病気明け出勤日。やたらと寒い。
8時半、建物の鍵を開けシャッターをオープン。今日から今週末まではこの建物には私のみ。2階のメンバーが全員、〈グアム(戦争を埋め立てた楽園)平和の旅に〉今日出発したから。
とりあえず新聞を取り込み、タイムカードを押して3階の仕事場へ。デスクにある留守中の引き継ぎメモを確認してラジオを入れ、浜村純の声を聴きながら貯まっている郵便物、FAX、その他を順次処理していく。原稿を早く出せ、返信FAXを送れ、留守電を早くかたづけろ、入金処理を急げ、注文伝票を早くまとめろ…と、頭の中から指令が激しく飛んでくる。
おっと、お客さんが来られたら2階ではなく3階へ上がってちょうだいという案内掲示をしなくては。やれやれと思いながら小一時間で片づけ、ちょっと用事で外出。外出時は無人の建物になるので、火の元、電気を確認後シャッターを閉めて、もちろん鍵をかけて出かけた。
帰って来てとりあえずの急ぎの出庫をしようと思ったら作業のための必備品が無い。まあ明日でいいかとあきらめて方針転換。わが体調はまだ完治はしていないようで咳がやたらと激しく出てくる。何件か電話をしながら「ゴホン、ゴホン…」。「大丈夫ですか?」と2人の相手から言われてしまった。「いえ、大丈夫ではないんですよ」と言ったらどんな返事が返って来るのか、ちょっと気になりながら、そのうち一度言ってみる価値はありそうではないかと思ってしまった。
そうこうしているうちに1時も回っていたので、シャッターを開けたまま、50m離れているコンビニに駆け込み、おにぎりとカップ麺を買ってダッシュで帰ってくる。うーん、実に貧しい病気明けの食生活であるとしみじみ思いながらラジオを聴く。
ラジオはMBSである。「こんちわ、コンちゃん」のあの爆発的元気さがうらやましい。この人、病気とかしないんかなあ?
『山登りねこ ミケ』の新刊案内を送ったり、その間買い物に出かけたり(業務用のもの)して、本日のメインである編集仕事に突入、気が付くとこの時間である。
以上、病気明けの静かな1日であった。