ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

だるまや @岐阜県関市

2014年02月20日 | 岐阜県(中濃)

Photo

最近拡張されたこのお店の前の道路(国道248号線)を通るたびに気になっていたお店「だるまや」。随分前からあると記憶しているが、創業はいつ頃なんだろう(※)。佇まいがとても自分好み。看板に大きく書かれた文字がなんとも言えずいい。周辺には飲食チェーン店が多く、あまつさえすぐ目の前にセルフうどん店も出来た。昔からあるお店には大変厳しい商環境と言えるが、この店の前の道路脇には少ないとはいえ、いつもしっかり車が停まっていた。(注・以前は店の前の道路に駐車可でしたが、道路拡張のため現在は不可。店の裏に2台駐車出来ます)。(※昭和39年の創業だそうです)

この日は生憎の空模様だったが、店に入ると先客が3組。やはり年輩の方が多い。テーブル席の他に小上がりもある。ひとつの小上がりは異常に狭く、大人ではたぶん「上がれない」(笑)。前は床の間だったのかな? お店は主人と若い衆と女将さんで切り盛りしている様子。自分が入った後にも若い家族が入ってきたりと、昔から地元の人達に愛されている店なんだろう。 

テーブル席に座って、壁に掛かったたくさんのメニューの中から「志の田うどん」を注文。古い店で幾度か見た気がするが、この店のメニューでも煮込みうどんの事を「にごみうどん」と濁点有りで表記している。そういう昔の方言でもあるのだろうか。周りはセットにしてご飯ものを付けている人が多い。しばらくしてうどんが登場。薄い色のつゆに、意外にも細切りのうどん、それに揚げ、葱、かまぼこがのっている。薄い色ではあるがつゆの味は濃い目。白醤油由来だろうか。麺はクタクタな程柔らかく茹でられている。手打ちでこの細切りは珍しいんじゃないかな。細いだけにちょっと喉越しも頼りない。ただ丼物のお供にはいいだろうな、このうどん。次は何を食べてみよう。やっぱり「にごみ」かな。(勘定は¥560)

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だるまや

岐阜県関市東福野町5-23

 

( だるまや食堂 )

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