ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live At The Wiltern (DVD+2CD) / The Rolling Stones

2024年03月30日 | DVD

Live At The Wiltern (DVD+2CD) / The Rolling Stones (2024)

ストーンズ(The Rolling Stones)の2002年11月にロサンゼルスのWiltern Theatreでの公演完全版がCD、DVD化。当時はLicks Tourで、バンド初の試みとして1つのツアーでシアター、アリーナ、スタジアムと色々なフォーマットでライヴが開催され、会場規模に応じて選曲もマニアックにしたりという趣向を凝らしていた。この公演は当時から話題になり、一部の音源や映像は公式に発表されたり、BBCで放送されたりもした。もちろん当時から垂涎のセットリストでブートレグ(海賊盤)の餌食にも(←まんまと買った)。ハコのキャパは2,000人だそう。

今回もというか、最近はみな一緒だが、注文した輸入盤が届く前にネット上で全曲公開…。これ誰が得するんだろう?特に最近のイヤホンで聴けりゃ音質なんか構わないっていう人達は絶対フィジカルで買わずにリッピングするだけと思うが。せめて1ヵ月くらい後にすれば多少なりとも売上は増えるような気がするのだが…。

それはさておき、まずはCDから。この頃で既にオリジナル・アルバムの発表無しでツアーをするというキャリア総括的な意味合いもあったが、いやいやこうして聴くとまだ元気溌剌。メンバーもレアな曲が多いということでかなり試行錯誤が伺える演奏だが、次々と出てくる意外な選曲で、このハコに入ることが出来た筋金入りのファンは興奮のるつぼだったろう。ジャム派生でストーンズらしい曲といえばらしいが「Dance Part.1」なんか、ライヴではかなりまとめにくそうな曲だもんなァ。ゲストにメンバーにとってのレジェンドであるソロモン・バーク(Solomon Burke)が登場したりと特別感も凄い。

映像の方はブートは買っていなかったので、公式に発表されていた何曲かを除いて初見。いやァハコが小さいなァ。これは羨ましい。キース(Keith Richards)は相当気合が入っているようで狭いステージ上を動き回ってジャララーンとやっている。相変わらずミック(Mick Jagger)のパフォーマンスは凄い(当時59歳)。確かに3月の来日時も声が伸びまくっていたもんなァ。今は亡きチャーリーのクールなドラミングも懐かしい。上記の「Dance」の間奏でブラジルの楽器「クイーカ」(←ゴン太くんのアレ)のような音を出していたのはコーラスのリサ・フィッシャー(Lisa Fischer)の裏声だった。これ昔発売されたDVD「Four Flicks」では見逃していたところ。

こうしてリックス・ツアーの頃の演奏を聴いたり観たりすると、キャリア総括だったとはいってもバンドの充実度は最高潮のような気もする。自分はこの翌年のの来日公演で、武道館と大阪ドーム2日間の計3回の公演を観た。武道館は間違いなく生涯最高のライヴ(←自分の興奮状態が・笑)だったし、大阪では”キースぶち切れ事件”があったり、自分の前で酔った観客同士が殴り合って片方が完全にノックダウンしたという事件もあって、その頃の記憶が蘇ってきた。

amazonにて購入(¥3465)

  • Label ‏ : ‎ Mercury Studios
  • ASIN ‏ : ‎ B0CQPK4Q4V
  • Disc ‏ : ‎ 2
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武や @愛知県一宮市

2024年03月30日 | 愛知県(尾張)

いつもコメントを下さる南田神田さんに教えていただいた”あげずし(稲荷寿司)”の店「武や」。店は愛知県一宮市の木曽川町にある。住所を辿って店まで地図アプリに導いてもらうも、これは案内無しでは無理。住宅街の細い路地の奥の広場にポツンとプレハブの店があった。実はこの店、教えていただいた後にすぐ訪れたが、その時は店のご高齢のお母さんに「電話注文の分しか無いでゴメン。」と断られてしまっていた。今回はどうだろう。店に入るとお母さんが「レジが壊れた」とああだこうだやっている(苦笑)。幸い「あげずし」は全種類揃っていたので2つづつお願いした。ずっとお喋りしながら透明パックに入れてくれ、種類が分かるシールを貼ってくれた。勘定してもらうとびっくりするほど安い。

家に持ち帰って妻と半分こ。「あげずし」「わさび」「しょうが」「ごま」「ねぎ」「たくあん」の6種類。どれも細身の俵型で淡い色付きの油揚げ。酢飯の酢加減はやさしめで甘さは強くない。この東海地方の平均的な稲荷寿司のイメージが自分に無いが、この味付けはこの辺りで普通なのかな。興味深い。中でも酢飯がしっかり染まっていた「しょうが」や、大きめに四角く切ったたくあんの入った「たくあん」が良かった。少しづつ味わおうと思っていたけれど、軽いので結局いっぺんに全種類食べ切ってしまう。この倍の数あってもいけそう。(勘定は¥600 ※訪問2月、3月から少し値上げするようです

 

あげずしのみせ 武や

愛知県一宮市木曽川町門間西郷504

 

( 一宮 いちのみや 木曽川町 きそがわちょう たけや あげずしの店 いなりずし 稲荷ずし いなり寿司 持ち帰り テイクアウト )

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