昨日はJR吹田駅から友人3人と加古川に出かけました。
新大阪で新快速に乗り換えると超満員、大阪でどっと人が入れ替わる隙に1時間の乗車対策に何とか座席を4人分確保して座りました。少しは混雑も解消するかと思ったのですが、引き続き満員状態です。三宮でもう一人乗ってきたので席を譲り、私は立ったまま本を読みながら加古川に11時21分に加古川に到着。
久しぶりの加古川駅は巨大な高架駅に変身していました。以前の駅舎はなかなか洒落た造りの駅で、『近代名建築コースガイド 兵庫・神戸版』(小社刊)の取材できたことがあります。ホームの屋根を支える柱がR状の線路で作られている珍しい駅舎でした。
目指す友人の新居を地図で確認しながら電話、途中まで迎えにきてもらいました。加古川市随一の長い商店街を抜けていくのですが、その商店街の寂れぶりの痛ましさ。近くに巨大なショッピングセンターができたこともあるのでしょうが、とにかくシャッターを下ろしたお店の多いこと、また空き地になった店舗跡も目につきました。
その友人宅も実は元々はこの商店街にあったお店兼住居を改修したものだそうで、家の前の通りも以前はアーケード街でしたが現在はアーケードがなくなり普通の住宅地といった趣の場所となっていました。
さて、家に上げてもらいお祝いの品を渡しながら奥さんと娘さんに挨拶、家の中を見学させてもらいました。その広さにも驚きましたが、それ以上に庭の広さがものすごい。
リビングの窓を開け放つと南側に向けてどーんとまるで保育園の園庭のような庭がのびています。手前に土の庭が広がりその奥に植え込み、さらにその奥に畑です。家庭菜園をしたいと言っていたのでどんな庭かと思っていたのですが、まさかこれほど広い庭だったとは!
積もる話はお昼ご飯を食べながらということで、ビーチパラソルで日陰を作りながらのBQを楽しみました。それから延々と6時間、日が傾き始める時間までお邪魔して、すっかり酔っぱらってしまった体で駅まで向かいました。
ここ加古川では帰りの切符は駅では買いません。駅の真ん前に格安チケットの売店・自販機があるのです。なんと大胆な商売ではないですか! 加古川-大阪間を980円で購入です。来るときは1280円でした。
お金を入れてボタンを押すと封筒が出てきて、あけると3枚の切符が入っていました。加古川-舞子、舞子-灘、灘-大阪の3枚でした。なるほど、こういう買い方なら安くなる訳かあと関心した次第です。
友よ、また来年も来るからその時はぜひ丹波の黒枝豆が採れるように、畑仕事に精を出しておいてくれ~。