この花は、平安神宮の右近の橘の花。
平安神宮は、知らない方はおられないと思います。
修学旅行のコースだろうし。
この神社、意外と歴史は浅い。
明治28年(1895)3月15日に平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として平安京遷都当時の大内裏の一部復元が計画された。いわばテーマパーク状態なんです。
最初は、実際に大内裏があった千本丸太町に朱雀門が位置するように計画されたけど、用地買収に失敗し、当時は郊外であった岡崎に実物の8分の5の規模で復元された。
博覧会が終わってからとりあえず取り壊すのももったいないので、
平安遷都を行った天皇であった第50代桓武天皇を祀る神社なんです。
だから京都人からするとさほどありがたい神社じゃないんです。
大体京都人は、自分の氏神意外はあまり興味ないのが基本ですからね。
だから祇園祭や葵祭だって、観光のがウロウロするからちょっと迷惑ぐらいに思っている。
そういえば時代祭というのは、平安神宮の祭だった。
大極殿は、平安京の大内裏朝堂院を2/3に縮小して模したもの。大極殿は政治を行った場所です。
この前に「左近の桜」「右近の橘」というのがある。
写真を見ると向かって右側にあるのが「左近の桜」、左側に「右近の橘」があります。変でしょ。
よく考えたら、京都市の地図で右に「左京区」、左に「右京区」とあります。
一番大きな大文字山を「左大文字」となります。右にあるのにね。
これは、中国の「君子南面す」という考え方による。
つまり君子は、南を向いて座るということになります。
だから君子に対して右が「右近の橘」「右京区」、左が「左近の桜」「左京区」ということになる。
君子に向かって歩くのが「上ル」、逆が「下ル」となります。
↑左近の桜
↑左近の橘
ちょうど橘の花が咲いていました。
「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(古今和歌集:夏の歌)
5月が盛りの花、橘。その香りをかいだら
ふと、昔なじみのあの人の袖の香りを思い出したよ。
私は昔なじみのあの人は思い出しませんでしたが、柑橘系の微かな香りが心地よかったです。昔なら好きかも。最近は、もうすこしスパイシーでオリエンタルなパチューリ(PATCHOULI)という香りがお気に入りですが。
↑長久堂「青満る」
↑こなし、黒こしあん
Twitter→@kyo_otoko
他の都市ならそこそこの歴史なのに、やはり京都は凄いですね。
なんとなくセットの感じがする。
立派なんですが。
橘の花を見ていたら柚子の花を思い出しました。私はあの花の匂いも好き。
青紫蘇と茗荷の匂いもいいな・・・ってどんどん食べものになっていくわ。(笑)
夏は伽羅、冬は黒方かなあ。やっぱし。
「青満る」、丸いフォルムがコロンとかわいい。
長久堂さんは発色が鮮やかですね。
ほのかに香るのがいいですよ。
伽羅は好き、正倉院の伽羅の固まりが欲しい!数珠をつくったりしたい。
カメムシも密かに好き。(笑)
「青満る」は、いまらしい色合いですね。
源水の控えめな色つかいとはまた違う感覚。
橘の花、可憐ですね。
可憐で、近寄るといい香がするって素敵ですね。
昨日のアドバイスありがとうございました。
そのつもりはなくても、見下した態度が時折出てるかも、、、。
先日爆発寸前だったので自分が怖かったんです。
私、寅歳らしく普段はのんびりしてるのですが、たまに怒ると激しいのですよ(笑)
『余裕』
必要ですね。心掛けます。
月末、茅の輪で汚れを払わないと♪♪♪
橘の花って香りがいいんですよ。
柑橘系で。
きっと態度というか雰囲気ででているんだろうな。基本的にはかわいそうな人なんです。同情する必要もないですが。
気を頭にあげないで、むかっとしたら下腹をトントンと叩いてみてください。
そして最低胸ぐらいから相手に意向を伝えるといいですよ。
たまったものを末の茅の輪で祓ってください。きっとすっとしますよ。
平安神宮、遷都1100年のテーマパーク。
奈良の平城京遷都1300年記念の大極殿、朱雀門なども
上手く残るといいな、せんと君は消えて欲しいけど(^_^ゞ
いまの奈良の施設は後世に残るかな。
せんと君は、きっと角がとれてパンチパーマになっている予感がするな。
花橘はほのかですが、いい香り。
心が澄みます。ブレンドのバスソルトはいい感じでしょうね。
その場が伝わってうれしいですよ。
またよろしくお願いします。