ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天平 @名古屋市西区・浄心

2021年02月23日 | 名古屋(中村区・西区)

西区浄心にある天ぷらの「天平」へ。創業は昭和42年(1967)とのことなので、もう50年以上の歴史がある。以前から訪れてみたかったが、日曜休みでなかなか訪れることが出来なかった。店は地下鉄浄心駅から北に少し歩いたところにある。大きな建物で、1階が駐車場になっており、店舗は2階に。階段を昇って入口へ。店内は土間に長い卓が1つと掘りごたつ風の小上がり席が3つとこじんまり。年配の夫婦でやっていらっしゃるようだが、厨房の中には割烹着を着たご高齢のお母さんの姿も見えた。口開けの客だったので長卓の端に座らせてもらう。壁に貼られた品書きには”当店自慢・ゲソ天プラ”や”美味しい手作りコロッケ”なども。コロナ禍で中止しているがおでん鍋も置いてある。有名な浦村(三重)の牡蠣も扱っているとのことだが、この日は残念ながら品切れ。本当はこれら単品でビールを飲ってから天ぷらをいきたいところだが…。ここは大人しく「昼天丼」を注文した。

静かで落ち着いた店内(後でテレビが点いちゃったけれど)。奥の調理場で調理が始まる。しばらくして盆にのって運ばれた「昼天丼」には小皿の大根としらたきの煮物、しそドレッシングのかかったミニサラダ、お浸しと漬物、そして赤だしが付いている。「天丼」には海老、南瓜、茄子、芋、人参、大葉などの天ぷらがのってたれがかけられている。このたれがまるで鰻丼のたれのように色濃く、たまり醤油が効いた甘めの味付けなのが珍しい。揚げ立ての天ぷらを頬張り下のご飯を掻き込む。ご飯の量は少なめでたれがしっかりかかっているので、個人的にはもう少したれが控えめな方が好みだが、この組み合わせだもの、抗うことの出来ない旨さがある。対照的に煮物や漬物は薄味。これらとサラダで口を変えながら平らげた。次はぜひ酒有りで訪れたいナ。(勘定は¥850)

 

天ぷら・お食事 天平

愛知県名古屋市西区上名古屋3-15-19

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん てんぺい てんぷら 天麩羅 天婦羅 天丼 定食 )

コメント
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