ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

Jeep Wrangler JK Sahara

2018年09月13日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 

 今週もフロリダ州のマイアミに滞在しています。現在モンスターハリケーン Florence が大西洋を横切ってノースカロライナに上陸する警報が出ておりカロライナの沿岸には避難命令が出ています。今回のハリケーンは広範囲で移動スピードが遅いという特徴が有るようです。丁度一年前に避難命令を受けてこのマイアミからレンタカーを飛ばしてニューヨークまでハリケーンから逃げた記憶が昨日の様に蘇って来ます。今回のハリケーンはマイアミには到来しませんが飛行機の便に影響が出るのでこの週末にニューヨークまでちゃんと帰れるかどうかが不安要素です。

 今回のマイアミ滞在中の移動には Jeep Wrangler JK Sahara 2Dr を使用しています。僕自身はこの Wrangler が好きなのですが仕事仲間からはブーイング(不満)が出ます。その不満点を幾つか摘んでみると、燃費が悪い。狭い(大人4人が乗った時)。後ろの席は乗り降りし辛い。長距離はかんべんして欲しい。パッセンジャー側のドアが強く押さないと閉まらない(組み付けの調整が悪い)。セカンドカーとしてなら考えてもいい、等です。そして僕自身の感点を追加すると、乗用車並の静寂性、大きなタッチスクリーン等が標準装備であるという懸念。車内が狭い事もあってかクーラーの利が抜群に好い。これはルーフの色が黒ではなくて白である事も影響があるであろう。車内が狭いのは室内にロールバーが組まれているからである。後ろのラゲージスペースの容積はとても狭いが2人で乗るならば問題ない。視界は良い。ラングラーJKはワイルドな印象があるが我がFJ60に比べると格段に快適なクルマなのである。

 コンスーマーレポート(消費者達の意見と評価)では何時も最後尾を行くラングラーであるがこうやって他人の意見を聞くとその理由が理解出来る。多くの人々が今日の快適な乗用車に慣れきってしまっているのだ。ラングラーはジープらしさを保ちながらも大衆に受け入れられる努力を行っているがそこにはきちんと線を引いておりその線は、これはジープであり乗用車ではありません。という妥協の無い線である。100人に一人位がその線を越えてジープを受け入れればそれでいい。というクライスラーの割り切った姿勢が感じられる。快適さ=良いでは無い、という価値観をジープの名の裏に秘めているのがラングラーなのである。僕にとって現在のラングラーはそれでも快適である。快適なのは悪くないが、御蔭でロクマルを更に恋しく感じるのはその乗り味こそがジープラングラーが本当は本心で求めている乗り味なのではないかと感じている。

 


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