京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

善哉と五重塔

2021年12月14日 04時54分57秒 | 甘味・喫茶・その他
なにげなく歩いていて、急にお善哉(ぜんざい)を食べたくなった。
そんなことありませんか?
普通はないか・・・。


↑梅香堂「ぜんざい」

関東なら「ぜんざい」といわない?
関東では、この状態のものは、「ぜんざい」とは言わない。
「おしるこ(お汁粉)」というのでしょう。
で粒あんの状態のものは「田舎汁粉」「小倉汁粉」となるそうですね。


↑お餅2個タイプ

関東のは、白玉を使うのが多い?
私は、焼き餅のがいいな。
焼いた餅の香ばしさがいいのです。



しかもこのように塩昆布を時々口直しに食べるのがいい。


↑塩コンプ



関東では「ぜんざい」というと汁気なしの状態らしい。「亀山」「金時」「小倉」という名前になるかも。
関西で「おしるこ」というと漉し餡状態の汁気ありになる。昔、私は粒あんが食べられなかったから、「おしるこ」がよかった。



「善哉」というのは、本来仏教用語です。一休宗純が最初に食べたとされ、この食べ物の美味しさに「善哉」と叫んだ事から名称とされた。「善哉」とは仏が弟子を褒める時に使う言葉であり、サンスクリット語の素晴らしいを意味する「sadhu」の漢訳であるそうです。



沖縄で「ぜんざい」というと砂糖あるいは黒糖で甘く煮た金時豆にかき氷をかけたものなんです。所かわれば、言い方もかわりますね。                                                                             
和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

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4 コメント

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こんにちは (す-)
2021-12-14 13:16:41
確かに、ところ変われば言い方が変わりますね。
ハイ、私は関東方面の生まれなので「おしるこ」ですね。
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>すーさん、こんばんは (京男)
2021-12-14 18:10:27
今日は、一日大阪でした。
いずれにしてもすーさんとは縁のない食べ物かも。
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こんばんは (常盤万作)
2021-12-14 21:07:33
汁粉と善哉の使い分けは、同じです。
汁粉は「こし餡」で作り、善哉は小豆を煮て作ります。そして汁粉には小麦粉で団子を作り、入れます。
善哉は餅を入れます。
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>常磐万作さん、おはようございます (京男)
2021-12-15 05:09:58
昔は、こしあんのしるこに憧れていました。
いまは、粒あんの方が好きかも。
なんかまた食べたくなってきた。
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