心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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ポストカードが出てきた

2017年02月14日 | ほんのすこし
昔、といっても何十年も前の話ではなくて。
パソコンで画像加工をしたり、パソコンで絵を描いたり、といった楽しみを味わっていた頃のこと。
画像加工もできるソフトが前のパソコンは使い勝手がよくて年賀状も写真や絵を加工して作っていた。葉書サイズは案外重宝で、あれこれ作れる。
しかも裏面が印刷に適した用紙になっている葉書やカードが市販されているので、印刷しても遜色ないものが出来たりする。

あの頃にはマウス画を葉書の裏に印刷したりすることもたびたび楽しんだ。
その楽しみが長続きせず、数年その楽しみから遠ざかっていて、今は「印刷する」という行為すら滅多にしなくなってしまった。

先週の土曜日、広げていた絵の道具を片付け始めたときに、ふと思いついて押し入れの中にある絵やそれに関連するものを引っ張り出してみた。もう処分してもいいものはないかなとゴミ袋を広げながらの作業だった。
必要だと思ったものをまとめ、捨ててもよいと思ったものをゴミ袋へ。何度も書き直しした絵も処分した。もう一度飾ってしばらく見てもいいかなと思う絵はそのままにした。
描いたときはいいなと思ったのに、今見ると「なんだこれは」と思えるものが沢山ある。捨ててもいいが、直してもいいなと思えるものは置いた。

そのキャンバスの間から小さな葉書の束が出てきた。まだ未使用のものもある。すでに使用しているのは、裏面に印刷済みでマウス画とか写真。
数枚何気なく見ていると、冒頭のポストカードが出てきた。

懐かしい。
これって15年ぐらい前? それとももっと前かな。
スプリングバンクというお酒を知り合いがイギリスのお土産として我が家にプレゼントしてくれたものだった気がする。それがどうしてこの場所(お店)に行くことになったのかは遙か昔のことなので・・・わからん。
隣のお酒も一緒にそのお店に持っていったのだろう。持ち込んだのはもちろんわたしではない(笑)。
だってわたしは一度もそのお酒を味わっていないのだから。すっかり空になった瓶を見せられたので仕方ないから空瓶だけでもってパチリと写した記憶がある。

さらにこのお酒にはこんな話があったそうな。(違っていたら後で訂正)
このお酒を棚に飾っていたあるとき。地元の文化会館でコンサートがあった夜遅く、HOUND DOGの大友康平さんがこのお店に突然やってきた。そこで棚に飾ってあったこのスプリングバンクに目が行き、マスターに所望した。
「まさかこんな所で(失礼な)こんな上手い酒を飲めるとは」ととっても喜んでくれたとか・・・

飲んだお酒がスプリングバンクだったのかどれだったのかハッキリ思い出せないけど、当時町中では手に入らないお酒だったことは確か。
まああの大友康平さんが飲んだのだからすっかり空になってもいいか、なんて。

このお店にはこうしたひょっこり話が沢山あるようで、珍しい方が来店することもしばしばあるとか。そうした四方山話をうかがうのもまた楽しい。
ポストカードを見ながら、そういえばしばらくお店に顔出していないなあと思った。そろそろ冬眠から目覚めて夜の外出するのもいいかもしれない(笑)。



インスタグラムでちょっと色を変えてみる。
隣のお酒の名前が浮かばない・・・