戦争はウソから始まる
南スーダン日報問題、米朝会談、ルワンダ、ソマリアから戦争のリアルを告発する!
モリカケ疑惑に日報隠蔽、そして「赤坂自民亭」。どれも国民を愚弄するものだが、私は自衛隊による日報隠蔽が一番罪深いと思う。なぜなら南スーダンでの現実は、派兵されていた自衛隊員が大量に戦死する可能性があった事例で、それを政府は「戦闘ではなく衝突」「ジュバは安全」とウソでごまかしていたのだった。そんな「人命に関わるウソ」を隠すために、あるはずの文書をなかったことにしようとした問題だからである。本書ではとりわけ第1章の南スーダン編をお読みいただきたい。自衛隊宿営地周辺で勃発した戦闘。この事実を広くお伝えしたい(「はじめに」より)。
第1章 日報隠蔽の深い闇〈南スーダン〉
1.隠蔽の闇は深い.
2.紛争と貧困の現場で
第2章 「抑止力」信仰のウソ〈米朝会談と日本〉
第3章 大虐殺の背景にヘイトスピーチ〈ルワンダ〉
第4章 内戦と地球温暖化への責任〈ソマリア〉
◎A5判 94ページ
◎本体 900円
◎8月9日出来予定