遠い昔の事はよくわかっていないが、とりあえず18世紀前半に再興された松連寺の庭園が、百草園のもととなったのは確かなようだ。
庭園は大変な急坂を登りきったところにあり、園内も傾斜がきつい。入場料にシルバー割引がないのもうなずける。
この日は梅まつりで、大変な人出だった。
入口の小屋から梅の花を眺めながら、階段を登っていく。
松連寺の跡には松連庵が建てられ、かけ蕎麦などを供す。
松連庵の前の前に有るのが園内でも最も有名な梅で、寿昌梅と呼ばれる。
わずかばかりだが、それらしい姿も留める。
園内の三檪庵の茶庭にも、梅の花が見られた。