前から一度見てみたいと思っていたタゲリです。先日、旅行先で見ることができましたので紹介しましょう。
タゲリの体長は32cmくらい。冬鳥としてユーラシア大陸から本州以南に渡来し、水田の刈り跡や畑などに生息する野鳥です。
タゲリは、羽毛が構造色(光の波長かそれ以下の微細構造による発色現象)で虹色に光る美しい野鳥でした。
飛びたつと、腹から翼の半分ほどが純白、翼の先端と後部が黒というコントラストが明瞭です。
冬季は小規模な群れをつくって生活、見通しの良い開けた場所を好み、警戒心が強い野鳥です。
タゲリの翼開長は72cmもあり、飛ぶとその大きさに驚かされます。
食性は動物食で、昆虫やミミズなど
田畑が減少している大阪市内で見かけることは少ないようです。
そのために大阪府のレッドリストでは準絶滅危惧に指定されています。