野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日の記事でも紹介しましたが、近所の公園にミコアイサが渡来してきました。ミコアイサの写真は、たくさん公開されていますが、意外と飛行中の写真は少ないようです。・・・潜水採餌ガモらしく、助走しながら離水します

キョリ測によれば、撮影場所からミコアイサまでの距離は180m。従って、画像は相当トリミングしていますが、何とかミコアイサということは判ります。

飛行中のミコアイサの翼上面は黒ですが、小・中雨覆と三列風切羽がゴルフクラブヘッドの形に白く見えます。

翼の付け根にも縦の白線があり、背中は黒、、次列風切羽の翼鏡の前後にも細い白帯が見えています。

翼の白いゴルフクラブヘッドの形は、カワアイサ、ウミアイサ、コウライアイサなど、カモ目カモ科アイサ属に見られる共通の特徴です。

ただしカワアイサ・ウミアイサは、次列風切羽もすべて白なので、白い靴下というほうが正しいかも知れません。

ミコアイサは、バイカル湖の北部・北東部辺りからこの小さな翼を使って大阪まで渡来してきているのです。・・・体を立ててスピードを落とし、着水。

ミコアイサは、すぐに餌取りのために潜水を始めましたが、水中でもこの翼を使ってかなり自由に泳ぎ回るようです。・・・着水しました。

撮影場所からミコアイサまでの距離をキョリ測で測定してみると、210mくらい。200m先の野鳥写真が不鮮明となるのは仕方ありません。



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12月にはいった大阪市内の公園では、オオタカの幼鳥(体長♂50cm、♀58cm)を見ることが多くなりました。

この日の朝、珍しくキツツキ科のアリスイ(体長18cm)を見つけました。アリスイは冬に北から大阪にやってくる野鳥です。

アリスイという名前の通りアリを良く食べ、地面や樹皮に潜り込んだアリを効率的に採食できるよう細く長い舌を持っていることが知られています。

こちらはバッタを咥えたいつものモズ♀(体長20cm)、大阪府の鳥として名前がだんだん広まってきました。

ミコアイサ♂(体長42cm・冬鳥)も、繁殖地のバイカル湖北部周辺から大阪に渡ってきていました。・・・鳥の写真を撮り始めるまで、こんな野鳥が大阪市内に来るとは知りませんでした。

こちらはいつものミサゴ(♂54cm、♀64cm)、この朝一番で魚をキャッチしたようです。・・・周囲に邪魔がいないか確かめていますね。

獲物の尻尾の後縁に黒い線が見えるので、どうやらマダイのようです。マダイとミサゴがキスをしているようにも見えています。ミサゴは獲った獲物の口の先から食べ始めます。

この日、オナガガモ(♂75cm、♀53cm)の集団飛行というバードショーを何度も見物できました。

こちらは逆光でしたがマガモ(体長59cm)の集団飛行

参考文献:日本の野鳥590 真木広造 大西敏一著

 



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昨日に続いてコハクチョウの幼鳥を紹介しましょう。飛行する編隊の後方の2羽がやや灰色なので幼鳥のようです。

こちらは、前から2番目と4番目が、灰色をしているので幼鳥でしょう。

下の写真で薄い灰色をしているのが幼鳥

ズームアップしてみましょう。幼鳥の嘴はピンク色、基部が白という成鳥には無い色をしています。

嘴基部の白い部分は、成鳥になると黄色に変わります。

幼鳥の眼には、薄い黄色のアイリングがあるようです。

羽ばたきを始めそう。

幼鳥のはばたき

左の幼鳥の嘴も、成鳥となると中央のように変化するのでしょう。



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コハクチョウは、毎年新潟県に1万羽以上が冬鳥として飛来しますが、西日本では島根県への飛来が最も多いようです。

そこで島根県までコハクチョウを見に行くと、早朝の空をいくつもの編隊が飛び交っていました。

コハクチョウ(全長120cm)はシベリア、北アメリカの最北部で繁殖し、アジアでは日本や中国南部、台湾などで越冬する野鳥です。

 

島根県では毎年1000羽前後の飛来があるそうです。・・・河口の中洲で休むコハクチョウ。

コハクチョウを初めとする多くの野鳥を見ることができるのは、豊かな自然が残っている島根県ならではでしょう。

コハクチョウは、環境省のレッドリスト指定はありませんが、島根県では準絶滅危惧に指定されています。・・・もう少しズームングしてみましょう。

同じ仲間のオオハクチョウ(全長140cm)は東日本への飛来が多く、コハクチョウとは大きさの他、嘴の色で識別できるようです。

コハクチョウの嘴基部にある黄色い部分は鼻孔の手前までしかありません。

一方、オオハクチョウの嘴基部にある黄色部分は、鼻孔下部まで伸びているのが特徴だそうです。・・・これはコハクチョウ、右は幼鳥



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旅行先でふと空を見上げると、黒い大型の野鳥が飛んで来ました。早速カメラを構えて撮影開始。この時点では鳥の種別は全く判りません。

これで判りました。環境省レッドリスト2015版絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているナベヅル(全長100cm)でしょう。

ナベヅルはバイカル湖東部の繁殖地から、冬鳥として日本の鹿児島県出水地方、山口県周南市八代に飛来する冬鳥です。

世界中での生息数は1万羽程度と言われ、その90%が鹿児島県出水地方で冬を越すことが知られています。

一方の山口県周南市では飛来数が減少していて 市の公式HPによれば、2011年7羽、2012年9羽、2013年10羽 2014年11羽、2015年には僅か8羽とか。

こうした大型の野鳥が地域に飛来越冬することで、全国から多くの観光客がやってくるなら、地域おこしの一環としてその保護に意味があると思います。

ところで、この日の旅行先で見たナベヅルの数は、去年の周南市への飛来数よりも多い15羽でした。中洲に着陸しそうです。

兵庫県豊岡市ではコウノトリの繁殖と放鳥の成功で年間8億円も観光収入が増加したそうです。・・・中洲の左側を旋回 しながら高度を下げています。

手前の白いのはコハクチョウ(全長120cm)その後ろにナベヅル(全長100cm) 、その後方の集団はマガン(全長72cm)でしょう。コハクチョウは意外と大きな鳥であることが判りました。

 



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先日旅行先で撮影した写真を整理してみました。ズームレンズのワイド側での写真。遠くに市街地が写っています。

上の写真、右側三分の一をややズーミングしてみました。・・・ところどころに水鳥がいます。

上の写真の中央からやや左側をさらにズーミングすると、水面当たりの市街地が何か変ですね。

中央やや左側部分をさらにズームアップ。どうやら水面上に蜃気楼現象が見られるようです。これは下位蜃気楼と呼ばれる現象で、気温の低い朝、水面が暖かいと、水面上の空気密度が低くなることで発生します。

水面上の空気密度が低くなると、遠く建物からの光は水面上に少し屈折されるため、建物などの下部に蜃気楼として出現する訳です。・・・もっとクリアにならないかデジタル処理してみました。

つまり、蜃気楼現象が無ければ、水面はもっと上部(写真の蜃気楼部の三分の二くらいか)に見えたはずなのです。・・・最大までズームアップしてみると、水面上の蜃気楼が良く判ります。

それにしてもこれほどクリアに蜃気楼現象が撮影できるとは思いませんでした。

上の写真の右側の市街地も同じように水面上部が蜃気楼となっていました。・・・もっと鮮明に見えないかデジタル処理した画像です。

さらにその右側の写真。最初の写真ではまったく気が付きませんでしたが、カメラのズーム機能を使えば、自然現象をこうして鮮やかに確認できるという証明でした。



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手元にある「日本のカモ識別図鑑」氏原巨雄・氏原道昭著によれば、マガモの全長は50~60cm、♂の虹彩は濃い茶色、頭は黒い緑色光沢、白い首輪、黄色い嘴、先が上方にカールした黒い中央尾羽、赤い足が特徴です。・・・下にいるのは♀

頭部の緑色光沢は構造色(光の波長以下の微細構造による発色現象)なので、角度によっては藍色光沢に見える場合もあります。

マガモの翼鏡は青く、それを挟むように前後に白帯があります。・・・これは早朝の朝日を受けた♀なので、翼鏡が黒く写っています。

こちらはハシビロガモ(全長44~52cm)♂、後方はコガモ(全長34~38cm)♂。ハシビロガモは、普通に見ることができるカモの仲間の中で美しさはトップクラスでしょう。

ハシビロガモ♂の虹彩は黄色、頭は黒っぽい緑色光沢、純白の胸、赤茶色の胴体、黒く平べったい嘴、赤い足が特徴です。・・・肩羽は薄い茶色に白い縁取り、背中後方の三列風切羽は黒緑の構造色に白い羽軸、下尾筒は緑茶色。

飛行中のハシビロガモ♀を見ると、雨覆いは薄い水色、白帯を挟んで翼鏡は黒緑色・・・逆光のため鮮明ではありませんでした。

こちらもハシビロガモ♀の飛行写真、やや斜め前方からの光線のため翼鏡が黒く写ってしまいました。

ハシボロガモ♂の着水。

下の写真のハシビロガモ♂は、白い胸に黒い斑があり、背中後方の三列風切羽の構造色も不鮮明なので、成鳥となる直前の幼鳥でしょう。黄色い虹彩が鮮やかですね。

参考文献:「日本のカモ識別図鑑」 氏原巨雄・氏原道昭著



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いつも見ている野鳥撮影愛好家の掲示板に<撮影者がたくさん押し寄せたりするので撮影場所の詳細は明記しないようにしましょう>とありました。そのルールに従って撮影場所は明かせませんが、こんな場所でした。・・・水面の彼方はこんな風景です。中洲の白い点はコハクチョウでしょう。・・・そのとき左側の水面に何か異様な群れを発見しました。

今まで見たことがない大集団だったので、最初は魚の群れか何かと思いました。・・・落ち着いてよく見ると、野鳥のようです。

手前のマガモ(体長56cm)と大きさを比較してみてください。そんなに大きな野鳥ではないようです。

やっとピントが合ってくれましたが、後ろ向きなのでまだ良く判りません。

100羽くらいの大集団が右向きに方向転換してくれました。先頭から順番に次々と潜水してゆくのは、ハジロカイツブリ集団でしょう。恐らく集団で魚などの狩りをしているのでしょうか、これだけの野鳥の食糧を供給できる場所はそんなに多くないのではないでしょうか。

ハジロカイツブリは体長31cm、冬鳥として日本全国の湖沼や沿岸に渡来する野鳥です。・・・中央部を拡大してみると、赤橙色をした虹彩が目立ちますね。近縁で良く似たミミカイツブリとは、虹彩の色(黄白色)が違うので識別できるようです。

中央に、眼の後方に飾り羽を持った夏羽の個体が1羽混じっていましたが、それ以外はすべて冬羽に換羽したものばかりでした。

ハジロカイツブリは、次々と潜水、集団すべてが水面下という状況がしばらく続き、三々五々水面に出現するパターンを繰り返していました。

すぐ近くにキンクロハジロ(体長40cm)がいましたので、比較するとハジロカイツブリのほうがやや小さいことが判ります。



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前から一度見てみたいと思っていたハクガンです。先日、旅行先の川の中州で見ることができましたので紹介しましょう。・・・コハクチョウの群れの右側に3羽いました。

 マピオンのキョリ測で見ると265mもあり、相当遠かったのですが、何とかズーミングしてみました。・・・右の純白野鳥はコハクチョウ、その左やや小型の白いのがハクガン。中央から左にいるのはクチバシの特徴からマガンではなくヒシクイ。ヒシクイは、環境省レッドリスト2015年版の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている珍しい野鳥です。

 ハクガン(全長67cm)は、環境省レッドリスト2015年版の絶滅危惧ⅠA類(CR)23種の一つに指定され、ごく近い将来に野生で絶滅する危険性が極めて高い野鳥です。・・・川を泳ぎはじめました。

絶滅危惧ⅠA類(CR)にはコウノトリ、ヘラシギ、カンムリワシ、ヤンバルクイナ、エトピリカ、シマフクロウ、ノグチゲラなどが含まれていて、いずれも生息数が極めて少なくなっていることが知られています。・・・ハクガンの成鳥は全身が白色ですが、幼鳥は薄い灰色をしています。左から3番目はコハクチョウの幼鳥。コハクチョウも幼鳥は灰色でした。

ハクガンは、シベリアやアラスカで繁殖、冬季に日本に飛来する冬鳥で、かつては多数飛来していましたが、乱獲によって激減、今は絶滅危惧ⅠA類に指定されるほど少なくなっています。

 日本に飛来した際には、マガン、ヒシクイ、コハクチョウなどの群れの中にいることが多いと言われ、今回の観測地でもその通りでした。

さて、ハクガンが泳ぎ去った後の中洲(距離265m)を良く見ると、マガン(又はヒシクイ) の群れの右側に赤茶色のカモが歩いているのを見つけました。

環境省レッドリスト2015年版の情報不足(DD)17種の一つに指定されているアカツクシガモでしょう。

同じ仲間のツクシガモは、環境省レッドリスト2015年版の絶滅危惧Ⅱ類に指定されていますが、 アカツクシガモの方が日本への飛来数は少ないようです。この日は、同時に3種類の珍鳥を見ることができラッキーでした。

 



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1941年12月7日はアメリカ側から見た日米開戦日です。そこで半藤一利氏のエッセーから戦前の陸海軍と天皇について、セグロカモメの写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>が引用部分(・・・)は補足部分

<戦前の昭和天皇のその人を、リアリスティックに「パワーポリティクスの駒の一つ」と観た、ただ一人の人物が松本清張さんです>

<天皇制のもとでは、その国家(官僚)体制に利益する場合のみ、天皇個人の古代神権の絶対性が発揮される。もしそれに反した場合には、それは封じ込められる。二・二・六事件後は天皇も軍部の前に無力化した。それが天皇制の本質である>

<戦前日本が「天皇の名のもとに」底知れぬ無責任と、驕慢な無知と、根拠なき自己過信の(これだけ多くの前置詞は半藤氏の怒りからでしょうね)軍部指導者によって、いかに国家方針が捻じ曲げられていったことか>

<そのプロセスで天皇がいかに困惑するばかりであったか。松本清張さんはわかりやすく説いている。(日本の)官僚体制の特徴の一つは、集団性にある。責任の所在が不明確な点だ>(最近の東京豊洲市場の問題もこの典型的な例でしょう)

<そのポストにある限りは責任を持つが、ポストが変わると、後任者にそれを任せる。引き継ぎはするが、それ以上のタッチは分限を超えるものとしてさしひかえる。かくて人事異動のたびに責任の所在は転々とし、曖昧となり、拡散し、または変質する>

<戦前の軍部天皇制にあっては、天皇が(軍を)統べているが、要所は司々(つかさつかさ=軍官僚)に委ねている。その司々が絶えず(定期人事異動で)変移する(人が異動すると)方針が変異する。その(変異したことでの)責任の所在は不明である>

 

<統帥する者(天皇)は、困惑を極めざるを得ない。つまり(軍部から見ると)天皇は(軍組織を守るための)駒の一つでしかなかったことになる>(豊洲市場問題の場合は都知事がこの立場となるのでしょうね)

陸海軍という官僚組織は、戦時でも(責任の所在を曖昧とするための)定期的な人事異動を着実に実行、国家よりも官僚組織の防衛を最優先したのでした。現在の官僚組織も議員やマスコミによるしっかりとした監視が必要でしょうが、大丈夫でしょうか。

参考文献:「清張さんと司馬さん」半藤一利著



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前から一度見てみたいと思っていたタゲリです。先日、旅行先で見ることができましたので紹介しましょう。

タゲリの体長は32cmくらい。冬鳥としてユーラシア大陸から本州以南に渡来し、水田の刈り跡や畑などに生息する野鳥です。

タゲリは、羽毛が構造色(光の波長かそれ以下の微細構造による発色現象)で虹色に光る美しい野鳥でした。

飛びたつと、腹から翼の半分ほどが純白、翼の先端と後部が黒というコントラストが明瞭です。

冬季は小規模な群れをつくって生活、見通しの良い開けた場所を好み、警戒心が強い野鳥です。

タゲリの翼開長は72cmもあり、飛ぶとその大きさに驚かされます。

食性は動物食で、昆虫やミミズなど

田畑が減少している大阪市内で見かけることは少ないようです。

そのために大阪府のレッドリストでは準絶滅危惧に指定されています。



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伊丹から松山に行く飛行機からの写真の続きです。小豆島を通過した飛行機は直島上空にさしかかりました。島の中で三日月型に光るのは直島ダム湖、その向こうに安藤忠雄氏の作品として有名な地中美術館があります。

飛行機は、宇高連絡船で有名な宇野港が見える位置にきました。本州と四国との距離が最も狭いのがこの辺りでしょう。対岸は高松市ですね。

この宇野港からは、小豆島や直島、高松へのフェリーが今も運航されています。・・・左上は直島

宇野から先の瀬戸内海には雲があって、下が良く見えません。雲の切れ間からチラッと見えた橋は、児島坂出ルート最初の瀬戸大橋でしょう。

そのあとまた雲の中を飛び、次に見えたのは、弓削島と佐島との間の弓削大橋(左)と、佐島と生名島との生名橋(右)でした。

飛行機は松山空港に向けて着陸態勢に入り、高度が下がってきました。そのとき見えてきたのは愛媛県怒和島(ぬわじま・人口409人)の元怒和港でした。

たぶん愛媛県松山市の津和地島(つわじじま・人口383人)上空でしょう。

津和地島のフェリー埠頭です。

飛行機はさらに高度を落として着陸の最終段階となり、松山空港まではあと15~6kmくらいでしょう。・・・怒和島の元怒和港のすぐ上を通過。



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一昨日の記事に続いて、伊丹から松山への飛行中の写真紹介です。・・・下が夢洲、中央は咲洲、右上の煙突は関西電力南港発電所

堺市東側上空には雲が、雲の上に見える山は大和葛城山と金剛山でしょう。

飛行機は堺市の西で大きくUターンし、すぐに神戸空港上空を通過。

しばらくすると明石海峡大橋が見えてきました。

日本が世界に誇れる土木技術の結晶がこの橋でしょう。

明石海峡を超えるとすぐに明石市上空にさしかかります。明石駅の右下は明石城や各種競技場を含む明石公園

明石を過ぎると、すぐに小豆島の上空にさしかかります。

左下は小豆島、対岸には高松市が見えています。

高松市方向をズームアップ



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伊丹から松山までの飛行記事の途中ですが、近所の公園の野鳥を紹介しましょう。・・・代表的な冬鳥のジョウビタキ

その公園の干潟には、旅鳥として知られるアカアシシギがまだ残っていました。

こちらは冬鳥のオナガガモが朝日の中で熟睡中

アカアシシギに朝日が当たり、その姿がはっきりしてきました。

アカアシシギと呼ばれるだけあって、細くて赤い綺麗な足をしています。

朝日を受けた足は一段と赤く見えていますね。・・・このあとアカアシシギは右側に移動、見えなくなってしまいました。

アカアシシギのいた場所から離れた右側の干潟では、冬鳥のコガモが寄り添って休んでいるのが見えました。

そのなかを良く見ると、先ほどのアカアシシギが紛れ込んでいるではありませんか。同じくらいの大きさのカモの群れの中に入っている方が安心なのでしょう。

ジョウビタキにも、もうすぐ朝日が当たりそうでした。



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昨日に続き伊丹から松山に飛行する際に写した、早朝の大阪市内から神戸までの航空写真を紹介しましょう。・・・上の川は安治川、その下に此花区ユニバーサルスタジオが見えています。中央下部の橋は、阪神高速湾岸線の高架橋です。

阪神高速湾岸線から右に分かれる橋は、舞洲に通じる此花大橋、その下に大阪北港マリーナ、上の赤いトラス橋は南港咲洲に通じる港大橋です。

舞洲のズームアップ。舞洲の右側の白いアーチ橋は、夢洲に渡る夢舞大橋。この橋は地震や津波で他の橋が崩壊した際、横に回転して開き、大阪港から外に出る船の航路が確保されるという構造となっています。

夢舞大橋を渡ると2025年の大阪万博の予定地で、IR(カジノを含む統合リゾート)の候補地ともなっている夢洲です。

夢洲の上には咲洲(大阪南港)が見えてきました。咲洲の右端に見える小さな緑地と干潟は大阪南港野鳥園です。

咲洲の中心、大阪府咲洲庁舎(コスモタワー)と南港ポートタウンのズームアップです。すぐ上空から写したように見えますね。

咲洲の向こうに見えてきた川は大和川、それを越えると堺市となります。写真の右上にある工場はシャープ堺工場で、いまではここがシャープ本社となっています。

大和川の川面に朝日が反射して光っています。堺市上空から先は朝靄で霞んでいます。



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