京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

あぶり餅・・・昔ながらの包装

2022年06月16日 05時06分32秒 | 甘味・喫茶・その他
本日は、あぶり餅の持ち帰り用の包みです。
持ち帰りをお願いするとこのような包みになる。



本日のものは「かざりや」の持ち帰りです。
「一和」も同じような包みになります。
現実的には、石油製品の手提げ袋にいれてわかしてくれます。
昔は、みなこんな感じだった。



紅白の紙のヒモがすごく懐かしい。大丸とかの包装で使っていたのです。この紅白と緑白でした。
だから各家庭はこうやってヒモとか包装紙を丁寧に保存していた。
当然、紙袋なんてものはなかった。
それでもやっていけた。





この竹皮も懐かしい。ヒモも竹皮。
これなら石油なんて全然関係ない。
肉屋、かしわ屋で使っていた。竹皮は、防腐作用があるのです。魚屋はどうだったかな?
お弁当でおにぎりは、竹皮が普通だった。
いまのプラ製品の使い捨ては、そろそろ止めた方がいいかも。



最後の包みはプラフイルムを使っている。
これは仕方ないかも。
でもね。あぶり餅を持って帰って帰り、温めて食べても美味しくないかも。



「あなむら 名物 くしだんご」これは滋賀県草津にある団子の包装。良い味だしているでしょ。いまでも予約でつくっているらしい・・・。



私が小さい時、食べていた団子は、この形状で白味噌ダレだった。
あったらいいだろうな・・・。



昔ながらの包装、立派な文化遺産ですよね。
末永く続けて欲しい。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (常盤万作)
2022-06-16 07:44:35
あなむらの串だんごは、京男様に紹介いただき、買いました。店探しで苦労しましたが、美味かった。
あぶり餅は、持ち帰っていません。全て胃袋です。
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>常磐万作さん、おはようございます (京男)
2022-06-16 08:13:56
穴村に行かれたのですね。一度、「穴村のもんもん(墨灸)」を体験したいと思っております。
昔の包装の方が素晴しいですね。丁寧です。
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こんにちは (すー)
2022-06-16 13:07:02
>紅白の紙のヒモがすごく懐かしい
確かに懐かしいですね。昔、お袋がていねいにまとめて保管していました。
こんな包み紙、紙紐文化を残していきたいですよね。
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>すーさん、こんにちは (京男)
2022-06-16 13:55:47
この紐は捨てられませんよね。
でも・・・最終的には捨ててしまうかも。
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