京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

鰻の寝床的神社?

2022年07月25日 04時53分55秒 | 社寺
ここは、我が家近くの神社。
三嶋神社といいます。


↑三嶋神社


↑しっかり鰻がいてはる

この神社のお使いは「鰻」なんです。
こんな話しがあります。
三嶋大明神の“三”とは、火の徳・土の徳・水の徳という3つの徳を表しているそうです。
この火・土・水は、"生命の源"と考えられていました。
現在では中国から伝わってきた陰陽五行説が有名かもしれませんが、農耕民族であった古代の日本人に、農業に必要な太陽を表す火・土・水の3つがなければ生命は誕生しないという、土火水(どかすい)の信仰が生まれたのでしょう。
この3つの要素をもっているのが鰻であったため、鰻が三嶋大明神の使者といわれるようになったと推測されています。




↑鰻がお金や五穀豊穣を運んでくれる?

最近の研究で明らかになってきたことですが、鰻は黒潮に乗って日本にやってきて川へ登り、沼地や川で成育するそうです。
また、鰻のいるところは土地が肥えているといわれ、焼畑農業が主流だった古代の日本では、鰻が土火水の要素をもっていると考えたことは不思議ではありません。
ほかにも、御神徳が宿るために鰻を食べると体が温まり、風邪などの病を退ける、といった説も書物に残されています。







というような話です。
だから鰻を食べると・・・となった?
でも、この神社に祈願する時は、鰻は食べたらだめかも・・・。



鰻ってダンダン庶民にとり高嶺の花となってきた。
生きている間に、鰻の稚魚をスペイン風の稚魚をニンニクと唐辛子とオリーブオイルで煮たものが食べたいな。アンギュラス風シラスアヒージョというやつね。
日本で近大鮪のように養殖できひんかなぁ・・・。
シロナガスクジラだって養殖できないかな・・・。
サエズリや尾のみが食べたい。
そうそう野鳥のツグミの粕漬けして焼いた料理が食べたいな。





鰻は、白焼きがいいですね。
蒲焼きはどうも下品な感じがする。
白焼きなら3尾ぐらい食べられると思う。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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4 コメント

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おはようございます (常盤万作)
2022-07-25 08:44:59
ウナギは子供が川で捕って来るものでした。現代よりも大きく、太かった。
返信する
>常磐万作さん、おはようございます (京男)
2022-07-25 09:15:14
京都市内では、鰻も泥鰌も捕れなかったです。
鰻は、お店で食べるものでした。でもめったに食べられなかった。
返信する
こんにちは (すー)
2022-07-25 13:31:10
>鰻ってダンダン庶民にとり高嶺の花となってきた。
わが家では大分前から高嶺の花でした(-_-メ)

農耕民族なら火・土・水は、生命の源という考え方は分かりますね。
返信する
>すーさん、こんにちは (京男)
2022-07-25 16:09:33
鰻は、養殖が主流になってきています。それが気持ち悪いのです。抗生物質もたくさん含まれているしね。
アナゴの方が天然でいいです。
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