まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

最近の読者ハガキから~ありがとうございました。

2009年01月19日 | 読者はがきから

●『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』 神戸女学院大学石川ゼミナール編

 学園都市の9条の会で報告を聞かせていただきました。本の内容も、事例がわかりやすくまとめられていて、「慰安婦」のことについて知る最初のきっかけになると思います。会話形式で問題点が挙げられていたり、写真や絵で説明がされるなどとてもわかりやすいと思います。韓国での「慰安婦」の方はナヌムの家だけでなく他にもいらっしゃると思いますが、そうした方々はどうしていらっしゃるのか、また、他国の「慰安所」についてはどれくらい明らかになってくるのかなど、さまざまな問いが浮かんでくると思います。この先もできる限り、学生さんそれぞれで問題を深めていってほしいと思います。(兵庫県・女性・30歳)

  
●『パソコン〈新聞&ビラ・チラシ〉入門』 機関紙協会大阪編

 アスベスト中皮腫の患者となって4年、新しい活動の1つとして基本から学ぶこと。今年の1年の計画として年末ぎりぎりに届けてもらった。正月から具体的な行動になればと考えています。Ver.7の製品版を手にするには若干の時間が必要です。現在はVer.6を利用しています。(仙台市・男性・60歳)
 

●『この国に生まれてよかったか』生活保護利用者438人命の叫び 全大阪生活と健康を守る会編

 「唯物論と現代 41」の石川先生の論文で書名を知り、直接申し込みました。私の先輩は東京で全生連の活動に参加していますが、時々うかがう地域の人々の生活実態は聞くことがつらくなる現実があります。構造的な国民の貧しさは、決して個々の人々の責任ではないことを告発し、まさに「命の叫び」です。労働運動の論議における観点に、ようやく憲法25条と生活保護法をリンクさせる視点が位置づけられるようになりました。世界標準では。ILOのディーセントワーク(人間らしい労働)の背景に「人間らしく生きることを担保すべし」とする政労使の目標が課題とされていますが、政府と企業もその遵守が必要なのに、あまり批判的には取り上げられません。私は、憲法、生活保護法、最賃法の具現する課題をさらにディーセントリークに結びつける世論作りが必要だと強く思います。(東村山市・男性)


●『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』 石川康宏著
 
 たいへん貴重なご意見を聞かせていただきありがとうございました。ただもう1年早く購入できていれば参院選に間にあっていただろうと思います。「憲法どおりの日本をめざす合意を広げる」ことには大賛成です。6章で「学びの力で社会改革を」というのがありますが、多くの国民が選挙に行かないという現実があります。社会改革の取り組みには、国民が政治に関心を持つようになり、世の中の仕組みがわかり、政治を変える運動に加わることが必要なのです。(広島市・男性・67歳)
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« えっ、そうだったんですか!... | トップ | 『ケアマネ白書』、ただいま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読者はがきから」カテゴリの最新記事