オフでの走破性は伝統的なものなので妥協する事はしない。尚且つ、オンロードでのレーシーな走りにおいても秀でている。つまり、オンでもオフでも最高の走りを追求したのが、ランドローバースポーツである。
RANGE ROVER SPORTS AUTOBIOGRAPHY
オフロードでの走破性は車体の持つ電子制御システムに頼る所が大きいのかもしれないが、サーキットでのアクセルを踏み込む走りはドライバーの腕に頼るものであろう。オフロードとオンロード共に秀でていようとする試みというのは、どっち付かずの中途半端な存在として捉えられるのであろうか?それとも勉強が出来てスポーツも出来る優等生として尊敬される存在とされるのかは意見の分かれる所である。血統、高級、オン、オフでの走破性を持ち合わせている。四駆というカテゴリーとは別にSUVというカテゴリーを別のものとして認識するならば、ランドローバースポーツはSUVの理想を追求している存在なのであろう。
我が家の目の前に停めたレンジローバースポーツ。
最新型ではないが、決して古くはない。
...
実は...、
このレンジローバースポーツ、動かなくなってしまった。
原因はくバッテリーにあるようだが、問題は、そのバッテリーが半日の間にどうして消耗してしまったのかという事。いずれにせよ、オーナーに不便と不安を与えた事は間違いがない。たとえ問題がバッテリーという消耗品にあったとしても。
もし、レンジローバーに信頼性という評判が加わったとしたら、それは最高のSUVとなるであろう。
最新のレンジローバーよりも30年落ちのランドクルーザーの方が信頼性が高い?かも知れない、などというまじめな冗談も飛び交う。最近のレンジローバーの設計が信頼性を低く置いているとは思えないが...。
こうやって古いシンプルなランドクルーザーと近年のSUVを比べる事によっていろいろ感じるものがある。対比はアナログとデジタルの様で、比べるべき物ではなく、別物であると理解した方が自然な気もする。
僕はやはり、アナログ的な車が好きだな。