昨日の記事でも紹介しましたが、近所の公園にミコアイサが渡来してきました。ミコアイサの写真は、たくさん公開されていますが、意外と飛行中の写真は少ないようです。・・・潜水採餌ガモらしく、助走しながら離水します
キョリ測によれば、撮影場所からミコアイサまでの距離は180m。従って、画像は相当トリミングしていますが、何とかミコアイサということは判ります。
飛行中のミコアイサの翼上面は黒ですが、小・中雨覆と三列風切羽がゴルフクラブヘッドの形に白く見えます。
翼の付け根にも縦の白線があり、背中は黒、、次列風切羽の翼鏡の前後にも細い白帯が見えています。
翼の白いゴルフクラブヘッドの形は、カワアイサ、ウミアイサ、コウライアイサなど、カモ目カモ科アイサ属に見られる共通の特徴です。
ただしカワアイサ・ウミアイサは、次列風切羽もすべて白なので、白い靴下というほうが正しいかも知れません。
ミコアイサは、バイカル湖の北部・北東部辺りからこの小さな翼を使って大阪まで渡来してきているのです。・・・体を立ててスピードを落とし、着水。
ミコアイサは、すぐに餌取りのために潜水を始めましたが、水中でもこの翼を使ってかなり自由に泳ぎ回るようです。・・・着水しました。
撮影場所からミコアイサまでの距離をキョリ測で測定してみると、210mくらい。200m先の野鳥写真が不鮮明となるのは仕方ありません。