2月23日(金)
世間は3連休だが、わが身は神戸女学院大学へと向かっていく。13時半からアイヌ文化についての北原モコットゥナㇱ先生の講演会が開かれるので、その取材と本の販売へ。阪急門戸厄神駅に昼時に着いたので腹ごしらえのために駅近くの蕎麦屋さんへ入る。メニューを見ると結構いい値。まあ仕方ないかと門戸そばとおにぎりう2個を注文する。お腹も満足したので今度は腹ごなしに岡田山を登っていく。
会場にはまだ誰もいなかったが、本が運びこんであったので開封しデスクに陳列していると北原先生たちが来られたのでご挨拶となる。開会時には100人規模の講義室はほぼ満席となっていた。飛び込み参加者もいたようだが基本、参加予約制なので準備もよくされていた。大学からの授業報告、北原講演、そして対談と予定通り時間が進む中、本の販売とあちこち動きながら録音と撮影を進めて行った。
この数年間、神戸女学院大は「アイヌの学び」に取り組み本も出版し、そして新年度からは「アイヌ語教室」が始まる。少なくともこの関西圏の教育現場では初めての試みではないだろうか。北海道以外の地域で、このようなアイヌについての学習機会が広がっていく社会的・今日的意味は大きいような気がする。
さて講演会後は、西北まで行き北原先生を囲んでおいしいピザ屋さんで懇親会。『アイヌモヤモヤ』の本の内容同様に先生のお話はこれまで余り知らなかったことが多く刺激的な時間となっていった。