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母親大会2日目、頑張って売れてくれと右往左往…

2009年07月28日 | 編集・営業ふらふら雑記

 2日目の会場は立命館大学衣笠学舎。7時集合なので前夜は京都市内泊でした。前日の終わりにトラックに積み込んだ本を手分けして各分科会ごとの会場に運び込み、再び開梱、陳列。ふう、暑い、暑い。わが会場の以学館3階のロビーはエアコンが入りません。仕事をする前から汗びっしょり。それでもなんとか少ない人数で本を並べて販売開始となりました。


「慰安婦」問題関係、石川教授関係の本を集積

 関係する分科会は「慰安婦」問題分科会。助言者は神戸女学院大学の石川康宏先生とゼミ生たちなので、『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』ほか関連する本を陳列。意外にも『従軍慰安所〈海の家〉の伝言』はこれまた完売しました。10部ですが、中国侵略で上海に上陸した海軍陸戦隊が作った慰安所の経営者のご子息が書かれた本ということでちょっと珍しかったのかも知れません。


天井からモニターがあちこちに。最近の大学はすごいもんですね。


目算では最終的には120人ぐらいの参加者か?


石川ゼミの学びを話すゼミ生たち

 また写真集の『私の従軍中国戦線』も動きました。発行から何年もたっている本なのにまだまだこういう本が売れるというのは、やはり多くの人にはほとんど知られていないということなのでしょうね。宣伝が足らないということでしょう。古い本でもその存在を知らない、初めて知った人にとっては内容がOKならば新刊なのですから、在庫をいかに知らしめて購読に結びつけるか、もっと知恵を働かさねばと感じています。

 分科会は午前10時から午後3時まで。ランチタイムが1時間半あるのでその時間を少し利用して石川先生にサイン会をしてもらいました。お客さんに団扇で扇いでもらいながらの汗かきサイン会、申し訳ありませんでした。正確な数字は返品が戻らないとわからないのですが、30部ぐらいは出たかなという感じでした。

 分科会中はお客さんが来られないのでお店は暇です。その間に他の会場の書籍コーナーに出している本をチェックしてきます。研心館3階は『ケアマネ白書』の大阪社保協・寺内順子さんの「介護制度」分科会。ほぼ満席状態で切実な意見があちこちから出されていたようです。本はこの時点で20部あまりの売れ行きでした。続けて存心館3階へ。ここは「男と女生きいき」分科会。『性的マイノリティ』の著者の一人である大橋明日香さんの発言は参加者に驚きをもって受け止められたようです。本の売行きはやや微妙でした。


熱心な参加者でいっぱいの「介護制度」分科会


校内掲示板には立命民主化を求める学生たちの息吹も

 「慰安婦」問題分科会の終わりごろ教室に入るとまとめの最中。申し合わせ事項を参加者全員で出しあいながら決めるやり方で、これはちょっとたいへんな作業のように思えたのですが、さて、どうまとまったのでしょうか。

 2日目が終了すると書籍コーナーの撤収作業です。さらに約1時間余り、全員で各会場に分散していた書籍をまず1ヵ所に集積、出版社ごとに分けてケースの数を確認、西濃運輸の伝票を貼りトラックに積み込んでようやく終了したのでした。

 直ちにタクシーを拾い、河原町今出川交差点近くのレストランで先に始まっていた打ち上げに合流。I川教授、大阪社保協・T内さん、兵庫原水協・K本さん、兵庫母連・U野さん、新大阪「ぎんのスプーン」の明日香さんたちと暮れゆく京都のひとときを楽しみました。

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