先日、吉村洋文大阪市長がサンフランシスコ市との姉妹都市関係の解消をついに発表した。サンフランシスコ市の慰安婦像(少女像)が撤去されないからだというのがその理由。
解消発表に際して吉村市長がサンフランシスコ市長宛に送られた書簡を読んだ。市長は「慰安婦問題を正当化する議論には与しない」と書いているが、それに続く書簡内容を読むと、それこそまさに慰安婦問題を矮小化しようとする日本政府の言い分そのもので、この人からは慰安婦被害者に対しての誠意、リスペクトが何ら感じられないと思った。
そして今回の姉妹都市解消発表は、この問題を改めて世界に知らしめることになり、それは逆に大阪市の人権感覚の国際的立ち遅れを広めてしまったのではないだろうか。さらにこんなことで、万博など開催できるのかと思うのだが。
解消発表に際して吉村市長がサンフランシスコ市長宛に送られた書簡を読んだ。市長は「慰安婦問題を正当化する議論には与しない」と書いているが、それに続く書簡内容を読むと、それこそまさに慰安婦問題を矮小化しようとする日本政府の言い分そのもので、この人からは慰安婦被害者に対しての誠意、リスペクトが何ら感じられないと思った。
そして今回の姉妹都市解消発表は、この問題を改めて世界に知らしめることになり、それは逆に大阪市の人権感覚の国際的立ち遅れを広めてしまったのではないだろうか。さらにこんなことで、万博など開催できるのかと思うのだが。