まいど、日本機関紙出版です。

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再び業界の話で申し訳ない…。

2008年01月14日 | 編集・営業ふらふら雑記
 昨日に次いで出版社の倒産関連話第2弾。
 このブログに「本屋の窓から」を載せてもらっているS書房の親父さん。「年末に倒産したコンピュータ書籍の出版社の代金支払済委託商品が返品不能になり約8万円の損失が出た」とのこと。だいたい出版社が倒産すると商品の返品は不可能になることが多い。8万円ということは単純に計算すると、定価の約22%が書店の粗利として80000円÷0.22=363636円分の本を売上げなければ回収されないということになる。定価1200円の本に換算すると303冊である。今、町の本屋さんが303冊の本を売るということは実に大変なことである。普段売れている状況に加えて303冊をさらに別に売るわけであるから、これを回復することはそう簡単なことではない。本屋とはホントに利益の薄い商売なのである。
 
 
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