ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

クルマを心底愉しむ環境とは

2011年08月18日 | VINTAGE CARS

 今週の月曜日に遠くに住むクルマ好きな友人から、アメリカの首都ワシントンDCに仕事で来て滞在しているから、一度時間を作って隣のバージニア州の山中に住むある車好きな人物を尋ねたいのだが一緒にどう?と声を掛けていただいた。

 時間を調整して、天候を確認して、早速、昨日日帰りで出かけてきた。

 

往復11時間の運転、577マイル(約920キロ)

午前中の運転(行き)は快適であった。

帰りは...

 

 お昼過ぎにバージニア州の山間部にあるC氏を尋ねた。ここは氏の自宅のデッキから眺めるアパラチアの山並み。木々を揺らすそよ風が気持ち良く、敷地の中は虫達の大合唱であった。

 デッキに置いたゆり椅子に腰掛けたC氏、ここからの眺めは飽きないねぇ~!

そうですな~。

 

 では視線を下に向けてみましょうか。

  山の中腹にある2.5エーカーの敷地の中にあるシンプルな夫婦の自宅。不動ですが50年代のスタッドベッカーが適当にころがっています。

 

 

 自宅の向かいにある倉庫、中は車のパーツで一杯でした。この建物の向こうにもピットガレージがある。

 

 更に奥にガレージがある。ガレージの中にはレストレーション中のDATSUN FAIRLADY SRL311 2000, そして手前にある青いシートをかぶせた赤いフェアレディはシリアルナンバー(製造番号)#003の1600モデル、これもレストレーション中。

 

 そして更に、横に長がーいガレージがある。(木々が激しく茂っていて全体写真は撮れない...)ガレージの中には7台のダットサンがあった。真ん中に見えるのはダットサン411、初期型ブルーバード。

 ガレージは古くトタン屋根、雨が凌げる程度のシンプルな作り。電動のシャッターなどはない...中も意外と暗い。

 ...でも僕自身こんなガレージが欲しいと思っている。

  

  

そのガレージの一番奥に潜むのがダットサン1500のプロトタイプ。

ダットサン愛好家にとっては神に次ぐ存在価値みたい。

 

 そして裏庭にも60年代のダットサンロードスターがずらっーとある。敷地内にある車体だけで40台以上、ばらばらになったボデーパネルも含めるとその数多すぎて不明、レストア待ち、部品取り、森のデコレーション。

 

 

 C氏は1984年の頃からダットサンを集め出した。数が多くなっても更にのめりこむ。そして好きなダットサンを満喫する為に十数年前にこの土地に越して来た。 

 これこそ理想のクルマライフ...だな。

 僕はこのライフスタイルが好きだ、とても感銘を受けた。

 

 C氏、気に入ったのがあったかい?

 ある。そりゃー欲しいには欲しい、がしかし...つつく場所がないんだよなー、ニューヨークだとね。(悲)

これからのクルマ人生は イ ナ カ がキーワードになるな、ビジネスも個人も。

 

コメント (2)
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