今日は、この街にいます。

昨日の街は、懐かしい記憶になった。そして・・

1087 足尾(栃木県)「あかがね」が造って消えた「足尾千軒」

2023-03-16 08:49:00 | 群馬・栃木
渡良瀬川を最上流部へ遡り、時間も500年ほど巻き戻してみよう。杣人らの倹しい暮らしの場であった奥日光南面の足尾山地は、1610年、銅鉱脈が発見されたものだから江戸幕府直轄の鉱山となり、谷は「足尾千軒」の賑わいに一変する。明治になって「古河」がやって来て新鉱脈を発掘、日本一の大銅山となって38000人の街に膨れあがった。山はそうやって富を産み、毒を流し、脈が尽き閉山する。今、人口は1600人を割り込んでいる。 . . . 本文を読む
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