ホオジロガモ(体長45cm)は、冬鳥として北日本に多く渡来、北海道では数百羽の群れを見ることができるそうです。
ところが、西日本(本州中部より南)でホオジロガモを観測できる場所は少ないようです。・・・頭部は黒緑色光沢、虹彩は黄色。
この日、いつもの野鳥撮影場所に行くと、ホオジロガモ♂1羽が泳いでいるのを発見。・・・頬の白い模様からホオジロガモと呼ばれるのでしょうが、♀にはありません。
距離が約200mも離れていたので、鮮明な画像ではありませんが、尾羽を水面から上げて泳いでいました。
ホオジロガモの頭部の黒緑色光沢は、光の角度で黒や黒紫色に変化するようです。・・・オオバンとのすれ違い
ホオジロガモは、肩羽の白地に細い黒線が並ぶ美しい姿をしています。
ホオジロガモの♀は、全身が黒褐色の地味な姿をしているので、この日とうとう見つけることができませんでした。・・・頭部は黒紫色
こんな美しいカモが大阪市内に飛来してきているとは、去年まで全く知りませんでした。・・・こちらは頭部が黒緑色に見えています。
毎年、冬になるとユーラシア大陸北部から越冬するために大阪市内にホオジロガモがやってくる。この素晴らしいサイクルを、これからも永く続けて欲しいものです。