ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

2013年4月号目次

2013-04-30 | 目次


A table of content:
2013-04-01
2013-04-02
2013-04-03
2013-04-04
2013-04-05
2013-04-06
2013-04-07
2013-04-08
2013-04-09 明け方の気温、2℃
2013-04-10
2013-04-11 街路の彩り
2013-04-12 ルーマニアのお花屋さん
2013-04-13 週末のナイキ・ランニング
2013-04-14 旧市街、テラス営業はこれから
2013-04-15 マラソン連戦
2013-04-16 ワンコと共生、ブカレスト
2013-04-17 日が長~い、サマータイム実施中
2013-04-18 ルーマニア市民ランナーがボストン爆発犠牲者追悼ラン
2013-04-19 5度目のクルージュ訪問
2013-04-20
2013-04-21 クルージュマラソン、会心の完走
2013-04-22 ルーマニアも揺れています
2013-04-23 ルーマニアにお輿入れ、日本のバームクーヘン
2013-04-24
2013-04-25 イースター・ディスプレー
2013-04-26
2013-04-27 サド的&マゾ的、ブラショフマラソン
2013-04-28 魚を食べる日
2013-04-29 ルーマニア、ユーロ加盟目標期日を放棄
2013-04-30 早くも気温30℃
2013-04-30 2013年4月号目次


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早くも気温30℃

2013-04-30 | ルーマニア・ブカレストの日常


先週半ばから急に夏日が訪れているブカレスト、4月最後の日は30℃を超えました。



ついこの間まで早朝出勤に革ジャンを着込んでいたのに、今はタンクトップ。これが大陸性気候とはいえ、なかなか肌感覚が慣れません。紫外線もかなり強そう。
 


開き始めは紫色が濃いめのライラックも、太陽光線を受け盛りを越え、ちょっと白っぽくなってきました。
 


足元を見やるとまだ、タンポポが咲いているのに。
 


ブロックハウス横のわずかなスペースで花菖蒲も咲き始めました。
 


ここしばらく気温が急上昇しているけれど、また、平年の気温に落ち着くはず。衣替えは余り急がずに。5月は特に雨が多い季節。雷を伴ってかなり激しく降ることもあるので要注意。雷雨のあとはこれまた急激に気温が下がったりします。日本のような梅雨ではなく、ゲリラ的にザーッとやってきてからりと晴れ上がります。
 


そして晴れれば太陽光線は強いけれど、木陰のベンチで渡る風が心地よい気候の5月。体温調節のため発汗しているはずですが、乾燥しているので余り汗をかいている感じがしません。急に暑くなったときは肌感覚も慣れないし、身体の水分・塩分調節も活発に働き始めるとき。
 


暑くなったからと言って、暴飲は禁物==。(TUBORG、BECK'Sとも、ルーマニアでよく飲まれている代表的なビール♪)


衣替えできない理由、ここにも:
5月5日からフランス・ノルマンディー遠征。じつに10度目の参加となるツール・ド・ペイ・ド・コー(Tour du Pays de Caux)大会へ。現地の予想気温を調べると、最高気温が12~13℃ほどという大会期間中。寒がりのワタクシ、マドモワゼルとしては、冬装束の荷造りを。

 
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ルーマニア、ユーロ加盟目標期日を放棄

2013-04-29 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
Romania abandons target date for joining euro
(ルーマニア、ユーロ加盟目標期日を放棄、こちらより転載

By Andrew Trotman, and agencies
Telegraph: 6:10AM BST 18 Apr 2013

Romania has dropped setting a target date for adopting the euro, although officials insisted that joining the single currency remains a fundamental objective for the country, according to reports.

ルーマニアがユーロ加盟目標期日を放棄しましたが、当局者は統一通貨加盟は引き続き同国の欠かせない目標だとしています。

The Romanian news agency Mediafax said the Romanian government would submit to the European Commission for the first time a programme on progress towards adoption of the euro without a target date.

ルーマニアの通信社、Mediafaxが伝えたところによれば、ルーマニア政府はユーロ加盟へ向けた進展に関するプログラムを初めて期日なしで欧州委員会に提出するそうです。

Romania had previously been targeting 2015 to adopt the single European currency, but President Traian Basescu said last month that date was now "unfeasible".

ルーマニアはこれまで2015年のユーロ加盟を目指してきましたが、トライアン・バセスク大統領は先月、この期日は今や「実現不可能」だと述べました。

Prime Minister Victor Ponta estimated last month that 2020 would be more realistic.

ヴィクトル・ポンタ首相の先月の予測では、2020年の方がより現実的とのことです。

Mr Ponta insisted that "eurozone entry remains a fundamental objective for Romania but we can't enter poorly prepared, as that would first of all be bad for us and also for the other members of the eurozone", in comments reported by Mediafax.

Mediafaxが伝えたポンタ首相のコメントによれば、首相は「ユーロ圏への加盟がルーマニアにとって欠かせない目標であることに変わりはないが、準備が不十分な状態で加盟することは出来ない。それは我々にとっても、他のユーロ加盟国にとっても良くないからだ」との主張を変えていません。

Romania agreed to eventually adopt the euro under the terms of its 2007 entry into the European Union, but there is no deadline.

ルーマニアは2007年のEU加盟の条件として、いずれユーロに加盟することに合意しましたが、加盟期日は決められていません。

The country has reduced its public deficit below the 3pc of national output - one of the entry conditions stipulated by the Maastricht Treaty.

同国は財政赤字をGDPの3%以下に削減しました。

But Romanian authorities have repeatedly missed targets agreed on with the International Monetary Fund and the EU on appointing professional managers and privatising state-owned companies.

しかしルーマニア政府は、専門のマネジャーを任命し国営企業を民営化することに関して、IMFとEUと合意した期日を繰り返し逃しています。

Mr Basescu warned last month that unless the competitiveness of the Romanian economy was improved that "joining the eurozone will end as a failure".

バセスク大統領は先月、ルーマニア経済の競争力が改善されない限り「ユーロ加盟は失敗に終わるだろう」と警告しました。

Poland has also recently pushed back a decision on setting a date to join the eurozone to after 2015.

ポーランドも先日、ユーロ加盟目標期日を2015年以降に延期しました。


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魚を食べる日

2013-04-28 | ルーマニアのご馳走

 
今年は4月28日に祝われた宗教上の祝日、ルーマニア正教の暦で『花の主日』と呼ばれるサルバトアレ。復活祭の一週間前の日曜日に祝うもので、キリストが子ロバに乗ってエルサレムに入城、みんながそれを祝福したことによるもの。この日に教会に行く人は、柳の緑の枝を持って行きます。ミサは、この枝が祝福されることから始まるのです。
 
そしてこの日は、それまでのポスト(=断食期間、お肉や魚、酪農製品を食べない)をいったん休止し、ルーマニアでは魚を食べる習慣があります。普段魚類は余り食卓に上がらない魚類ですが、この習慣があるため、人々は魚を買い求めます。
 

(ドリストル近くのお魚屋さん)

とはいえ、ルーマニアは大洋には面しておらず、黒海は内海。採れる魚も限られているので、生魚などめったに流通してきません。たいていが冷凍品、または燻製。もともと魚を食べる習慣がないので、新鮮なものを求める習慣もないのです。
 

(燻製の鯖、macrou、1キロあたり27レイ。この横のショーケースには冷凍の鯖が並んでいてキロ当たり11レイ)

『魚を食べる日』ならば、ということで企画されたのがSUSHIパーティ。寿司を食べたことがないけれど食べてみたいわ、というルーマニア友のため、ワタクシ、マドモワゼルが出張SUSHIパーティ。我が家の誰もがお寿司に興味がなく、食べません。自分ひとりで作って食べても味気ないので、「お寿司を食べたい!」という友人のところへ材料持参で押しかけ、キッチンをお借りし、作るのです♪
 


手軽にできるのは巻き寿司。日本で通常使われるような高野豆腐やかんぴょう・三つ葉はありません。寿司といえば魚を使うイメージなので、スモークサーモンを採用。赤色のサーモンに加え彩りよく、黄色の卵焼き・グリーンのきゅうり(またはアボカドを使うこともあり)。かにかまぼこが冷凍で「SURIMI」という名前で売られているので、それを使うこともあります。もっとリーズナブルに作るなら、赤色は人参を採用することもあり。彩りよく、見栄え良く。これは日本料理の基本。
 
お寿司に欠かせない醤油やわさび、大判海苔など、すべてブカレストでも揃います。でも日本のキッコーマンとなるとかなりお高いです。中国製やタイ製の醤油は安いけれど、お味が似て非なるもの~化学調味料が一杯入っている感じ。

中国製の醤油を使っている友人宅に日本のキッコーマンを持参すると、「これはぜんぜん味が違う==。日本から買ってきて!」とリクエストを受け、それぞれの友人に頼まれて500mlのボトルを4本、買って帰ってきました。お寿司に使う、という友人用に、最近出始めた空気に触れない容器のものをチョイス、日本の美味しい味を伝えたいからです。
 
お米は現地調達、エジプト米を使ったけれど、やっぱりお寿司はいいな~。いくらでも食べられる大好物です♪ 

花の主日:
Sarbatoare Floriilor(Celebrating Flowers)これはルーマニア正教(東方教会)での呼び名。キリスト教カトリックでは『枝の主日(えだのしゅじつ)』と呼ばれるもの。キリスト教の移動祝日で、復活祭の一週間前の日曜日にあたり、この日から聖週間が初まります。

その後はイエス・キリストに受難がやってきます。木曜日に最後の晩餐、金曜日に十字架のうえの人となり、日曜日に復活。そのことから聖週間のお祝いが始まる日となったのです。

ルーマニア正教では柳の枝が用いられるけれど、世界各国の教会でそれぞれの植物の枝が祝福されるそうです。これは、キリスト教が植物の栽培圏を越えて布教されているため。

 
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サド的&マゾ的、ブラショフ・マラソン

2013-04-27 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


好走したクルージュマラソンから中5日、LSDのつもりでブラショフマラソンに参加。が、あまりにも気軽に行くことを決めたためコースプロフィールを一切見ておらず、何を間違えたか普通のランニングシューズを持参。でもこれはトレイルレースだったのです。
 


整地された土道のトレイルなら、厚底のランニングシューズでも快適にトコトコ走れます。が、ルーマニアのトレイルは石ころごろごろ・岩場あり・ガレ場あり、靴底のグリップ性能も必要だけれど、しっかりしたハードな靴底が必要。アスファルト用のクッション性のあるシューズでは、足場の悪さがもろに足裏に来ます。
 
以前にこのあたりでDHLマラソンと言うのがありました。手前のプレデアルをスタートして、スキーリゾートのポイアナ・ブラショフにゴールする42キロ。これはほぼアスファルトを走るレースで、その印象が強かったため、「ブラショフ近郊のマラソンなら、アスファルトのアップダウンかな。」と勝手に思い込んでしまったのです。
 
たしかにブラショフからポイアナ・ブラショフへは、アスファルト道が通じています。バスに乗れば30分ほどで到着するリゾート地。が、今回のブラショフマラソンは、市内中央のスファトゥルイ広場(Piaţa Sfatului)からスタートし、いきなりトゥンパ山(Muntele Tâmpa)に駆け上がり、そのまま山中を走りぬけ、ポイアナ・ブラショフへ。ここからはゲレンデを一目散に頂上目指し、残雪の上を数百メートルも走ったのです。
 


それまでの道中でペースが同じになった地元から参加の男性ランナー(=後方ブルーのウェアー)と話していたとき、「山の上のほうは雪が残っているかなあ?」、「スキーフィールドに出るから、いっぱい雪があるよ。」と言われていて、「それは楽しみ!」と話していたけれど、こんなにたくさん残っているとは==。残雪の上は滑りやすいし、ざくざくした雪にシューズは埋もれるし、雪が解けつつある部分は泥だらけ。
 
相当苦労しながらてっぺんの折り返し地点、ポスタヴァルル(Munţii Postăvarul、1802m)。そこは確かにこのあたりのてっぺん。カルパチア山脈の山々が見渡せます~ピアトラ・クライウルイ、ブチェジ山系、ファガラシ山系、ピアトラ・マーレ。ルーマニアの最高峰モルドヴェアヌ(Mordoveanu、2544m)はちょっと見えない位置にあると、コース係りの人に教えてもらいました。
 
残雪のゲレンデでスキーをしている人を横目に見ながら、ランナー達はツボ足でゲレンデの際を駆け下り、そしてまたトレイル道へ。ふたつ目のピークを越えたところで、地元ブラショフのラン友ジョルジュに追いつきました。一人でぽつんと走るよりも誰かと一緒のほうが気が紛れます、それからはずっと彼と一緒に走り歩き。
 


そしてブラショフの街並みが見えるところまで降りてきたというのに、まだここは32キロ地点だといいます。ここから再びトゥンパ山に登るコースだったのです。トゥンパ山はブラショフからよく見える小高い山、ロープウェイで上がることもできるお手軽なトレッキングで、登山ルートもたくさんあります。ここでランナー達に課せられたのは階段ルート。これはもう「主催者は一番サド的なマラソン!それを走る私達は一番マゾ的!」
 


ジョルジュとぶつぶつ言いながらも、最後のトゥンパ山麓の遊歩道をトコトコ走り、二人でゴール。上の写真、スファトゥルイ広場の丸い部分が噴水池、その手前に赤いゴールゲート。

彼は地元ランナーなので、ファミリーが出迎えに来ています。いっしょに広場中央の噴水の縁石に腰掛け、近くのレストランから生ビールジョッキの出前。のどは渇ききっていて、2杯もご馳走になりました。でも、ビールは水分補給にはならないよ==(体内でアルコールが分解されるとき、水分を必要とするため。アルコール飲料をたくさん飲むとかえってのどが渇いて感じるのはこのため。)

ご褒美の写真:


年代別表彰式。トレイルシーンにもランスカが登場。年代別2位のアンカさんと。ウエストベルトに象のぬいぐるみもつけておられました、なんともチャーミング。

エイドでこれが美味しかった=:


ルーマニアのトレイル・エイドで特徴的なのが、手前のお皿のチーズ。カシュカバールと呼ばれている黄色いチーズ。これは外側が茶色く色づいているのでスモークタイプ。ルーマニアだけではなく、ヨーロッパのトレイル・エイドでよく出されるそうです。その横はチョコレートコーティングのエナジーバー。この2種類をいっしょに食べるとおいしかった=。切り分けて準備してくださったエイドスタッフの皆さん、ありがとう。



エイドスタッフにはこのかたも。ルーマニアのトレイルシーンの代表的ランナー、シルヴィウさん。



今回いっしょに車で連れて行ってもらったフロリン、マラソンで総合7位・年代別3位。私がゲレンデに差し掛かったとき、猛スピードで下り降りてきた彼。10月にパパになります。左はカメルーン人のテネ。ハーフマラソン総合14位。



山用品のサロモンさん。ロゴデザインが新しくなりました。入賞の副賞でTシャツ、いただきました。



スタート地点のスファトゥルイ広場(Piaţa Sfatului)からみたトゥンパ山。上のほうに『BRASOV』のロゴがかかっています。レースの最後にこのすぐ後ろを通過。



大会種目は、マラソン・ハーフマラソン・6キロクロス。それぞれが皆トレイル。



このコースマップ・プロフィールをよくみておくべきでした。延標高差2070m、unpaved(未舗装)・gravel(砂利)、今年は距離が伸びて44キロあったそうです。どんなレースにせよ、マラソンにせよ、唯一自分を守ってくれるのが装備なのです。シューズ選びを相当間違え、今は土踏まず痛。

 
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イースター・ディスプレー

2013-04-26 | ルーマニア・ブカレストの日常
 
 
近づく復活祭、ルーマニアは東方教会オルトドックス正教の国。イースターはキリスト教の移動祝日で、その年によって日付が変わります。またキリスト教とはいえ、カトリックと東方正教会では暦の数え方が異なるので、イースターも別々(年によって同じ日になることもあり)。今年の正教会の復活祭は5月5日。例年よりもちょっと遅い目。カトリックではすでに3月31日に済ませているところ。
 


太陽もどんどん強くなり日も長くなり、5月といえばみんなが夏のバカンスのことを考え始める時期。と言うのも5月1日(=1Mai、ウヌ・マイ)はメーデー、労働者の祝日。この日に海開きがあって繰り出したり、ミチ(=ルーマニアの細長ハンバーグ、スパイシーで美味しい♪)とビールでお祝いするのが慣習。
 


1Maiの祝日があるので今年のイースター・バカンスは前倒し。1日から休みになる人も多いです。そしてイースター・マンデー(復活祭の翌日の月曜日)まで休んだり、大学生などは1日からイースター・マンデーを通り越しその週末までお休み。実に長いバカンス。
 


街に出てみれば、あちこちでイースター市が開かれています。欠かせない飾り卵やウサギ達。マイダーリンったら、「ウサギは卵を産まないぞ??」と言いながら、店をひやかして歩いていきます。
 


イースター関連のものも多いけれど、ルーマニアの伝統的な手工芸品・民族衣装などを売るお店。
 


また個人のセンスの光るお店も。


 
布のぬくもりは身近にちょっと置いておきたいもの。



編みぐるみ指人形のうしろにも、キリストの肖像画。
 


そぞろ歩きを楽しんだら、自然の風を感じることのできるテラスへ。もうすぐ5月、心地よい季節になりました。

 
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ルーマニアにお輿入れ、日本のバームクーヘン

2013-04-23 | ルーマニアのご馳走

 
ルーマニアにも美味しい洋菓子はいろいろあるけれど、在住の日本人の女友達といただくのなら、日本のスイーツ。日本から運んできた、という貴重感以上に、やっぱり日本のお味。
 
3月のレディースディのときにいただいたバームクーヘン(ホテル・オークラ製)、ルーマニアまで持って来て、早速こちらの日本人の女友達といただきました。(ちょっと賞味期限をオーバーしていたけれど、脱酸素剤が入っていたので美味しさそのまま)

「やっぱり日本のバームクーヘンは美味しい==、さすがホテル・オークラ」と大好評。
こんなに美味しいものは、ルーマニアでは手に入らないです。繊細かつ重厚なバームクーヘン。

バームクーヘンはドイツ起源のもので、ドイツに行ったことのある友達が元祖のドイツでバームクーヘンを食べるのを楽しみにしていたそうですが、やたら甘くて大味で、口に合わなかったそうです。インドネシア女性も一人居たけれど、「日本のこれは美味しい==」と絶賛。

「ヒロコさん、日本からわざわざ持ってきてくれてありがとう。」とみんなに大変感謝されたけれど、実はいただきもの。私はスーツケースに詰めて飛行機で運んできただけ。レディースディに美味しいものを選んでくれる日本の男友達に感謝。


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ルーマニアも揺れています

2013-04-22 | ルーマニア・ブカレストの日常
走っていれば自分も揺れているので、走っている場所によっては気づかない程度の揺れかもしれないけれど、ルーマニアも揺れています。

>ルーマニアで21日昼前(現地時)、マグニチュード4.2の地震が発生した。
>ルーマニア国立地球物理学研究所によると、地震は11:09発生。震源はヴランチャ郡地方、地下119kmの地点。この地方としては異例な深さである。人的・物的被害は報告されていない。近隣諸都市で揺れが感覚された。

> ヴランチャ山塊は地震活動が非常に活発である。小規模の地震は定期的に観測されている。ルーマニア史上最大の地震は、1977年3月4日に発生したM7.2のもの。甚大な破壊をもたらし、ブカレストやキシネフでも多くの犠牲を出した。

その前週に淡路島あたりを震源とした関西圏の地震(最大震度4)が起こっていたので、かなり気にしていたところ~自分自身が日本を離れてからの天変異変、本当に気になります。

そして、お隣の国、中国も揺れている・・・。

>中国・南西部の四川省で20日午前8時02分、マグニチュード6.6の地震があった。四川省では2008年にも大地震が発生し、およそ7万人が死亡している。ロイター通信が伝えた。

>中国のマスコミの情報によると、震源地は雅安市蘆山県付近、震源の深さは13キロ。中国のソーチャル・ネット・ワーキングサービスで伝えられたところによると、四川省の中心都市の成都市などでも揺れが感じられたという。

日本も揺れ中国も揺れ、そしてルーマニアも地震の周期に来ているというこの時期。「地震が来たら怖いわね。」と言いつつも、誰も地震対策をしていないのがなんともルーマニアらしいかも。と言うワタクシ、マドモワゼルも何もしていない==。

 
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クルージュマラソン、会心の完走

2013-04-21 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
最近の会心の走りで3時間20分13秒、女子総合6位&年代別優勝♪、大会会場に向かうときから久々に脚が「早く走りたいよ=」と言っていて、それだけでなんだかワクワク。何度も経験しているマラソン大会会場入り、どこか痛いときも多いし緊張で身体がほぐれないことも多い、寝不足などで気分が乗ってこないこともあるけれど、この日は違いました。
 


ペースを決めて走る練習をまったくしていなかったのでどこまでいけるか判らないけれど、最初の体感ペースをほぼ押して行くことに。私の得意とする10.55キロの周回コース。1周回に360度の折り返しが3度もあり、4回廻ると12回の折り返し。カーブも多いコースでスピードロスはあるけれど、致し方なし。

1キロごとに距離表示板が置かれているけれど、最初の1キロは混雑のため見失いました。2キロ9分4秒で通過、ちょっと速過ぎかな。その後の距離表示板と道路のペイント表示が微妙にずれていたりして、ペースをつかみずらし。これはもう、時計は当てにならないです。



 
AIMS加盟を目指しているので、全体としての距離は合っています、1周目(10.55キロ)を50分19秒で通過。ブカレストからもたくさんのラン仲間とその応援隊が来ていて、ランナーからも沿道からも「ヒロコ=」と声がかかって嬉しい~そのたび声のするほうへ目をやり「ありがとう」と答えていたけれど、そのうちどんどん集中力が高まってきました。
 
ハーフを1時間38分52秒(1周回48:33)で通過、これは2周目自然にペースアップしている。3周目も2時間28分38秒(1周回49:46)で通過、すでに脚に来ているけれど、気持ちが途切れていないのでまだ押せます。前を行くランナーをどんどん拾っていると、「ヒロコ=!、SUSHIを食べたの==?(調子良いね!)」とこれまた嬉しい声援。マイダーリンもすれ違う私に「サムライ=」「カミカゼ=」などと声をかけてくれて、私がいつになく頑張っているのがわかったみたい。
 


走りきった42.195キロ、ペース走もインターバルも一切無し、帰省中のマラニックで地力を蓄えました。一緒にお山へ行ってくれた日本のラン友の皆さん、ありがとう==。



赤のナンバーカードはマラソン種目。フィニッシュゾーンで、自然と記念撮影の輪が出来ます♪




表彰式後のフィニッシュゾーン。カメルーン人のテネ(=写真後方でルーマニアの横断幕を掲げている)もすっかりルーマニアに馴染んでいるようす。



今回、ブカレストから車に乗せてもらってお世話になったアディナ、仲間から優勝者が出ると嬉しい、と。そんなふうに言ってもらって、私のほうこそとても嬉しいです。


マイダーリンも連戦を元気に完走:


国旗を掲げてのフィニッシュ。ランパンの中に国旗を忍ばせての42キロ、ダーリンのお気に入りのパターン。



これはレース前の一枚。この立派なスタジアム内で自由にウォーミングアップできます。これだけでいたく感動!

 
二人で年代別優勝:


同年代のライバル、イオアナはハーフマラソンで自己ベスト更新。
「二人で同じ種目で争うのは良くないわ。」(イオアナ談)と、それぞれの種目で年代別優勝となりました。来月のブカレスト国際ハーフマラソンでも、私はハーフ、イオアナは10キロにエントリー。分け合いましょう=。


レース後は:


これが最高のリラックスタイム~宿泊のペンションにて、ここがマラソン発着地点の真横。シューズは日本から持って来たアシックス・ゲルフェザー。このシューズを気に入ってくれたルーマニア・ラン友にも、同じものを持ち帰りました。

 
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5度目のクルージュ訪問

2013-04-19 | ルーマニア・わたしの日常

 
この週末はルーマニアの地方都市クルージュ・ナポカでマラソン(Maratonul Internaternational Cluj)。第3回目の開催ですが、私もマイダーリンも初参加。今回は16カ国から参加選手を集め、文字通りの国際マラソンとなっています。
 
思い起こせば初めてクルージュを訪れたのは、2007年6月。ダーリンの全ルーマニア警察官対抗陸上競技選手権に同行したとき。そのときの会場となった旧陸上競技場が解体・新装され、立派なスタンドを備えた国際規格の陸上競技場に生まれ変わったのを記念して始まったのが、このクルージュ国際マラソン。
 
とはいえ、首都ブカレストから500キロ以上離れているクルージュ、新幹線も無いルーマニアでは特急(IC=インターシティ)を使ったとしてもえっちらおっちら8時間の電車の旅(長距離バスでもほぼ同じ7時間半ほどかかります)。なかなか足が向きにくいのですが・・・。
 


昨年、マラムレシュ旅行のついでに立ち寄ったクルージュで、新装成った陸上競技場に足を踏み入れその立派さに感激~ここを発着点としているクルージュマラソンにぜひ参加したくなったのです。上の写真はクルージュ・スタジアム、昨年のマラソンの様子から。
 


さらにそのとき、かねてから食べに行きたった『レストラン東京』(サイトはこちらから)を訪ねることができ、勤勉でまじめな努力家だけれど気さくな日本人オーナーのお人柄を偲ばせるがごとく、地元クルージュアニ(=クルージュ人たち)で賑わう『東京』で、ここがルーマニアとは思えない寿司ボードをいただき、大感激。



これが人気のメニュー、お味も大満足!その上の写真の冷奴、本当にちゃんとしたお豆腐でした♪ルーマニアで出会うのは豆腐に似て非なるものが多いけれど。



マラソン&グルメ、このふたつが揃ったら、もう行くしかないでしょ==。


 
そして、クルージュといえば小説『ドナウよ、静かに流れよ』(大崎善生著・文春文庫)の舞台となったところ。ルーマニアに渡った直後にこの小説を読み、それから何度かクルージュを訪れているしルーマニア生活にも慣れてきているので、小説の読後感は変わってくるはず、もう一度読み直してみたくなっています。マラソン&グルメ&知的好奇心、やっぱり行くしかない==。

 
クルージュ訪問:
初回は2007年6月、パトカーに乗ってサイレン鳴らしながら行きました、こちらから。
そのときのプチ観光はこちら、警察官対抗選手権の様子はこちらこちらから。

2度目は、ルーマニア全土に2校しかない警察学校の教官ヴラッドに招かれてのことでした、警察学校訪問記はこちらこちらから。このあとヴラッド・ファミリーといっしょにマラムレシュ旅行、圧巻はモカニッツァ(=蒸気機関車)の旅、シリーズでこちら。

その1) 秘境の森林地帯を行く蒸気機関車
その2) 蒸気機関車のなかのグルメ
その3) 蒸気機関車で行く林業作業現場
その4) 蒸気機関車路線をトレッキング
その5) 蒸気機関車路線、一難去ってまた一難

3度目は、日本からのラン友を案内してのマラムレシュ探訪の前に立ち寄ったもの。旅行記、アップできていなくてごめんなさい=。

よく思い出したら、クルージュ訪問は今回で5度目でした。4度目は昨年7月のこと、クルージュ近郊でのトレイルランの大会に参加すべく、長距離バスでクルージュを訪ねていました。マラソン会場近くで適当にキャンプ泊、翌日はトレイルラン42キロ、ゴールまで最後の5キロほどが登りで、のぼりなら何とか歩き走りできます(下りはからっきしダメ==)~女子総合3位に食い込みました。そのあと、ディヌウ宅に泊めてもらったのでした。
 
 
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