしているブカレストでは、街なかに自転車がとめてあるところなど見たことがありません。いわゆるママチャリに乗っている人もまったく見かけず、近所のスーパーマーケットにも自転車で出かけている人は居ません。まれにマウンテンバイクでスピードを上げて走っていくのを見るくらいです(=通勤ビチクレータ=ルーマニア語で自転車、かな?)。

自転車(ミニサイクル)を持っているファミリーは、ブロックハウス(=旧社会主義の時代からの集合住宅、公団住宅みたいな感じ)の自分の家のバルコニーに自転車を持ち込んで厳重に保管しています。

田舎のほう(=ミエクラチュック)に遠征したときに、確かに自転車を見かけました。やはり田舎だとそれなりに盗難の心配はないでしょうか?その数、多くはありませんが、手軽な脚として利用しているようです。まあ、この町のマラソン大会の給水車は馬車だったので、のどかな様子はうなずけます。
 
わたしは大阪に帰ってきて放置自転車の隊列を見るたびに、「日本はすごぶる治安の良い国」と実感します。

一番上の写真は大阪・わが街の放置自転車の山~良いのやら悪いのやら・・・。


いつもご声援ありがとうございますm(__)m