京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

伏見稲荷大社の火焚祭・・・炎編

2009年11月11日 05時29分21秒 | 行事


昨日の続き。
炎があがるとドンドン火焚き串をいれていきます。
これが見ていて重労働なのがわかります。





高くあげないとカッコ悪い。
万歳のカッコの姿がきれいでないとね。







同じように修験道系の護摩炊きと比べるとお作法が違うのがよくわかります。
修験道の方と炎の上がり方が違うように思う。
修験道は、心なしか炎が強くでているかも。
火をつける前の儀式も違う。
結界を念入りに張らはるのが修験道方式。


↑1本200円か・・・一束100本やし・・・

それに比べると神道系の火焚祭は優しい感じがします。
雅な感じがする。
都会的な感じかな。
神楽舞とか大祓詞(おおはらえのことば)とか。
炎と舞がとてもいい。




↑望遠専用のデジカメもがんばっています

この大祓詞は、前段と後段にわかれる。
前段は、大祓に参集した皇族・百官に対して「祝詞をよく聞け」という内容。
後段では、そのような祓を行うと、罪・穢れがどのように消滅するかが語られる。
でも不思議に思っているのは、前段と後段の間にあるであろう肝心な呪文がないのです。
般若心経をご存じですか?
般若心経は、呪文部分が「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」なんです。
簡単にいえばこの呪文部分を唱えたらそれでいい。
大祓詞には、この呪文部分が抜けている。
この点がとても不思議に思っているのです。
このことは江戸時代から議論されているんやそうです。


↑水もかけられている







目の前で焚かれていて、見ている方も輻射熱がすごい。
顔がとても熱い。
カメラも熱くなっていた。
ちょっと心配になるぐらい。






↑京阪電車の「伏見稲荷」駅。朱が雰囲気を醸し出しているでしょ。

時々、鮮やかな色になっている写真があると思います。
デジカメのLUMIX LX3のファームウェアアップデートした新機能のハイダイナミックモードでとった写真です。モノクロの写真もそうです。
アスペクト比1:1はまだ試してないな。
確かにホワイトバランスの性能がよくなっている。
下手に自分で調整するよりもいいくらい。
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6 コメント

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おはようございます (すー)
2009-11-11 07:42:50
すばらしい作品の数々ですね。
カメラの性能は、思いどうりでしたか?
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>すーさん、おはようございます (京男)
2009-11-11 08:57:38
まだ十分性能を引き出してないかもしれません。
取説を読んでいないので。
確かにホワイトバランスはよくなったように思います。
返信する
火だるま? (路渡カッパ)
2009-11-11 13:57:13
写真、火だるまになってる人が居ません?(笑)
火を使う行事は神聖な感じがしますね。
パナのWB、秀逸だという評判です。
かなり勉強したのでしょうね・・・
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>路渡カッパさん、こんにちは (京男)
2009-11-11 14:05:50
わたしのこと?それは家の家計のことか。(笑)
火をつかう行事はいいですね。本当は修験道の方が好き、太鼓と真言を唱えはるしね。炎も消防を無視しているし。
パナのホワイトバランスは、よくなりましたね。手動よりも少し融通は利きませんが。
返信する
こわい (まさみ)
2009-11-12 20:31:20
初めて伏見稲荷さんにお参りしたとき
恐れ多くてなんだかこわかったです。
罪深き身だからか・・・・

炎の写真を見て
圧倒的な迫力に
またしても恐れ多さを感じました。




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>まさみさん、こんばんは (京男)
2009-11-12 20:38:52
そうなんですか。
私は、全然平気かも。
炎は見ていて飽きないです。
なんか元気をもらえる。
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