ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Listen To The Music : The Very Best Of The Doobie Brothers

2018年04月23日 | クラシック・ロック

Listen To The Music : The Very Best Of The Doobie Brothers (1993)

ブリティッシュ・ロックから洋楽に入った自分にとって、ニュー・ウェーヴを除くと70年代のアメリカン・ロックは馴染みが薄く、やっと最近(といっても20年位にはなるが)しっかりと聴きだした感じ。従ってドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)といっても有名曲5曲くらいを各種コンピ盤で聴く程度で、メンバーの顔も思いつかず、名前も後期メンバーのマイケル・マクドナルド(Michael McDonald)ぐらいしか知らない。正直風貌もダサくて(失礼)、大所帯でいかにも田舎臭い感じがして興味が無かった。でもイーグルス(The Eagles)などと共にこの辺りのカントリー・テイストのあるバンドはアメリカでは根強い人気があって、ハイウェイを長時間ひた走る時のかっこうのBGMになっているので(実際そうだった)若い頃の自分には不思議な感じがしたものだ。

このベスト盤も安かったからつい買ったのだが、先の定番5曲以外にはどんな曲があるんだろうという興味もあった。プロデューサーはヴァン・ヘイレン(Van Halen)を手掛けたことでも有名なテッド・テンプルマン(Ted Templeman)。広大な土地を思わせるスケールの大きな音像でいかにもアメリカン・ロックという感じ。マイケル・マクドナルド以降の洗練された音は正直あまりピンとこないが、初期の音はなかなか気持ちがいい。昔から思っていたが、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の「Trampled Under Foot」(1974録音)は、彼らのヒット曲「Long Train Runnin'」(1973)とそっくり(某日本の人気バンドにも同じような話が…)。たぶんペイジ先生がやりやがったんだと思うが(笑)、これらと比べたら最近の盗作疑惑訴訟なんて可愛らしいもの。ま、ブルーズの時代からロックなんてそんなもんだ。

中古店にて購入(¥200)

  • CD (1993/5/7)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import, Best of
  • Label : Imports

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