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MOAB、赤岩との対話

2011年08月16日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 人は普通近くに岩や石があったとしてもその岩石に関心を抱くことはあまりない。しかしモアブは不思議な所だ、ここにある岩や石はその形がどのようであっても何か生き物のように感じる。それはこの地方の植物の少なさと主張する大地の赤の色にあるのかも知れない。

何しろ赤い岩がこの地にある全てであるからだ。

 

 

 コロラド州からユタ州へ。ルート70を西に走っていると荒野の中に突然UTAHのサインが小さく現れる。

 周りには何も無い!(人工的なものは)

 

ユタ州では木のない閑散とした岩山が永延と続く。

 

ルート70を降りて191号線を南に向かう、この先にMOABの街がある。

 徐々にに大地の色が赤く変わってくる。

 

目の前に広がる赤い岩(レッドロック)、道はこの岩の隙間をくぐるように続く。

大地全体が赤くなる。

火星に来たみたい!

 

モアブに入る。左右を赤い岩山に囲まれた渓谷の小さな町。

 

赤い岩、これらは遥か昔に氷河によって削られた。

 

砂漠の植物が生息する。足元には注意だ。

すばしっこい、かわいいトカゲもいたなあ。

 

この岩の向こう側では地元のインデアンの方々がお店を営んでいました。

 

 有史以前(6000年以上遥か昔の事)この地球の人間は高度な巨石文明を築いていた。その名残で、人々は岩石を懐かしく感じるDNAを保持しているのではないか?と妄想する。

 

岩石のアーチ、自然の造形です。

 

いつまで見ていても飽きない、美しいと感じる岩の表面

遠くから見ても、近くから見ても、いつ見ても...

海面をなでる波のようにも見える。カラクサ模様のようにも見える。

 

MOAB, そこは異界を垣間見る赤色の大地...かな。 

 

コメント
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