日々適当

hibitekitou

OS X 10.8.4 リリース

mac |2013-06-05


OS X 10.8.4 が登場しました。
これによりSafariが6.0.5になるわけですが、入れ替えられたからか妙に軽快に動作しているように感じられます。これがずっと続くといいのですが…。その他、いろいろと手が入っているようですが、その効果を感じられうるかは微妙なところでしょう。ともあれ、Safariが軽快になったように感じられるのはうれしい限り。

グラフィック周りは GeForceが8.10.44 304.10.65f03から8.12.47 310.40.00.05f01へ上がっています。
この効果も感じられないでしょうけど、ベンチマークソフトを見かけたのでアップデート前と後で比較してみました。

UNIGINE Heaven Benchmark

マルチプラットホームなベンチマークソフトだそうで、ゲームエンジンであるUnigineをベースとしたもののようです。



まぁやっぱり誤差の範囲といったところでしょうか。
さて、このOSをさらにカスタマイズしたものを乗せたマシンがWWDCに登場するのか。あと、一週間切ったわけで…。
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Point_Cloud_Lookup の Max.Points と Max. Distance について

xsi |2013-06-05
とりあえず、Mac Lookup Settings の Method が Linear Distance の時のお話です。



こんなシーンを用意しました。グリッドとポイントクラウドが存在し、ポイントクラウドには以下のような ICE Tree がセットされています。



グリッドにあるX軸上に均等に5個のポイントをおいてXの小さい値から緑、赤、青、緑、赤という色をつけている形になります。
この色はベクトル値に変換してカスタムアトリビュート ColorValue に記録しています。

でもって、グリッドとポイントクラウドが共有するマテリアルに以下の RenderTree を設定しています。マテリアルを共有していることが大切



Point_Cloud_Lookupから出力されてくるベクトル値をカラー値に変形しています。



さて。

Point_Cloud_Lookup の Max.Distance に入る値の意味ですけど、印象通り述べるなら、レンダリングされるピクセル部分に対応するポリゴンの表面の位置から、この値で指定された範囲を検索して、ポイントクラウドのポイントを見つけるというものだと、たぶん、思うと思います。でも、なんか違うのですよね。値を変えてその結果を並べてみましょう。



お分かりでしょうか。入れた数値の平方根な距離で評価されているように見えます。

1= 1
2 = 1.41459...
3 = 1.73205...
4 = 2
5 = 2.23606...

という感じですな。

続いて、 Max. Points です。そこの値を変えたときの色の変化は以下の通り。



そこの数値を増やすほど、暗くなっていっています。左上の赤い部分のRの値をみてもそれは明らかです(R = という形で数値を書いています)。どうやら Max. Points の値で割られているようなんですね。

256 / 2 = 128
256/3 = 85.333
256/4 = 64

出力されてくる値はベクトル値です。
平均ってことすかね。距離に応じて評価の重みを変えるということはせず、見つかったやつの平均を出している。
重みを考慮するためのパラメータがfalloffってことでしょか。

というわけで、今回のこのシーンの目的(色を足し合わせたい)としては、以下のようなRenderTree にしてやれば良さそうですかね。
Max. Points に入力する値と同じ値を、Point_Cloud_Lookupから出てくるベクトル値にかけてやってます。



ちなみに、これは前述した通り、MethodがLinear Distanceの場合の結果です。そうじゃないときは結果が変わる可能性がありますが検証していません。

以上、メモでした。
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