12月も終わり、もうすぐ新年となりますが、大阪の干潟には旅鳥のアカアシシギが2羽残っています。・・・背後にいるのは冬鳥のオオバン
秋の終わりに繁殖地のユーラシア大陸中部から東南アジアなどに向けて飛びたつ旅鳥のアカアシシギが冬鳥のホシハジロと一緒に写っています。
やや明るくなってきました。アカアシシギは、環境省レッドリスト2015絶滅危惧Ⅱ43種の一つに指定され、絶滅の可能性が増大している野鳥です。
絶滅の可能性が増大しているまま、放置しておくと、トキのように野生からいなくなってしまうかも知れません。
干潟で餌を探すアカアシシギのこうした姿を見ると、心が癒されるという人は多いのではないでしょうか。
殆んどのアカアシシギは、東南アジアなどに渡ってしまっていますが、まだ途中の大阪に残っているのは温暖化の影響かも知れません。
ユーラシア大陸の中部に比べると、大阪の冬はまだ温暖なのでしょう。
冬の柔らかい朝日に照らされたアカアシシギです。
我々の子孫にも、このアカアシシギをぜひ残しておきたいものです。