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オフロードタイヤの空気圧について

2014年10月13日 | OVERLAND VEHICLE

 オフロードを走破する時のタイヤの適切な空気圧という知識はオフロードタイヤの持つポテンシャルをよりよく発揮し、クルマのオフロードでの走破性を高くする事が可能となる。南アフリカのオフローダー Andrew St. Pierre White (ホワイト氏)によるオフロードを走る時の空気圧についての解説は具体的な数値を示してくれているので参考になる。

 

 タイヤの空気圧の調整によってタイヤの接地面積を増やし、タイヤの変形自由度を高くするという事は基本的なオフロードの知識として、実践するしないは別として頭に置いて置きたい。

 その時に大切な事は、車が履いているタイヤの標準空気圧がいくらであるか。という数値である。この標準空気圧の数値を100という数字で示すと、各路面における数値は以下のものとなる。

 

SEALED SURFACES(舗装道路)100%

GRAVEL / CORRUGATIONS(砂利道、未舗装道)10-15%

ROUKS(岩場)10-15%

MUD(泥道)25%

SAND(砂地)50%

SLIPPERY CLAYMUD(泥濘、濡れた泥道)20%

 

 舗装道路を運転する時のタイヤの空気圧を100として、遭遇する路面に合わせて空気圧を落して調節します。ロックではそれ程空気圧を下げる訳ではないのですね。一番空気圧を下げるのは砂地での走行時となり、空気圧は標準時の半分となります。

 オフロードタイヤはファッションではありません。こういう知識を持っていてこそ、オフロードタイヤと向かい合う事が出来るというものです。

 

コメント (2)
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