富山市の中心部、NTTの近くに電気ビルという歴史ある建物がある。電気ビルなる名前は、北陸電力が入っているから付けられたのではないかと推測する。昭和11年完工した、5階建ての堂々たるビルである。
外装は今日の丸の内や、日本橋に残されたものと近い姿である。
驚いたのは、内装の雰囲気までもが、創立当初のものを残しているように感じられる点である。
このビルは、創立当初は全館、ホテルとして使われた。その食堂部分が、未だにレストランとして使われているようだ。
食器もカテラリーも、昔のスタイルを受け継いでいる。ナイフやフォークの柄は肉厚で、まさにクラシカル。そして、オニオンスープは、よいフォンを使い、玉ねぎを気長に炒め、まさしく昔の香りがする。
サラダの水切りも、見事だった。昔のホテルの流儀で作り込まれた感じがする。
オムライスの卵は今風にトロトロではなく、薄くやきこまれて安定した姿である。
デミグラ ソースの独特の苦味が、実に大人の味だと感じた。
ホテル創業当事に作られた感じの郵便差入口、これは4階にあり、郵便物は1階まで落下する作り。
4階の差出口さえもが、いまだに現役のようである。
外装は今日の丸の内や、日本橋に残されたものと近い姿である。
驚いたのは、内装の雰囲気までもが、創立当初のものを残しているように感じられる点である。
このビルは、創立当初は全館、ホテルとして使われた。その食堂部分が、未だにレストランとして使われているようだ。
食器もカテラリーも、昔のスタイルを受け継いでいる。ナイフやフォークの柄は肉厚で、まさにクラシカル。そして、オニオンスープは、よいフォンを使い、玉ねぎを気長に炒め、まさしく昔の香りがする。
サラダの水切りも、見事だった。昔のホテルの流儀で作り込まれた感じがする。
オムライスの卵は今風にトロトロではなく、薄くやきこまれて安定した姿である。
デミグラ ソースの独特の苦味が、実に大人の味だと感じた。
ホテル創業当事に作られた感じの郵便差入口、これは4階にあり、郵便物は1階まで落下する作り。
4階の差出口さえもが、いまだに現役のようである。
建物自体、レトロなんですね。
このオムレツも、
昔ながらの「ザ・オムレツ」という感じです。
内装の細部は、宝の山のようなビルでした。ちょっとしたドアノブ、洗面台の水道の詮、今ではあまり公衆の場所に置かれていない灰皿(足付きの優雅な姿)、どれも素晴らしいのに、日常的に接しておられるこのビルの方々は、当り前の風景に見えるようです。
先を急ぐ事もあり、細部の写真は撮影しませんでした。