南禅寺 天授庵 2010-06-16 21:29:37 | 古民家、庭園 起源は14世紀と古いが、現在の方丈前枯山水は江戸初期に原型が造られ、明治以降の改修も大きいという。 それでもモダンな敷石と苔を白砂に配した姿は味わいがある。 今は茂りすぎのようにも見える庭樹の足元の石が、凄くよい感じを出している。 覆いかぶさる若葉の枝が、ちょっとうるさく見える。 このくらいで、バランスがよいのでは。 方丈の前の庭は書院南庭へとつながっている。 この庭にも大分近年の手が入れられているが、鎌倉時代からの池泉の姿を伝える貴重な庭のようだ。