今日は、大阪市会議員福島区補欠選挙応援の日でした。
先ほど引き揚げて来ました。相当の距離を歩いたように思います。まず午前中は戸配のビラまきでした。この間、政党ビラのマンション内への配布に関していくつかの裁判が争われてきています。以前にもこのブログでも書いたように、不当な弾圧そのものなのですが、しかし、やはり現場で実際に配布する時になるとちょっと気を遣ってしまいます。それこそがまさに権力の意図するところなのでしょうが、それにそのまんまはまってしまいました。
戸建ての家に配る場合は何も気にすることはないのですが、マンションへの配布は気を遣いました。最近のマンションはまずオートロック方式なので中に入れません。1軒1軒の玄関ドアへの配布はまず不可能です。どうしても配布しようと思えば、各戸に尋ねて許諾を得てドアを開けてもらって訪問配布する以外にありません。玄関付近の集合ポストは玄関内にある場合と、玄関外にある場合があります。どちらにせよ、警備員や管理人がいる場合がほとんどで、いなくても監視カメラがあるので、なかなかやりにくいものです。またオートロック方式のマンションでなくても、集合ポストの横にはほぼ「勧誘、営業目的のチラシお断り~○○マンション管理組合」などの張り紙があって、これも気になるところです。
なので今日は、マンションで管理人のいるところは許諾を得るようにしました。3つのマンションで管理人にビラを配布していいかどうか尋ねたのですが、最初の2つは断られました。集合ポストの目の前に事務所があるのですから尋ねるしかなかったのですが。まあ基本は紙ゴミになって困るという感じのようです。でも「明日の大事な選挙のビラだから」と訴えると多少は躊躇しながらも、やはり断られました。
管理組合といっても、特に住民たちが相談して決めたことでもないような気もするのですが、どうなのでしょう。住民の知る権利、また配布する側にとっての言論・表現の自由を奪う権利が管理組合にあるはずないのですが、まあ、ここで言い争いして、その上警察がやってきたらまたややこしくなるので静かに引き下がりました。
でもなんと、3つ目のマンションでは管理人さんが「どうぞ、どうぞ、大事なことだから配布してもらってもいいですよ」と言ってくださったのです! なんと、素晴らしい! 感激して思わず話しかけながらビラを集合ポストに入れていました。こういうマンションもあるんですね。そのマンションの管理人さん、ありがとうございました。
さて、午後は2人組で後援会員さんの訪問でした。吉野1丁目を担当、なかなか該当のお家が見つからなくて苦労しながらの訪問でした。マンションも多くある地域でしたが、戦前からの家が今も残っていたりと、いろいろ発見のある町歩きとなりました。とにかくよく歩き、足がすっかり疲れてしまいました。