ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

光は自分では見えないんだね

2014年09月28日 | NOTES

 

 先週から仕事のプロジェクトに追われてブログの更新も滞ってしまっている。以前は何でもよいから毎日ブログ日記を書いていたが、最近は多少気持ちが欲張り少しでも意味のある内容を書いておきたいとは思うようにもなってきた。自分の中にそういった気持ちが重なっている事、それはまた臆病な気配でもあるのだが...。

 以前、矢沢永吉がこんな事を言った。『俺のライブを聞いて、明日からまた頑張ろうって気持ちになってくれたら、もう、それでいいと思うんだよね。』つまり、頑張ろうとする刺激。それは一年とかそれ以上の長いスパムではなくて、2-3日とか一週間でもいい。歌は人を励ます力を持っているが、じゃあブログは?最近こんな問いが頭に響く。

 先週、私よりも年配の日系アメリカ人のFさんとお話をする機会があった。Fさんの年齢は定年を考える歳です。リーマンショック以前は事業に成功した実業家であったが、近年の不況によって悪く言えば転落してしまった状態。もう一度這い上がる事を視野に置いて、底辺の仕事をやりながら必死に頑張って何とか生活を維持している状態です。そのFさんが私にこうおっしゃった。『今が最高に幸せです。』と。その時、私は思った。具体的に出来る事は限られるが、何とか力になりたいという気持ち。そして、どん底でも必死に生きている姿勢は他人に力を与えるものだな、という事。

 他人に力を与えようとしたり、励ます、という事の正体は文章や音楽で出来る事ではないのだ。それは必死に生きている姿勢からしか生じないんじゃないだろうか、と感じている。ふと僕の周りを見回せば多くの人々が必死に生きている。僕もその中の一人でありたい。ランドクルーザーの日記の奥にあるのは、人生を必死にもがきながら生きる姿勢そのものでありたいと願っている。

 

仕事のプロジェクトは今週の半ばまで続きます。

 Have a good week!

 

コメント (2)
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