松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

何をはなすかより、どう聞かせるか

2008-07-03 14:04:17 | Weblog
 「土曜日であるにもかかわらず、大講堂で600人もの学生が熱心に聞き入る授業がある。座席がなく立ち見もめずらしいことではない。」こんな授業を展開するのは、「聞かせる技術」の著者、立教大学 山口義行教授である。
 今時の学生が私語もなく、静かに聞き入る授業とはどんな内容の授業なのか、また、どのように聞かせているのか興味があったので読んでみた。
 山口教授は、「何を話すかより、どう聞かせるか」がポイントだと言う。確かに何を話すかの内容も大切であるが、それをどう聞かせるか、については、あまり工夫したり、努力したりはしてこなかった。
 授業を生業とする私たちの必見の書だと思う。一読を勧めます。

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