蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

山下家住宅  開田高原

2009-09-30 22:21:01 | 古民家、庭園
開田高原は古くから馬を育てる牧場として有名だったようだ。山下家は江戸中期から大馬主として、また馬医として栄えたのだが、大正以降は没落したようだ。


開田高原は木曾御嶽山の麓にあたり、冬場の厳しさは凄まじいと思われるが、建物の見た目は塩尻や松本の民家とたいして変わらない。ただし、基礎の造りにひと工夫あるのだそうだ。


障子の細工の細かさに、家の格が感じられる。




奥座敷の前には、庭(の痕跡?)が残されている。
開田高原を取り巻く山が、昔と変わらない借景を見せてくれる。


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2 コメント

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Unknown (j-garden)
2009-10-01 04:44:04
おっ、庭がありますね。
庭を造ることが
名士の証でした。
どれくらいの時代のものでしょうね。
江戸まで、
遡れるでしょうか。
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Unknown (kikouchi)
2009-10-02 22:58:06
>j-gardenさん
こちらは、木曾町教育委員会の作成したパンフレットが用意されているのですが、庭に関しては一言もふれられていません。
家の裏手は土手になっているので、表側のそれらしい処を見れば庭があったという訳です。何の根拠もない私の印象ですが、相当に古い感じです。この家は幕末の慶応年代に建てられていますので、明治初期位ではないでしょうか。
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