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タイヤの基礎知識、ラジアルタイヤとバイアスタイヤ

2019年05月10日 | OVERLAND VEHICLE

 アフリカやオーストラリアの荒野を走るランドローバーやランドクルーザーの殆んどは細めのバイアスタイヤ(BIAS-PLY)を履いている。そう語るのは Jonathan Hanson 氏である。オフロードタイヤの知識と言えばトレッドパターンであるマッドタレーン(M/T)、オールタレーン(A/T)であるが、それはらは外部構造である。そして、タイヤの内部にカーカスという繊維があり、その配列の有り方によってラジアルタイヤとバイアスタイヤが存在する。それが内部構造である。タイヤにおいての基礎知識はこの内部、外部の構造を共に理解しておく必要があるにも関わらず、あなたのランドクルーザーが履いているタイヤは RADIAL ですか?BIAS-PLY ですか?と尋ねられると、えーと、何でしたっけ?という有り様である(僕の事)。

 構造の違いの理解は、こちら、日本Goodyear さんの説明が分かり易いです。

 

Jonathan Hanson 氏の駆るFJ40のタイヤ

 タイヤとホィールに対して、Think Conservatively (保守的思考) の思想を置くことを薦めているのがHanson氏である。オーバーランドビークルは他のオフロードビークルに比べて保守的でいい。そして、タイヤの重量やパターンの路面抵抗などが経済的であるか? という問いも大切であると言っている。オーバーランドビークルに対してはバイアスタイヤを薦めている。Hanson 氏はオーバーランドビークルのタイヤがオールタレーンかマッドタレーンか? 或いは、どのブランドなのか? という外的な選択以上に、その内部構造がラジアルかバイアスか? とういう選択の知識を持つ事の重要性を強調しているのである。

 


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