12月にはいった大阪市内の公園では、オオタカの幼鳥(体長♂50cm、♀58cm)を見ることが多くなりました。
この日の朝、珍しくキツツキ科のアリスイ(体長18cm)を見つけました。アリスイは冬に北から大阪にやってくる野鳥です。
アリスイという名前の通りアリを良く食べ、地面や樹皮に潜り込んだアリを効率的に採食できるよう細く長い舌を持っていることが知られています。
こちらはバッタを咥えたいつものモズ♀(体長20cm)、大阪府の鳥として名前がだんだん広まってきました。
ミコアイサ♂(体長42cm・冬鳥)も、繁殖地のバイカル湖北部周辺から大阪に渡ってきていました。・・・鳥の写真を撮り始めるまで、こんな野鳥が大阪市内に来るとは知りませんでした。
こちらはいつものミサゴ(♂54cm、♀64cm)、この朝一番で魚をキャッチしたようです。・・・周囲に邪魔がいないか確かめていますね。
獲物の尻尾の後縁に黒い線が見えるので、どうやらマダイのようです。マダイとミサゴがキスをしているようにも見えています。ミサゴは獲った獲物の口の先から食べ始めます。
この日、オナガガモ(♂75cm、♀53cm)の集団飛行というバードショーを何度も見物できました。
こちらは逆光でしたがマガモ(体長59cm)の集団飛行
参考文献:日本の野鳥590 真木広造 大西敏一著